皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
測量ボ-イさん |
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平均点: 6.25点 | 書評数: 623件 |
No.19 | 6点 | クラスルーム- 折原一 | 2023/10/08 10:12 |
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折原氏らしい作品ですね。
今度は、そう来ましたか… |
No.18 | 8点 | 誘拐者- 折原一 | 2023/03/07 21:22 |
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叙述トリックの名手である氏の意欲作であり、力作です。
単なるありきたりの誘拐ものとは異なる趣向があります。 章によって時制が変わったり語り手が変わったりでいろんな 人物や事実が錯綜し、読者を混乱させます。 そしてスッキリと騙されます 笑 そこが良いところでもあり、人によっては向かないかも。 筆者の場合も、話しの最後に事実が時系列で書いた表があっ たので把握できましたが、これがなかったらいまだにわかっ てなかったかもです。 難点は他の方も指摘のように、ちょっと無駄に人が殺されて る感がありますが、敢えて減点にはしませんでした。 |
No.17 | 7点 | 丹波家の殺人- 折原一 | 2022/01/22 16:17 |
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氏の作品と言えば、つい○○トリックと連想しますが、これは古式ゆかしい正統ミステリーですね。
この話しがもし閉鎖的な村なら、これはもう横溝の世界、十分楽しめました。 従い、採点も甘めで。 (少しネタバレ) 密室殺人めいたのが3つあります。 最初のトリックは僕には既視感がなく、かなり斬新。 2つめのは、雪の足跡トリック。海外の古典名作である、 ○い○○の殺人に少し似てる? |
No.16 | 5点 | 帝王、死すべし- 折原一 | 2020/04/04 09:10 |
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(ネタばれ気味?)
主人公の少年をイジめた人間の正体はさすがに終盤で推測しまし たが、「帝王」の正体は・・・これは後出し感があって判らない ですよね。 他の方も仰っていますが、再読しようという気にはならない 微妙な出来。 (余談) 3月より地元の図書館は閉鎖され、昨日4月も延長との通達が。 読む本がない・・・ しばらく鮎川氏の作品の再読でもするしかなさそうです。 |
No.15 | 8点 | 冤罪者- 折原一 | 2017/12/12 19:36 |
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(ややネタばれ)
氏の長編の中では一番良い出来に感じました。 サスペンス性と意外性、どんでん返しがうまく利いています。 ○○さん=○○さん の一人二役は小生も看破していましたが、いやはや この作品は一筋縄ではなかったです。 採点は甘めですが、最近8点以上を献上していないので久々に。 今年はこれで23作めですか。キリ番500書評まであと少し。 |
No.14 | 6点 | グランドマンション- 折原一 | 2017/09/06 21:59 |
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七編からなる短編集で、事件が同じマンションの異なる居室で起こるという
ユニ-クな趣向。内容はまあまあ。まあ、折原氏だしね。 採点は 基礎点5点+ユニ-クな趣向にプラス1点。 |
No.13 | 4点 | 侵入者 自称小説家- 折原一 | 2016/07/05 20:25 |
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構成は凝っているんですけどね。ちょっと空回り感が。
結末のサプライズ感が乏しいのが物足りなさの要因か? 基礎点5点に、この物足りなさにマイナス1点。 ちょっと辛めかな? |
No.12 | 7点 | 倒錯のオブジェ 天井男の奇想 - 折原一 | 2016/06/12 09:27 |
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作者名だけで、ある程度手の内は判る?方なので、今回はどう来るか
と思って読みましたが・・・なるほど、今度はそう来ましたか。 でもオチを変にひねっておらず判りやすいので、そこを好感して 甘めの採点で。 |
No.11 | 5点 | 倒錯のロンド- 折原一 | 2014/07/21 11:48 |
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叙述トリックといえば、まあその部類なんでしょう。
でもこのオチは正直好きではありません・・・綾辻氏の某作品 を彷彿させますね。 従い辛めの採点となります。 乱歩章に応募する作品の原稿が盗難にあって・・・というプロ ットは非常に面白く、期待感があっただけに残念。 |
No.10 | 6点 | 沈黙の教室- 折原一 | 2014/05/31 13:42 |
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読書中は楽しいものの、読後感はもう一つかな?
基本フ-ダニット作品でしょうが、この真犯人の存在は 完全に存在を忘れていました(苦笑)。 |
No.9 | 6点 | 黙の部屋- 折原一 | 2014/01/03 18:48 |
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絵画の世界が舞台となったユニ-クなミステリ-。
題材となったこの画家の方、実在なんですね。 内容的には5点レベルかと思いますが、ユニ-クな プロットを評価して加点します。 |
No.8 | 6点 | 逃亡者- 折原一 | 2013/12/08 13:48 |
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「追悼者」に引き続きこの作品を読みました。
ボリュ-ムの割りに楽に読めたし、サスペンス小説としては 水準以上ですね。 不満点はラストがちょっと説明不足かな?最後の殺人の必然 性もよくわからないし・・・ と、いう訳で「追悼者」よりやや落ちで評価。 |
No.7 | 7点 | 追悼者- 折原一 | 2013/12/01 12:21 |
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読みやすく、リ-ダビリティは秀逸。
謎の提示及び解決もわかり易く、結末の意外性もあ りました。 不満点は、真犯人及び真相を明かされても何かこう、 やられた感が希薄だったんですよね。 内容的には8点あっても良いのですが、そこで1点 減点します。 |
No.6 | 6点 | 叔母殺人事件 偽りの館- 折原一 | 2013/08/24 16:30 |
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(ネタバレ有!)
○○トリックと判っていても、そこそこ楽しめました。 登場人物の出自についてはさすがに想像つきましたが、 ○○さんと○○さんの一人二役はなるほどでしたね。 |
No.5 | 5点 | 望湖荘の殺人- 折原一 | 2013/08/13 17:34 |
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途中の展開は良かったですが、結末はもう一つかな。
可能性の一つとして考えたものに近く、意外性はなかった ので・・・ 本格よりもサスペンス小説に分類したい一遍 |
No.4 | 6点 | 猿島館の殺人~モンキー・パズル~- 折原一 | 2013/08/10 09:45 |
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孤島で起こる殺人と「どくしゃへの挑戦」・・・いいですねえ。
トリックや真相はやや脱力系なるも、このシリ-ズを知ってる 方ならまず許容範囲なのでは。 |
No.3 | 5点 | 蜃気楼の殺人- 折原一 | 2010/01/03 10:14 |
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(多少ネタばれ有)
トラベルミステリには珍しい叙述トリック作品。 でもこのサイト見ている方なら、展開・結末とも 殆ど読めてしまうのでしょうね。 初心者なら楽しめますが、すれっからしの人には 物足りないものと思います。 採点4点 or 5点で悩みますが、僕は何だか んだでトラベルミステリ好きなので、後者で行き ます。 |
No.2 | 4点 | 「白鳥」の殺人- 折原一 | 2009/12/29 09:40 |
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確かに、2時間サスペンスドラマを彷彿とさせるタネ
あかしですね。 何かこう、ワンパンチ足りない印象。 |
No.1 | 6点 | 七つの棺- 折原一 | 2009/05/16 10:52 |
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カ-の名作「三つの棺」をもじって、過去の密室名作を
意識した(パロった?)作品集です。個人的には「脇本 陣殺人事件」が一番良かったでしょうか?でもこの作品 を読むと、今更ながら密室トリックで斬新なものを考案 する事の困難さを感じますね。 すみません、僕が読んだのは旧作「五つの棺」時代の方 なので、全部の作品は知りませんので。 |