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皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止 していません。ご注意を!

掲示板

※掲示板は、基本的にネタバレ禁止です。ご注意下さい。

  
27589. 作品の追加   メルカトル  2020/07/13 21:56  [新作作家/作品の追加]  


清涼院流水の「トップラン 第4話 クイズ大逆転」を追加しました。


27588. 作品の追加   メルカトル  2020/07/12 21:36  [新作作家/作品の追加]  


岩本隆雄の「星虫」を追加しました。


27587. 作家の追加   メルカトル  2020/07/12 21:34  [新作作家/作品の追加]  


「岩本隆雄」を追加しました。


27586. ペリー・メイスン絶滅の謎について   弾十六  2020/07/12 21:18  [雑談/足跡]  


皆さま、おばんでした。
最近、別のWEB企画(シミルボン)に参加し、そこで「ペリー・メイスン完全攻略」という連載を始めた弾十六です。こことはちょっと違った感じで攻めてみたいと思いますが、上手くいくかどうか… もちろんミステリの書評はこのWEBサイトに書き続けますし、ここに書いた書評の重複登録はしないつもり。(ペリー・メイスンだけ許してくださいね…)
なおシミルボンのプロフィールのサイト欄には、本サイトの私のページを登録したので、ここの読者増にも貢献出来る、かな?
さて、連載を始めるにあたり思い出したのが、タイトルの有名論文。なんかズレてるなあ… と思いつつも概ね合ってんじゃ?大体、絶滅してるってホントだし… と思っていましたが、再読すると見当違いも甚だしい。大体この人ちゃんと全作品を読んでるのかな?(←自分が読んだから自慢げだねぇ)
まず日本の状況で、ドイル、クリスティ 、カー、クイーンと比べて、彼らは生き残ってるのにガードナーだけ絶滅してる、という現状認識。(引用文献の最新が2012なのでその頃の論文と思われる)
イヤイヤ。ドイルとクリスティは世界的にも別格よ。日本におけるクイーン人気は別格だけど、それでも今や全盛期に比べりゃ寂しい限り。カーは絶滅したり生き返ったりで、今は新本格のお陰で結構人気だがこちらも全盛期の勢いは無い。
残ってる残ってないを言うなら、カーター ・ブラウン、エド・マクベイン、クロフツ、ハドリー・チェイス、イアン・フレミングなんかと比べたら?誰が生き残ってる?大デュマのダルタニャン・シリーズですら書店にほぼ無い現状をどう考えるの?
つまり外国文学が売れてないし、売り場も縮小されてる、と言うだけのことだと思う。特にガードナー 、ペリー・メイスンに限った問題じゃないのではないか。
次に米国の状況で、あんなにベスト・セラーだったのに、今や見る影もない、と主張する。
ここでもドイル、クリスティと比べてるが、おいおい日本では比較対象にしたカーやクイーンとは比べないのかい?と言いたくなる。二人とも米国ではガードナーの本が無くなるずっと前に既に忘れられた作家だろう。
米国ではクラシックにならない限り、ベスト・セラーなんてあっという間に忘れられるからねえ…(ミステリ界最高のベスト・セラー作家だったヴァンダインの凋落ぶりを見よ)
とまあ前提条件が完璧に見当違い。なので結論もボケボケだ。
最近、気づいたのだが、ガードナーが日本での人気がイマイチなのは、キャラに対する思い入れが全くないためだと思う。
作者が主人公や脇役に感情移入しないし、キャラ変もいとわないし、登場する被害者や加害者、周りの人間模様に対する同情や興味が非常に薄い。(多分、ご本人がそーゆータイプなんだと思う。砂漠で一人遊んでるのが一番好きなんだもん…) なので、事件解決、無罪放免良かったねバイバイ。悪党は死刑だねサヨナラ。で読後スッキリ眠れるという利点はあるが、記憶には全く残らない。
結局、ガードナーって情がない、という結論になっちゃった。チャンドラーやウールリッチが大好きな日本の愛好家には向かない世界だと思います。(どの作品を読んでも全く泣けません!)
でもアドレナリン出して戦うぞーって気になる良い作品群です。気弱な時に読むと凄く効果あり。(なんか宣伝になってない気がするが…)


