皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
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makomakoさん |
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| 平均点: 6.16点 | 書評数: 937件 |
| No.937 | 7点 | 密室の如き籠るもの- 三津田信三 | 2026/09/26 07:57 |
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| ほかの方も述べられているように、私も三津田氏は長編のほうが良いように思えます。
一つの理由として本格推理でなく変格推理と称しているように、探偵による謎の解明が本格推理としては完全でない状態で事件解決としているところでしょう。 ほとんど理論的ではあるが、一部雰囲気で押してしまっているところがあるようなのです。 毎回実に魅力的というか不思議な殺人事件が起き、これを理論だけで解明はできないと思われるのを何とか解決となると、やはり無理が生じるのでしょう。 そこを怪奇的な雰囲気で推し進めて読者に納得させるところがあるため、短編だとそこまでの雰囲気が出しにくく骨子だけが提示されてしまう。 そうなると解決がちょっとなあ、となるのではないかと思っています。 短編と中編が入っていますが、やはり一番長い表題の作品が良かった。ちゃんとどんでん返しもあるし。 でもこれも純粋に推理だけで行くとかなり無理があるところがあるのですが、少し長いだけに雰囲気も出ていて、何となくこれでよい、といった気分となりました。 |
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| No.936 | 3点 | 名探偵ジェリコ- ウィリアム・ハッセー | 2026/09/19 10:46 |
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| ラジオでおすすめ作品とのことで購入したが、これは私には合わなかった。
ハードボイルド的要素が強く、出てくる人物にも全く共感ができない。 嫌な感じの小説としてしか読めませんでした。 |
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| No.935 | 8点 | 幽女の如き怨むもの- 三津田信三 | 2026/09/13 07:41 |
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| この作品はこのサイトでも評価が分かれているようですが、私は好きです。
いつもは名探偵で作家の刀城がおどろおどろしい雰囲気に包まれた村を訪れて事件にあうのですが、今回はまったく違った設定となり始めは惑いました。 読んでいくと遊郭の内情を描いた日記や女将となった人のお話は興味深く、かなり長いお話いを無理なく読ませる内容でした。 探偵がなかなか出てこない。本を見るとどうも最後のほうにちょろっと出てくるみたいなのでどうなることかと思っていましたが、最後にはいつものようにめでたく大体解決となりました。 この話の長さと初めの建物の見取り図などはあんまり推理に必要なものではなかったりなど、本格推理ものとして少し異色?なところが気に入らない方もおられるのでしょうね。 |
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| No.934 | 7点 | ヴァンプドッグは叫ばない- 市川憂人 | 2026/09/09 16:56 |
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| このシリーズはもともと現実世界からちょっとひねった、パラレルワールドのお話となっているのですが、本作品はことにそれをうまく利用したエンターテインメントであり本格推理もどきでもあります。
ある面で実に都合が良い設定ですが、それをずるいと思わせないのが作者のすごいところなのでしょう。 アリバイ崩しなんかでは、こんなのインチキだといわれかねない設定なのですが、読んでいるとそんな感じを受けないのです。 お話のスケールも大きく、ついに日本でも欧米の劣らないエンターテインメントが書ける作家が登場したと感じさせます。 登場人物も一人日本人風の人物以外は全員外国人風。その日本人も性格は全く欧米人の感覚です。 スケールの大きなエンターテインメントの中に本格推理を混ぜ込んでいるのですから、こういった作品が好きな方には楽しめること請け合いでしょう。 |
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| No.933 | 7点 | ハウスメイド3 最後の秘密- フリーダ・マクファデン | 2026/08/29 07:58 |
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| ハウスメイドの第3弾。これが完結編(といっても一作ずつ完結しているのですが)です。
ミリーも結婚して二人の子供を持つ主婦となり、かなり無理して購入した家に住むといったシチュエーションとなっています。 初めのうちは近所の人達との交わりを描いていきます。 ほかの方もおっしゃっておられますように面白くないことはないが退屈でもないといったお話が結構長く続く。 このシリーズはいかにも女性が書いた小説といったところが多くみられ、これが私にとっては興味深かったりめんどくさかったり。 なかなか事件が起きないなあと思った頃にようやく殺人事件が勃発し、ここからは テンポが速まり、最後にはどんでん返しも待っています。ここらはかなり面白い。 初めのややめんどくさいお話がないとあとの展開とはなりにくいので、必要な退屈部分だったのでしょう。 |
