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[ ハードボイルド ] 心では重すぎる 佐久間公シリーズ |
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大沢在昌 | 出版月: 2000年11月 | 平均: 6.00点 | 書評数: 1件 |
文藝春秋 2000年11月 |
光文社 2003年01月 |
文藝春秋 2004年01月 |
No.1 | 6点 | kanamori | 2010/05/28 20:24 |
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舞台が新宿なら警察ハードサスペンス、六本木なら軽ハードボイルドという一応の棲み分けが出来ている著者の小説。ということで正統派ハードボイルド佐久間公シリーズ第6作の舞台は渋谷です。
単行本で750ページの大作で、出版時はおそらく「読むには重すぎる」なんて言われたことでしょうね。 漫画界を中心に若者サブカルチャーの話題が満載されていて、ちょっといままでと勝手が違いますが、読み進めればいつもの大沢節が味わえます。主人公は作者の分身のようで、その主張はオジサン臭い感じも受ける。佐久間公もそれだけ年齢を重ねたということでしょうか。 |