海外/国内ミステリ小説の投稿型書評サイト
皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止 していません。ご注意を!

[ 本格 ]
亀は死を招く
エリザベス・フェラーズ 出版月: 2020年02月 平均: 6.00点 書評数: 1件

書評を見る | 採点するジャンル投票


論創社
2020年02月

No.1 6点 nukkam 2020/02/27 21:34
(ネタバレなしです) 1950年発表の本格派推理小説で舞台は地中海沿岸のフランスの港町、第二次世界大戦の傷跡が人々の心や生活に残っています。ホテルに集まった様々な国籍の人々が多彩に描かれ、やがて悲劇が起きます。地味な展開ながらも揺れ動く人間ドラマが退屈をぎりぎりで回避しており、サスペンスがじっくりと醸成されます。解決がかなり唐突感があるのと(ネタバレなしで説明しにくいですが)殺害トリックに感心できなかったです(確かピーター・ラヴゼイも使っていたような)。


キーワードから探す
エリザベス・フェラーズ
2020年02月
亀は死を招く
平均:6.00 / 書評数:1
2019年09月
魔女の不在証明
平均:5.00 / 書評数:1
2016年05月
灯火が消える前に
平均:6.00 / 書評数:2
2016年03月
カクテルパーティー
平均:6.00 / 書評数:3
2007年03月
嘘は刻む
平均:6.00 / 書評数:3
2006年02月
ひよこはなぜ道を渡る
平均:5.75 / 書評数:4
2002年08月
その死者の名は
平均:5.00 / 書評数:5
2000年09月
さまよえる未亡人たち
平均:5.50 / 書評数:2
1999年12月
細工は流々
平均:5.50 / 書評数:4
1998年12月
自殺の殺人
平均:6.50 / 書評数:6
1998年09月
猿来たりなば
平均:6.29 / 書評数:7
1956年01月
間にあった殺人
平均:5.00 / 書評数:1
1955年09月
私が見たと蠅は言う
平均:5.80 / 書評数:5