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| No.932 | 5点 | 地雷グリコ- 青崎有吾 | 2026/08/22 13:07 |
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| このサイトでの評価が高いのにこんな点数で申し訳ありません。
評価が高いのは純粋な推理をすることやそれを読むことが好きな方が評価されている傾向にあるからではないかと思います。 もちろんこの本を手に取って読もうと思う方は、たいていは本格推理が好きでその中でも精緻な推理方法を好む方なのでしょう。 私も作者の精緻な推理を好むものなのですが、解説の小川哲さんも書かれていますように、ゲームに関して文章だけで勝負する小説だとどうしてもわかりにくかったり、私のように感覚的に読み飛ばすものにはルールの理解がしずらいのです。 そのために説明がされてはいるのですが、これが結構こみいっていてきちんと読まないとその後の展開の理解ができません。これがなかなか面倒なことでした。 ドラマや映画なんかでしたら、もっと面白く楽しめそうです。 |
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| No.931 | 8点 | ルームメイトと謎解きを- 楠谷佑 | 2026/08/15 07:18 |
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| 全寮制高等学校の自殺事件とその後における殺人事件のお話です。
初めにすっきりした性格の主人公と癖があるが頭の切れる友人の出会いが、なかなか面白い。初めはなんて嫌な奴と思っていたのが、いつの間にか親友となっていくところは読んでいて心地よいのです。 殺人事件はある面での密室となり、犯人は主人公たちが住むあすなろ荘の住人に限られるように見えるが、捜査と推理の結果すべての住人が犯人から除外されてしまう。読み手は住人に犯人がいてほしくないような(一部嫌な感じのやつもいるが--これは作者がわざとふりまいたえさでありそうなことはわかるのですが)、でもそうでなくては不可解な事件が解決しないように見えるのです。 殺された犯人は権力をかさに着た嫌われ者。 何となくオリエント急行やそして誰もいなくなったなどを思わせる設定です。 そして犯人はこれら古典的名作とは違った形で提示されます。その時にようやくわたしはきちんと伏線が貼ってあったと気づいたのですが、すでに遅しで作者の罠に完全にはまったしまいました。 読後感も良く素敵な小説でした。 ぜひシリーズ化を。 尚ちょっとだけ不満な点を。多少のネタバレがあります。 ダメ推理に出てくるターザンのように木を伝って逃走したという推理は「案山子の村」でもダメ推理として出てきたもので、たとえくずの推理でも同じものを使うのはどうかと思います。 もうひとつ。 被害者が権力をかさに着て傲慢なことをやっていたのなら、被害にあった後には当然権力者の親がうるさく口出しして話の展開に大いに影響を与えると思われるのですが、そういったことが一切語られていないのはちょっと違和感がありました。 これがちょっと減点の理由です。 |
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| No.930 | 6点 | 忌名の如き贄るもの- 三津田信三 | 2026/08/08 10:52 |
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| 久しぶりに三津田氏の作品を読みました。
ちょっとこのシリーズから離れていたせいか、はじめの何とも言えない臨死体験あたりは何となく凡調な感じがしました。 私自身ホラーだけの作品があまり好きでないせいかもしれません。 でもホラーと本格の融合したような作風は結構好きです。 したがって途中ぐらいからはなかなか興味深く読みました。 二転三転する推理はなかなか面白いのですが、今回の取材ノートの絵がいつもより狭くて詳しくないため、事件が起きた状況が絵を見て理解することができにくかった。尼聞家や銀鏡家の位置がわかる村の絵などが入っていたらよかった。 私はこのシリーズでは結構絵を見て理解していたところがあったようです。 |
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| No.929 | 6点 | グラスバードは還らない- 市川憂人 | 2026/08/02 14:44 |
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| マリアと連シリーズの3作目。
最初からとんでもない展開となっているので、これがちゃんと解決するのか心配になるぐらいですが、さすが頭脳明晰な作者だけあってちゃんとした解決となっています。 ただこのシリーズすべてにいえることですが、ことにこのお話ではほとんど解決に至っていないと思われるマリアが突然トリックの解決から、それに至る経過まで見破てしまうといったところがあまりに不自然な感じがします。 それまでいかにもダメ推理していた人間が突如目覚めて真相を解決。 ちょっと変な感じですね。 少しずつ推理を重ねていって最終的にこうした結論に至ったというところがほぼないので、試験で問題を提出されて答えがわからないところで、正解を見せて頂いたといった感じになりました。 |
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| No.928 | 5点 | 鏡の中は日曜日- 殊能将之 | 2026/07/29 07:15 |
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| 過去と現在が混在する筋立てです。
