皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
VOLKSさん |
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平均点: 6.75点 | 書評数: 351件 |
No.31 | 8点 | 時計館の殺人- 綾辻行人 | 2007/08/30 20:25 |
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館シリーズの中でも特に面白い。推理作家協会賞を受賞した作品だけのことはあるので、是非読んでおきたい作品。
この作者の作品は正統派な作品が多いので、とても読みやすく好感が持てる。 |
No.30 | 6点 | クラインの壷- 岡嶋二人 | 2007/08/05 10:58 |
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裏の裏は表と呼べるのか、否か・・・
本来ラストがハッキリしない作品は苦手なのだけれど、これは気にならなかった。 |
No.29 | 8点 | 盗聴- 真保裕一 | 2007/08/05 10:49 |
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長編作として読みたかった作品。
短編では物足りない、というか、勿体ない。 同じ登場人物で別の作品(続編)があれば嬉しい。 |
No.28 | 5点 | スカイ・クロラ- 森博嗣 | 2007/08/05 10:44 |
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ふんわりとした感覚に包まれる感じ。
読後感も悪くない。 ただ、理解するのに時間がかかった。 何度か読み終えた今になっても、きちんと理解出来ているか不安な作品。 映像化前に一読しておくべき。 |
No.27 | 4点 | 震源- 真保裕一 | 2007/07/29 01:17 |
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読み手のコチラが不勉強の為か・・・作品を楽しむことが出来ないまま読み終えてしまったことが残念。 |
No.26 | 7点 | 美濃牛- 殊能将之 | 2007/07/29 01:09 |
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珍しく読み終えるまでに5日間もかかってしまった作品なので、その意味で印象に残っている。
どうにもとっつきにくい作品で、1人目の死体が発見されるページに到達するまでに4日もかかってしまったが、その後はかなりのページ数にも関わらず1日で読み終えられるほどスムーズだった。 本の初めにあった「岡山県に八墓村がないように・・・」という言葉通り、横溝・金田一を彷彿とさせる作品。 このテの作品、好きです。 |
No.25 | 5点 | 黒猫館の殺人- 綾辻行人 | 2007/07/29 00:59 |
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トリックは緩め。
記憶喪失者本人の覚醒よりも、読み手の方が先に記憶を当ててしまうえるくらい。 それでも楽しめたのが不思議。 綾辻ワールドの成せる技か。 |
No.24 | 6点 | 火車- 宮部みゆき | 2007/07/15 18:32 |
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次へ、次へと読ませる語り口は上手い。長編にも関わらず、苦なくスラスラと読み進める。が、その分やはり時間が経ってからの印象が薄い。 |
No.23 | 7点 | 迷路館の殺人- 綾辻行人 | 2007/07/15 18:24 |
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館の造りが見事。隠し通路については、設計者が設計者なだけに「どこかにあるのだろう」という思いを、最初から読み手にきちんと伝えている。その隠し通路がどこにあり、どこに繋がっているのか考える楽しみ=犯人は誰なのか?に繋がる。 |
No.22 | 5点 | 人形館の殺人- 綾辻行人 | 2007/07/15 18:12 |
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人物設定や館自体にあまり魅力を感じることが出来なかったが、館に関しては結果的に「館シリーズ」ではなかったため仕方がなかったのか。謎解きに関しては、読み進んでいくうちに気付いてしまう(割と解りやすいオチ)。それでもラスト、島田が登場した時には作者の思惑通り一瞬見事に、はめられた感も味わえた。 |
No.21 | 6点 | 魔術はささやく- 宮部みゆき | 2007/07/09 00:08 |
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作品へ素直に引き込まれた。宮部作品らしく、素直な文体でとても読みやすい。トリックに関しては…(汗)それでも、なおあまりある魅力が不思議。 |
No.20 | 7点 | 木曜組曲- 恩田陸 | 2007/07/08 23:58 |
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頭の良い女性達の駆け引き、探り合い、そして信頼、それらが見事でとても楽しめた。映画化されているが、そちらも良かった。 |
No.19 | 4点 | 冷たい密室と博士たち- 森博嗣 | 2007/07/08 23:54 |
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前作品同様、S&Nに好感が持てず。主人公に好感が持てない作品ほど読むのが苦痛なものはない。 |
No.18 | 5点 | Φは壊れたね- 森博嗣 | 2007/07/08 23:50 |
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Gシリーズ一作品目。登場人物は使い回しのS&Nが解決するのかと思いきや、その後輩達が主になっている。そのためタッチが軽く仕上がっていてかえって良かった。海月、好感度大。 |
No.17 | 5点 | 殺人症候群- 貫井徳郎 | 2007/07/08 23:45 |
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症候群シリーズ三作品目・シリーズ完結。まだまだ続くのかと少し期待をしたシリーズだったが、主人公の1人が思わぬ行動をとり終了。症候群シリーズの中では一番インパクトのある作品だったが、どろどろ感たっぷりの過激な描写が過ぎ、少々オナカイッパイ気味。 |
No.16 | 7点 | 失踪症候群- 貫井徳郎 | 2007/07/08 23:40 |
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症候群シリーズの一作品目。主人公の男達が非常に魅力的に描かれている。必殺好きだと言う作者と同じ感性を持つ人には好感が持てると思われる作品。ただ、二作目「誘拐症候群」と比べると、インパクトに欠ける。 |
No.15 | 5点 | 被害者は誰?- 貫井徳郎 | 2007/07/08 23:35 |
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気軽に読める短編作品集。軽いタッチの文体で、貫井徳郎独特のどろどろ感はゼロ。 |
No.14 | 7点 | さよならの代わりに- 貫井徳郎 | 2007/07/08 23:33 |
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ミステリというよりもSFっぽいありえない設定の作品ではあったけれど、爽やかな読み口で、貫井作品とは思えなかった。ちょっとこそばゆい感はあったが、そこが新鮮。 |
No.13 | 6点 | 光と影の誘惑- 貫井徳郎 | 2007/07/08 23:30 |
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短編を4作品収納。貫井徳郎独特のどろどろ感がなく読みやすかった。 |
No.12 | 6点 | プリズム- 貫井徳郎 | 2007/07/07 20:57 |
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結局、答えが解らない。正直、こういった作品は苦手なのだけれど、この作品は後味が悪くなかった。貫井徳郎の文体のせいだろうか。 |