27585. 作品の追加   E-BANKER  2020/07/12 18:41  [新作作家/作品の追加]  


夏樹静子の「花を捨てる女」を追加しました。


27584. 作品の追加   HORNET  2020/07/12 17:00  [新作作家/作品の追加]  


辻村深月の「傲慢と善良」を追加しました。


27583. 作品の追加   HORNET  2020/07/12 16:43  [新作作家/作品の追加]  


一色さゆりの「ピカソになれない私たち」を追加しました。


27582. 作品の追加   Tetchy  2020/07/12 00:37  [新作作家/作品の追加]  


ドン・ウィンズロウの「ザ・ボーダー」を追加しました。


27581. 作品の追加   メルカトル  2020/07/10 21:35  [新作作家/作品の追加]  


椹野道流の「無明の闇」を追加しました。


27580. 作家の追加   メルカトル  2020/07/10 21:32  [新作作家/作品の追加]  


「椹野道流」を追加しました。


27579. E・S・ガードナーの100冊完成記念   弾十六  2020/07/10 17:01  [雑談/足跡]  



nukkamさま 初めまして。弾十六です。

100冊目の書評登録、ありがとうございました。

nukkamさまが切り開いていたガードナー未踏の大地を遅ればせながらついていったものとして大変嬉しいです。

私はシリーズもの以外は今のところ手を出すつもりはないのですが、
(大体、20世紀に戻れるかどうか…)ペリー・メイスンは完成させたいと思います。

前回、ガードナーネタでnukkamさまを空さまと間違って記憶していて
ああ、失礼なことをしたなあ、と気になっていたので、ここでお詫びさせてください。
本当に申し訳ありませんでした。
今後ともガードナー道を極めていただきたく勝手ながらご健勝をお祈りいたします。


27576. 作品の追加   Tetchy  2020/07/09 23:56  [新作作家/作品の追加]  


評論・エッセイの「おかしな二人―岡嶋二人盛衰記」を追加しました。


27573. 作品の追加   斎藤警部  2020/07/09 11:37  [新作作家/作品の追加]  


海野十三の「赤外線男」を追加しました。


27572. 作品の編集     2020/07/09 08:20  [新作作家/作品の追加]  


獣木野生の「ナッシング・ハート」を編集しました。


27571. RE:RE:RE:RE:『バティニョールの爺さん』追記   弾十六  2020/07/08 10:34  [雑談/足跡]  


tider-tigerさま

せっかくの渾身のボケを潰すところでした…

> 孤島
こっちは「ハルヒ」の「孤島症候群」のイメージですね…
>『僧正札事件』
こっちは僧正遍照の札を持って死んでた美女の事件… ってそんなのあるか〜い!

ノリツッコミが下手くそですみません。リアルに大阪人と会話すると疲れます… シャイな性格なので…


27570. 『ソーンダイク博士の事件簿1』追記   弾十六  2020/07/08 04:28  [雑談/足跡]  


手を抜いていたアルミニウムの短剣のところをちゃんと書きました。やっと完成です!結構面白い発見をしてると思うので、ぜひご覧ください。

tider-tigerさま

ツボつかれまくりです。北斗の拳なら
『あぎゃべ』
と叫んで爆発するレベル。

実に嬉しいなあ。小姑冥利に付きます…

誤訳は、自分も指摘めいたことをしてるので
基本姿勢を表明したくてタイミングをはかっていました。
ミステリマガジン1984年6月号の書評で、ある翻訳家の正体を発表しなくてはならないので…(もちろん名指しはしません)

今はガボリオと共に19世紀フランスを旅しています。
20世紀に帰ってこれるかなあ… (あっちでコリンズとヴィドックが手招きしています…)


27569. RE:RE:RE:『バティニョールの爺さん』追記   tider-tiger  2020/07/07 21:09  [雑談/足跡]  


弾十六さん、こんばんは。

>>でも、ふと記憶をよぎったのが、googleってサイト内検索の命令セットを用意してたんじゃね?というおぼろげな知識…
ここで私もおぼろげな記憶が……二年ほど前に当掲示板で管理人さんと同じような話をしたことを思い出しました。しかも、管理人さんのお考えに納得して、当の私がgoogleのサイト内検索について言及したのです。……管理人さん申し訳ございません。すぐに忘れる鶏頭でした。

