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測量ボ-イさん
平均点: 6.27点 書評数: 615件

プロフィール高評価と近い人書評おすすめ

No.19 6点 クラスルーム- 折原一 2023/10/08 10:12
折原氏らしい作品ですね。
今度は、そう来ましたか…

No.18 8点 誘拐者- 折原一 2023/03/07 21:22
叙述トリックの名手である氏の意欲作であり、力作です。
単なるありきたりの誘拐ものとは異なる趣向があります。
章によって時制が変わったり語り手が変わったりでいろんな
人物や事実が錯綜し、読者を混乱させます。
そしてスッキリと騙されます 笑
そこが良いところでもあり、人によっては向かないかも。
筆者の場合も、話しの最後に事実が時系列で書いた表があっ
たので把握できましたが、これがなかったらいまだにわかっ
てなかったかもです。
難点は他の方も指摘のように、ちょっと無駄に人が殺されて
る感がありますが、敢えて減点にはしませんでした。

No.17 7点 丹波家の殺人- 折原一 2022/01/22 16:17
氏の作品と言えば、つい○○トリックと連想しますが、これは古式ゆかしい正統ミステリーですね。
この話しがもし閉鎖的な村なら、これはもう横溝の世界、十分楽しめました。
従い、採点も甘めで。

(少しネタバレ)
密室殺人めいたのが3つあります。
最初のトリックは僕には既視感がなく、かなり斬新。
2つめのは、雪の足跡トリック。海外の古典名作である、
○い○○の殺人に少し似てる?

No.16 5点 帝王、死すべし- 折原一 2020/04/04 09:10
(ネタばれ気味?)

主人公の少年をイジめた人間の正体はさすがに終盤で推測しまし
たが、「帝王」の正体は・・・これは後出し感があって判らない
ですよね。
他の方も仰っていますが、再読しようという気にはならない
微妙な出来。

(余談)
3月より地元の図書館は閉鎖され、昨日4月も延長との通達が。
読む本がない・・・
しばらく鮎川氏の作品の再読でもするしかなさそうです。

No.15 8点 冤罪者- 折原一 2017/12/12 19:36
(ややネタばれ)

氏の長編の中では一番良い出来に感じました。
サスペンス性と意外性、どんでん返しがうまく利いています。
○○さん=○○さん の一人二役は小生も看破していましたが、いやはや
この作品は一筋縄ではなかったです。
採点は甘めですが、最近8点以上を献上していないので久々に。

今年はこれで23作めですか。キリ番500書評まであと少し。

No.14 6点 グランドマンション- 折原一 2017/09/06 21:59
七編からなる短編集で、事件が同じマンションの異なる居室で起こるという
ユニ-クな趣向。内容はまあまあ。まあ、折原氏だしね。

採点は 基礎点5点+ユニ-クな趣向にプラス1点。

No.13 4点 侵入者 自称小説家- 折原一 2016/07/05 20:25
構成は凝っているんですけどね。ちょっと空回り感が。
結末のサプライズ感が乏しいのが物足りなさの要因か?
基礎点5点に、この物足りなさにマイナス1点。
ちょっと辛めかな?

No.12 7点 倒錯のオブジェ 天井男の奇想 - 折原一 2016/06/12 09:27
作者名だけで、ある程度手の内は判る?方なので、今回はどう来るか
と思って読みましたが・・・なるほど、今度はそう来ましたか。
でもオチを変にひねっておらず判りやすいので、そこを好感して
甘めの採点で。

No.11 5点 倒錯のロンド- 折原一 2014/07/21 11:48
叙述トリックといえば、まあその部類なんでしょう。
でもこのオチは正直好きではありません・・・綾辻氏の某作品
を彷彿させますね。
従い辛めの採点となります。
乱歩章に応募する作品の原稿が盗難にあって・・・というプロ
ットは非常に面白く、期待感があっただけに残念。

No.10 6点 沈黙の教室- 折原一 2014/05/31 13:42
読書中は楽しいものの、読後感はもう一つかな?
基本フ-ダニット作品でしょうが、この真犯人の存在は
完全に存在を忘れていました(苦笑)。

No.9 6点 黙の部屋- 折原一 2014/01/03 18:48
絵画の世界が舞台となったユニ-クなミステリ-。
題材となったこの画家の方、実在なんですね。
内容的には5点レベルかと思いますが、ユニ-クな
プロットを評価して加点します。

No.8 6点 逃亡者- 折原一 2013/12/08 13:48
「追悼者」に引き続きこの作品を読みました。
ボリュ-ムの割りに楽に読めたし、サスペンス小説としては
水準以上ですね。
不満点はラストがちょっと説明不足かな?最後の殺人の必然
性もよくわからないし・・・
と、いう訳で「追悼者」よりやや落ちで評価。

No.7 7点 追悼者- 折原一 2013/12/01 12:21
読みやすく、リ-ダビリティは秀逸。
謎の提示及び解決もわかり易く、結末の意外性もあ
りました。
不満点は、真犯人及び真相を明かされても何かこう、
やられた感が希薄だったんですよね。
内容的には8点あっても良いのですが、そこで1点
減点します。

No.6 6点 叔母殺人事件 偽りの館- 折原一 2013/08/24 16:30
(ネタバレ有!)


○○トリックと判っていても、そこそこ楽しめました。
登場人物の出自についてはさすがに想像つきましたが、
○○さんと○○さんの一人二役はなるほどでしたね。

No.5 5点 望湖荘の殺人- 折原一 2013/08/13 17:34
途中の展開は良かったですが、結末はもう一つかな。
可能性の一つとして考えたものに近く、意外性はなかった
ので・・・
本格よりもサスペンス小説に分類したい一遍

No.4 6点 猿島館の殺人~モンキー・パズル~- 折原一 2013/08/10 09:45
孤島で起こる殺人と「どくしゃへの挑戦」・・・いいですねえ。
トリックや真相はやや脱力系なるも、このシリ-ズを知ってる
方ならまず許容範囲なのでは。

No.3 5点 蜃気楼の殺人- 折原一 2010/01/03 10:14
(多少ネタばれ有)

トラベルミステリには珍しい叙述トリック作品。
でもこのサイト見ている方なら、展開・結末とも
殆ど読めてしまうのでしょうね。
初心者なら楽しめますが、すれっからしの人には
物足りないものと思います。
採点4点 or 5点で悩みますが、僕は何だか
んだでトラベルミステリ好きなので、後者で行き
ます。

No.2 4点 「白鳥」の殺人- 折原一 2009/12/29 09:40
確かに、2時間サスペンスドラマを彷彿とさせるタネ
あかしですね。
何かこう、ワンパンチ足りない印象。

No.1 6点 七つの棺- 折原一 2009/05/16 10:52
カ-の名作「三つの棺」をもじって、過去の密室名作を
意識した(パロった?)作品集です。個人的には「脇本
陣殺人事件」が一番良かったでしょうか?でもこの作品
を読むと、今更ながら密室トリックで斬新なものを考案
する事の困難さを感じますね。
すみません、僕が読んだのは旧作「五つの棺」時代の方
なので、全部の作品は知りませんので。

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測量ボ-イさん
ひとこと
このサイトを知ってから2年くらい経ちますが、
ようやく自分で書評を書いてみようという気になりました。どうぞ宜しくお願いいたします。
好きな作家
島田荘司(初期作品は殆ど読んだ)、鮎川哲也(氏の長編22作はコンプリ-ト)、有栖川...
採点傾向
平均点: 6.27点   採点数: 615件
採点の多い作家(TOP10)
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