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じきるさん
平均点: 6.79点 書評数: 260件

プロフィール高評価と近い人書評おすすめ

No.23 8点 後巷説百物語- 京極夏彦 2022/03/24 17:46
いつもの巷説らしい世界観と、三部作通しての百介の集大成が心に染みます。

No.22 9点 続巷説百物語- 京極夏彦 2022/03/24 17:41
前作に比べて個々の登場人物をより深く掘り下げており、連作としての物語の妙もある。味わい深い素晴らしいエンターテイメントだと思います。

No.21 8点 ルー=ガルー2 インクブス×スクブス 相容れぬ夢魔- 京極夏彦 2021/10/21 13:39
これは『邪魅の雫』の続編とも言える作品ですね。
前半のバラバラな伏線を活かした、後半戦怒涛のストーリー運びは前作を超える面白さです。美緒や歩未のヒーローっぷりに拍車がかかっているのも清々しくて良い。

No.20 7点 ルー=ガルー 忌避すべき狼- 京極夏彦 2021/10/21 13:28
京極風ライトノベルといった作りで、ページ数の割にはするすると一気読み出来る。
真相は百鬼夜行シリーズと繋がりがあり、その点では驚かされましたね。

No.19 7点 巷説百物語- 京極夏彦 2021/10/11 21:39
時代小説風の怪異譚ですが、ミステリに通ずる仕掛けの要素も楽しめます。又市一味のからくりに毎度唸らされました。

No.18 7点 嗤う伊右衛門- 京極夏彦 2021/03/24 17:54
四谷怪談を上手くアレンジした、切ないラブストーリー。

No.17 5点 死ねばいいのに- 京極夏彦 2021/03/21 23:29
序盤は楽しめましたが、結末が透けやすいのに同じようなパターンのお話の繰り返しなので、読み進めるにつれて少し飽きが来てしまいました。

No.16 6点 今昔百鬼拾遺 天狗- 京極夏彦 2021/02/28 21:48
この仕掛けは結構強引なところがあると思うけど、時代を考慮すればギリギリラインには収まっているのかもしれない。
篠村美弥子とオカマの金ちゃんの再登場はシリーズファンとしては嬉しいが、こうなるとやはりエノさん不在が痛いかなぁ。

No.15 6点 今昔百鬼拾遺 河童- 京極夏彦 2021/02/28 21:43
これも主役不在かつミステリの核は小さいので、あくまでサイドストーリーとして楽しむお話か。

No.14 6点 今昔百鬼拾遺 鬼- 京極夏彦 2021/02/28 21:38
敦子も美由紀もまぁ主役を張るには役が重いなぁ。
なんだかんだでお話はそれなりに楽しく読んだけど、サイドストーリーにしたってエノさんや多々良センセイのお話に比べると勢いに欠けるかな。

No.13 8点 今昔続百鬼 雲- 京極夏彦 2021/02/21 14:50
多々良センセイはたしかに腹立つオッサンだけど、相方の沼上との掛け合いが良い味を出してるから面白おかしく読めた。話運びもうまい。

No.12 6点 百鬼夜行 陽- 京極夏彦 2021/02/16 23:41
『百鬼夜行 陰』と同じような性格の短編集。
『鵼の碑』のサイドストーリーも収録されているが、本編が読めるのはいつになるのやら…。

No.11 6点 百鬼夜行 陰- 京極夏彦 2021/02/16 23:38
どんよりした雰囲気のサイドストーリー集。シリーズファンなら読んで損はない。
個人的には「鬼一口」が好きです。

No.10 7点 百器徒然袋 風- 京極夏彦 2020/11/22 00:50
京極流コメディ探偵小説第二弾。
榎木津ファンならこれも必読でしょう。
エチオピヤ人のマスカマダ・カマスカスは流石に爆笑した笑笑

No.9 8点 邪魅の雫- 京極夏彦 2020/11/13 00:57
あまり世評はよろしくないが、個人的には好きな作品だったりする。
細かな視点の切り替え、どこかシリアスな榎木津、薄められた妖怪成分など、このシリーズでは異色作と呼んでもいいだろう。
良くも悪くもオーソドックスな大河ミステリなんだけど、事件の全体像の組み方なんかは京極らしい巧さを感じた。

No.8 5点 陰摩羅鬼の瑕- 京極夏彦 2020/11/13 00:41
核になるアイディアは悪くないし、それなりに読ませるレベルには仕上がってるんだけど、流石にボリュームを膨らませ過ぎたかな。
ダボついた部分を削ってスマートにしてくれればもっと良い作品になったと思う。惜しい。

No.7 7点 百器徒然袋 雨- 京極夏彦 2020/10/20 18:06
百鬼夜行シリーズのファン向けスピンオフ作品とでも言えるだろうか。
榎木津カラーを前面に出せばこういう感じになるよね。京極堂すらいつもよりノリが軽いように思える。本編とは違った魅力を味わえる読み物。

No.6 8点 塗仏の宴- 京極夏彦 2020/09/27 20:22
本格ミステリとしては弱い部分も散見されるが、大掛かりかつ複雑な構成を面白い物語に仕上げてくるのは流石です。

No.5 10点 絡新婦の理- 京極夏彦 2020/08/23 18:41
百鬼夜行シリーズの集大成とも言うべき華やかな大作。作者のストーリーテラーとしての腕が遺憾無く発揮されており、読み終わるのが勿体無く感じてしまう程面白かった。
妖怪と真犯人を一体化させたかのような構造で、物語全体に"理"を張り巡らせるようにしたのも素晴らしい。
満開の桜の中で京極堂と真犯人が対峙するシーンは、シリーズ一の名場面でしょう。

No.4 7点 鉄鼠の檻- 京極夏彦 2020/08/23 18:32
豊富な禅の蘊蓄だけでも随分と楽しめる。
キャラクターも相変わらず魅力的。

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じきるさん
ひとこと
好きな作家
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平均点: 6.79点   採点数: 260件
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