>>孤島
ややこしい喩えですみません。ミステリの世界では孤島にいると必ず殺人事件が発生し、誰もいなくなったりします。だから、ミステリファンは孤島では絶対に油断をしてはいけないのです。翻って日本でもコロナの危険はまだ存在しているので、孤島にいるときと同じように油断をしないようにしましょうという意でした。
ですが、コロナの話をしているときに孤島などと言えば感染の危険がない安全な場所だと感じますよね。
コロナの話をしているときに「孤島は危険だ」という喩えは適切ではありませんでした。

最後に――最後がもっとも長いのですが――弾十六さんの御書評は私の疑問をいくつも解消して下さったことを報告させていただき、この場を借りて御礼を申し上げます。
一つ二つ例を上げますと『ホロー荘の殺人』では以下のような御指摘をされていました。
~p249 あの女[女優]はハリウッド帰りです--新聞で読んだのですが、あそこでは、ときどき射ちあいをやるそうですな: 後段は 「向こうで数本撮影した(shot)」じゃないかな?~
これ、私もなんのこっちゃと思っていたのです。誤訳を疑っていました。ところが、
>>警部のジョーク? 能三さんの訳で大正解。
実は正解だったとは驚きでした。

もう一例だけ。『僧正札事件』
~p249 日本家屋の鬼瓦さながらに(like a japish gargoyle): japishはヴァンス全集中に3箇所用例あり。他の二つはwith a japish smile(grin)。jape+ishの意味らしい。「いたずらっぽいガーゴイルのように」が正解?~
これは弾十六さんの訳されたとおりだと思います。自分もかなり引っ掛かっておりました。あの場面で「鬼瓦」は違和感ありありです。コロンボ警部を見送る犯人とかなら鬼瓦は適切だと思うのですが、僧正のあの場面であのキャラなら絶対に「いたずらっぽいガーゴイル」でしょう。作者の日本知識が浅くて鬼瓦がどのようなものなのか正しく理解していなかったのだと考えておりましたが、弾十六さんの訳を見て腑に落ちました。これしかない! この部分旧訳ではどのようになっているのでしょうか。大昔に旧訳を読んでいるはずですが、まったく記憶にありません。

最後に最近弾十六さんが書評されていた『推理小説の誤訳』これ自分も前に読みました。内容は悪くないと思うのですが、著者がちょっと偉そうで意地悪だなとは感じておりました。

長々とすみません。
今後もいろいろ御教示くださいませ。
ではでは、失礼いたします。


27568. 作品の追加   YMY  2020/07/07 18:50  [新作作家/作品の追加]  


上畠菜緒の「しゃもぬまの島」を追加しました。


27567. 作家の追加   YMY  2020/07/07 18:49  [新作作家/作品の追加]  


「上畠菜緒」を追加しました。


27566. ●おっさん様~「RE:人並由真さんへ 『プレード街』管見」の件で   人並由真  2020/07/07 05:21  [雑談/足跡]  


<※ジョン・ロードの『プレード街の殺人』の内容に多少触れています>

おっさん様
(◇・・様)

こんばんわです。
今回は、詳しい丁寧なご説明ありがとうございます。

> 諸悪の根源は、『本格ミステリーを語ろう![海外篇]』(1999 原書房)における、二階堂黎人氏の勘違い発言だと思います。

……あー、なんというか、困ったモンですねー、という感じです(汗)。
まあ人間だから、勘違いしちゃうこと自体は、仕方がないですが。

ただまあ、こういうヨタ話(もとが勘違いとはいえ)が歳月を経ても
風化せずに生き続けて、webなどでまた21世紀に蔓延しちゃうのは
望ましいことではないですね。
(いつかのサム・スペードはアイヴァに射殺されたのヨタ話
 とまったく同様。)