本格ものでは時々ある形でこれ自体は問題がないのですが、最終的なトリックがあまりにしょぼい。 お話の続編のような二つの短編も入っているのですが、これがないとこの長編小説が尻切れトンボのようでもあります。 残念ながらこの短編はあまり感じがよくないなあ。 以前注目していた作家さんでしたが、私にとってはあまり感心しない出来でした。 以下ちょっとネタバレ まず絶対の間違いは被害者の胃に睡眠薬が発見されたから被害者は熟睡していたというところ。これってまだ薬が胃から吸収されていないのだから効いているはずないと思われるのですが。作者が生きていたら絶対書き直してほしかった。 さらに密室殺人のトリックはほぼ無理そうな確率でのお話なのでかなり白けてしまう。 |
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| No.927 | 7点 | ブルーローズは眠らない- 市川憂人 | 2026/07/25 06:42 |
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| 前作の出来からかなり期待して読んだのですが、まずまず期待を裏切らない内容でした。
青いバラというのは非常に作るのが困難ということは聞いていましたが、これをネタにこんな話を作った作者の力にまず敬服します。 お話の初めの内はどうももう一つ何が言いたいのか不明なところもあるのですが(これは本格ものでは当たり前ではあります)、次第に意外な展開となります。 最後はああこんなお話だったのかと、見事に作者にしてやられました。 私の好みとしてはジェリーフィッシュのほうがちょっと好きかな。 以下ちょっとネタバレ気味、 登場人物の性別が不明なところがありました。これも伏線といえば伏線なのでしょう。 |
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| No.926 | 7点 | 案山子の村の殺人- 楠谷佑 | 2026/07/18 08:42 |
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| 本格長編推理小説のほぼすべての要素を含んだ作品です。
トリックや推理の要素を楽しむ方なら最適の小説と思います。 作者は細かいところまで精緻に考え抜いてトリックを案出したようです。パズル型の小説としても良いのでしょうが、そうすればもっと短いお話となってしまう。 そこで長編とするには田舎の要素やちょっと怪奇な要素などを盛り込み、怪しげな人物も登場させてといった作業を加えて味付けしたのでしょうか。 そういったものがしっかり入っているのですが、読んでいると明らかに「味付けしましたよ」といった感じが否めませんでした。 作者にはもっと自然でしかもおどろおどろしい感じの作品を望みたいですね。 私の好みに合うお話でしたので、ちょっと贅沢なの要求をしてしまいました。 次の作品を期待します。 |
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| No.925 | 8点 | ジェリーフィッシュは凍らない- 市川憂人 | 2026/07/11 07:28 |
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| クローズドサークルの本格ものです。
クローズドサークルは推理小説では時々お目にかかるものですが、犯人が消えてゆきだれもいなくなってしまうところはまさに「そして誰もいなくなった」でした。 謎の解明でもあまり無理がない。綾辻氏がその手があったかと書いているように見事にしてやられました。 久しぶりに読んでいてワクワクするような小説でした。作者は素晴らしい能力の持ち主のようです。シリーズを読み続けます。 書評などを見るとこのシリーズは評価が高いようですので楽しみです。 一つ不満。 登場人物のせりふで、だれが喋っているのか不明なところが何か所かありました。確かにいちいち誰それが言ったと付け加えるのはあまり面白くはないのですが、誰が言ったか不明というのはやはり気持ちがよくはないです。作者は映画のような画像をイメージして書いておられるのかもしれませんね。 |
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| No.924 | 7点 | あなたへの挑戦状- 阿津川辰海 × 斜線堂有紀 | 2026/07/11 07:14 |
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| かなり作風が違う二人の推理小説家によるこういった企画はなかなか面白い。
私の好みからすると阿津川氏しの作品のほうが本格ものらしく、とんでもない発想もあり面白かった。 斜線堂氏の作品はお話自体に色々と無理が重なっているようです。 もちろん両方とも現実からいえば全く無理なお話ではあるのですが、阿津川氏の「水槽城」はいかにも本格ものの世界でのお話として読めたのですが、斜線堂氏の「ありふれた眠り」は、犯人が早い段階で限定されどうしてそんな行動をとったかというところが共感しがたかったため、無理なお話と感じてしまったものと思います。 |
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| No.923 | 4点 | 袋小路くんは今日もクローズドサークルにいる- 日部星花 | 2026/06/20 07:55 |
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| 先祖の呪いで事件に巻き込まれやすく、巻き込まれるとその周囲がクローズドサークルとなり解決しない限り脱出できないという、とんでもない想定のお話です。
