海外/国内ミステリ小説の投稿型書評サイト
皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止 していません。ご注意を!

蟷螂の斧さん
平均点: 6.09点 書評数: 1631件

プロフィール高評価と近い人書評おすすめ

No.11 4点 犯人に告ぐ- 雫井脩介 2011/08/19 07:51
「告がれた犯人側」の心理描写がなく、行動も不明のままの感が否めない。また、犯人逮捕の経緯も簡単すぎて・・・。

No.10 6点 模倣犯- 宮部みゆき 2011/08/19 07:11
宮部作品の中では、印象に残る作品です。ラストにひとひねり欲しいと思いましたが・・・。映画のラストのほうが、逆に印象に残ってしまっています。好みの問題でいたしかたないです。

No.9 4点 火車- 宮部みゆき 2011/08/19 07:03
好みの点で評価が分かれてしまうので・・・。社会派ミステリーとしてはまずまずと思うのですが・・・。

(追伸)東西ベスト第五位の作品。松本清張氏で「社会派」は終わったとの思いがあるので、実はあまり興味が湧かないカテゴリーでした。犯人視点の表現は一切なく、犯人像を浮かび上がらせる手法はうまいと思います。ミステリというよりは「〇〇〇子」という人物の人間ドラマか。

No.8 9点 告白- 湊かなえ 2011/08/19 06:50
暗いストーリーであるが、ラストはかえって爽快感があり印象深い作品。「目には目を」の精神で、どうにもならないストレスを発散してくれた作品。

No.7 6点 流星の絆- 東野圭吾 2011/08/18 21:32
ミステリーとしては平凡であるが、兄弟愛や、犯人(?)の息子に惚れてしまう経緯は楽しく、また、せつなく読むことができた。

No.6 5点 ある閉ざされた雪の山荘で- 東野圭吾 2011/08/18 21:18
本格ミステリーを標榜?していたころの作品としては、平凡であった。設定は面白みがあるが、結末はいま一つという感じ。

(*2019.8追記~ネタバレ~叙述が評価を得ているようですが、それほど驚きを受けるようなものではなかった。久我(探偵役)はくるりと身を翻し、私を指さした。という場面。・・・身を翻し、雅美を指さした。それほど効果があるのかなあ。なぜならば作中「久我の独白」が挿入されており、久我の視点が描かれているから。この部分まで○○○で描いていたら、「アクロイド」張りに10点計上(笑)。)

No.5 9点 イニシエーションラブ- 乾くるみ 2011/08/18 18:07
青春のほろ苦さがなんともいえない。最初、A面B面(目次)を理解しないで読んだので、?マークでしたが、理解できると満足できます。古い小説(ミステリーには分類されない)で「青春の蹉跌」(石川達三氏)を思い出しました。これも「オチ」があります。

No.4 10点 葉桜の季節に君を想うということ- 歌野晶午 2011/08/18 16:37
「そして誰もいなくなった」「オリエント急行の殺人」「本陣殺人事件」は「なるほどそういうことか」と感心。「弁護側の証人」「イニシエーション・ラブ」は「うん???ああなるほど」と感心。これは「えっ~?!そういうことだったの」とビックリ仰天。

No.3 9点 世界の終わり、あるいは始まり- 歌野晶午 2011/08/18 16:17
題名からして哲学的。哲学とは「少し考えること」と、どこかの大学教授が言っていたけれど、これは、たくさん考えさせられました。終わり方もこれで良し。満足です。

No.2 9点 生存者、一名- 歌野晶午 2011/08/18 16:05
きっちりと騙してくれると思いながら読んで、きっちりと騙されました。発想がいい。

No.1 5点 孤島パズル- 有栖川有栖 2011/08/18 15:53
アリスとマリアのやり取りは楽しめた。(ネタバレ)ただ、犯人が殺人をいつ、どういった経緯で計画したのか?。宝物の処分は?。読者の判断に任せるということなのか?。なんとなく、もやもやしています。

キーワードから探す
蟷螂の斧さん
ひとこと
ミステリーは、作家中心では読んでおらず、話題作や、ネットでのお勧め作品を読んでいます。(2013.6追加~本サイトを非常に参考とさせてもらっています。現在は、読後、類似なトリック・モチーフの作品を探した...
好きな作家
ミステリー以外で「石川達三」、短編で「阿刀田高」、思想家で「荘子」
採点傾向
平均点: 6.09点   採点数: 1631件
採点の多い作家(TOP10)
アガサ・クリスティー(53)
折原一(48)
中山七里(34)
松本清張(27)
アンソロジー(国内編集者)(22)
歌野晶午(20)
東野圭吾(20)
島田荘司(20)
西村京太郎(19)
綾辻行人(18)