同じサイトへの参加者として、◇・・さんに失礼を申す気などは
まったくないですが、ご本人が『プレード街』の実作をお読みに
なっているのなら二階堂センセの発言の段階で「あれ?」と
思っていただきたかったです(涙)。
とはいえ、まあ、これも、以前に読んだ作品の細部の記憶が
薄れているところに、もし二階堂センセの発言が
インフルエンスしたという流れなのなら……うーん……。
そのまま「あれ、そうだったかな~うん、二階堂先生が
そういっているのなら、そうだったんだよな」と
思い込んじゃうことなども、ある……のでしょうか。
(まあ◇・・さんご当人がまだ経緯をご表明されていないので、
 現時点で、あまりあれこれ、ものを申すのも
 お行儀がよろしくないですが・汗。)

とにかく今回の件は、他の方のフリ見て我が身を糺せ、ですね。
(すぐに自戒のお言葉を発せられるおっさん様は、さすがだと
ぞんじあげます。)

一応、当方などは、本サイトへの投稿上のマイ・ルールとして
昔すでに読んだ作品でも、レビュー投稿前に再読していない作品、
年単位で昔日に読んだきりで、その後実物を読み返していない
作品の作品単位のレビューは控えるようにしております。
どこに、予期しない落とし穴(勘違い・誤認)があるか
分かりませんので(ガクガクブルブル……)。

あらためまして、おっさん様につきましては
今回のご説明、ありがとうございます。

しかし、くだんの『本格ミステリーを語ろう![海外篇]』は
たしか当方も購読していると思うのですが、
その『プレード街』への二階堂発言のくだりは
失念していますね(汗)。
(もしかしたら、当時の評者がまだ未読の作品への
コメントっぽい箇所は、なるべくみないようにして
その題名が目に入りかけた瞬間、読まないようにして
とばしていたのかも知れませんが。)

そして、こういう情報の出典をさっと提示なされる
おっさん様は、猛者が少なくない本サイトのなかでも、
やはり特に有数の識者だと、お世辞ではなく衷心、実感いたします!
今後ともどうぞよろしく、有難いご指導のほどを
一層、お願い申しあげます。

人並由真 拝



> [ おっさんさんのコメント ]
> 人並由真様 
>  
> パソコンが壊れて買い替える羽目になり……
> 本日、ひさしぶりに「ミステリの祭典」を訪れることが出来るようになった、おっさんです。
> いろいろ面白い展開が、掲示板でもあったようで、参加できなかったのは残念ですが、その代わり(?)今回は、筆者が贔屓にしているジョン・ロードの、『プレード街の殺人』についての、7月3日付けのご書評を読んで、思ったことを、書かせてもらうことにします。
> 横から失礼、ということで、◇・・さんもご了承ください。
>
> 諸悪の根源は、『本格ミステリーを語ろう![海外篇]』(1999 原書房)における、二階堂黎人氏の勘違い発言だと思います。
> いわく 
>  
>  「『プレード街』に関してはまったくよくない。よくミッシングリンク・テーマの傑作みたいなことをいうんだけど、それは嘘です。冒頭に裁判の場面があって(中略)殺されていくわけ。どこにミッシングリンクがあるのかといって何もない。最初からわかってる」
>
> 二階堂さんがいう、「冒頭」の「裁判」というのは、「前篇 犯罪」の第三節「審問」のことでしょうが、完全にストーリーを間違って記憶しています。そして、会談メンバーとして同じ席にいた他の作家諸氏の誰も、その間違いに気づかず、訂正してあげられなかった(+_+)。
> きっと、若き日の聡明な二階堂さんにとって、「プレード街」の、動機に関する伏線は、あからさますぎて、すぐミッシング・リンクのネタが割れてしまったのでしょう。アタマのいい人の悲劇ですね。
> しかし、トシはとりたくないもので、歳月の経過とともに、肝心のお話が曖昧になってしまった。他人事ではありません。
>
> そして、◇・・さんもまた、敬愛する二階堂氏(その文章に、多大の影響を受けていらっしゃるように思えます)の発言がもとで、記憶が改竄されてしまったのではないか、と愚行する次第です。
>
> 出自がスリラー作家であるロードの、ある意味、良さがよく出た佳品が「プレード街」だと、個人的には評価しています。
>
> 妄言多謝。
>
> おっさん拝




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