なかなかのことを考えるなあと感心します。 これならかなり自由に推理小説が描けそう。 何度か事件が学校で起きます。それも殺人事件まで起きてしまいます。 連作物のようでもあり、最終場面ではどんでん返し様のお話ともなっています。 これだけからみたら新しい本格ものの世界を切り開いたようにもみえるのですが、いかんせん話の中身がかなりしょぼい。 さらに高校生が学校で殺人事件に巻き込まれ、犯人も周囲に登場する高校生らしいなんてことになるといよいよ大変です。 以下ちょっとネタバレ 登場人物がとてもそんなことをやるとは思えないような性格に描かれているため、真相が暴露されると強い違和感を感じました。 こんな犯罪をやるような人物なら全体がそれなりに変な集団とするか、作者の駒のように人格があまり描かれないようにしないと。普通の高校生が普通に行動していて突然殺人犯でしたと言われてもふつう信じられませんよね。 |
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| No.922 | 5点 | ラブカは静かに弓を持つ- 安壇美緒 | 2026/06/14 08:52 |
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| 読んで気分が悪いといったことがなく読後感も悪くない小説ですが、私にはあまり心に響きませんでした。
音楽に関してはそれなりの描写があるのですが、登場人物の外見が美人、長身など当たり前の表現しかないので、ことに女性の魅力に欠けると思いました。 女性の作家さんなので男性が感じるような感覚の表現は難しいのでしょうか。 唯一うまく描けているのがチェロの先生の浅葉さんです。この人は単純でなかなか素敵です。 主人公も結構めんどくさい性格で(社交障害?)、これが変化していく様子がお話の進行とともに進んでいくのですが、まあこんなもんでしょうといった感じです。 意外な展開といえばそうですが、評価は主人公のうじうじさが好みかどうかにかかるのでしょう。 |
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| No.921 | 5点 | ダ・ヴィンチの翼- 上田朔也 | 2026/06/06 19:23 |
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| この作品はファンタジーなんです。ファンタジーならもっとウキウキする感じが欲しいところ。
読んでいて悪くはないのですが、すごく魅力を感じるということもなかった。 ドラゴンクエストのストーリーだけを読んでいるといった感じでした。 RPGゲームは好きなのですが、ゲームがないお話だけだともう一つということとなってしまう。 小説としもっと魅力的になりそうなのですが、残念ながら何かが足りない。 |
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| No.920 | 6点 | 馬鹿みたいな話! 昭和36年のミステリ- 辻真先 | 2026/05/15 07:42 |
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| いきなり殺人があった後に悲し長いこと昔のテレビ局の内情のお話が語られる。
私のようにお笑い三人組やバスどおり裏などをリアルに見ていたものにとっては、ほとんどが故人となってしまったなつかしい俳優たちの話題と共に楽しく読めるのだが、若い読者にとってはちょっと長すぎて退屈するかもしれません。 作者は同郷の同学の先輩でもあり、そちらのお話も私にとっては興味深いものでした。 ただテレビ局特有の何とかディレクターの略語がたくさん出てきて、実際に何をやる職なのかがとても分かりにくかった。 肝心の殺人事件では現場の略図が乗っているのだが、被害者の位置が示されていないのでどのように事件が展開したのかがもうひとつわかりにくかった。 |
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| No.919 | 4点 | 汚れた手をそこで拭かない- 芦沢央 | 2026/05/06 07:23 |
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| みなさんの評価が結構高いのに申し訳ありませんが、私はこういったお話は合いませんでした。
主人公が暗くてうっとうしいお話。特に「ただ運が悪かっただけ」で殺される中西などは読んでいても嫌になってしまうことばかり。それが延々と繰り返される。あーいやだなあ。こんな話読みたくないよ。といった印象でした。 |
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| No.918 | 7点 | 君の望む死に方- 石持浅海 | 2026/04/28 21:22 |
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| かなり変わった設定でのお話。
こんなことがありうるとは思い難いのだが、本格推理はもともと思い難い設定で成り立っているともいえるのでそれは許しましょう。 素直にお話を読んでいくと精緻な理論で構成され、これを論破するさらに精緻な理論といった感じがするのですが、実は探偵碓氷優佳の理論はシャーロックホームズの理論と似ていて、感覚的な一つの可能性に過ぎないものを決定的な証拠としてしまうところがあるように感じます。 作者が意図するように素直に読んでいく読者ならすごく精緻な感じがしするでしょうが、ちょっと待てよと思う様な人にはちょっと強引でうまくいきすぎといった感じがするかもしれません。 私は素直に騙されるほうなのでちょっと違う可能性もあるがなあと思いつつも、楽しく読みました。 |
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