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ミステリの祭典

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Nakatzさんの登録情報
平均点:7.20点 書評数:30件

プロフィール| 書評

No.10 10点 殺人鬼
綾辻行人
(2001/05/11 17:35登録)
「仕掛け」を知っていながら、何度か読み返しました。(笑)
自分の好きなフィールドであるためか、「これでもか」ってくらいに描写がどぎつい。これもスプラッタへの愛情があればなせる技。そこへ、ちょっとしたトリックを織り交ぜることで、ミステリとしてもぎりぎりの所で残っている。A級のエンタテインメント作品。


No.9 4点 殺人鬼2
綾辻行人
(2001/05/11 17:30登録)
ただのスプラッタ、という感じでした。
別にスプラッタ系が嫌いなわけではないけれど、前作が
あっただけに、それだけでは物足りない。


No.8 7点 名探偵の掟
東野圭吾
(2001/05/11 17:26登録)
ミステリにありがちな手法を揶揄しているようにも見えるけれど、ただその根底にはミステリへの愛情があるわけで。
なかなか笑わせていただきました。


No.7 7点 慟哭
貫井徳郎
(2001/05/11 17:23登録)
おおよそは予想していたけれど、それを少しばかり越えた展開。もちろん、やられました。


No.6 5点 塗仏の宴
京極夏彦
(2001/05/11 17:20登録)
読み応えはあったけれど、ラストがいまいち。
続編を期待させる効果もあるけれど、このシリーズにおいては手法が陳腐。


No.5 7点 百鬼夜行 陰
京極夏彦
(2001/05/11 17:18登録)
妖怪とは、人間の心が生み出すもの。
そんなことを考えさせられた作品ですね。


No.4 7点 龍臥亭事件
島田荘司
(2001/05/08 00:33登録)
一種の「館」ものと言えるでしょうが、やはりどちらか
と言えば「社会派」に類すると思います。
作品の性格上、石岡和己を探偵役に据えたのは正解でしょう。
御手洗だったら、作品のテーマを無視してすぐに解決するだろうから。


No.3 9点 異邦の騎士
島田荘司
(2001/05/08 00:26登録)
御手洗シリーズの中だと、時系列的には古い部類に
入りますね(一番古い、とは言えなくなった)。
その分、他の作品にはない「熱さ」が感じられます。
ラストには、目頭が熱くなります。


No.2 9点 匣の中の失楽
竹本健治
(2001/05/04 00:38登録)
ミステリという物語(=世界)にあろうとする登場人物たちと、それを否定し、彼らをそこから遠ざけようとする物語の流れ。互いのベクトルの相克がここにある。


No.1 8点 絡新婦の理
京極夏彦
(2001/05/04 00:31登録)
この作品が出て以来、「幾つかの事件があり、しかもその事件の何れもが全て独りの人間によって仕組まれたものだった」、という傾向をもつ作品が多くなったように感じたのは、僕だけでしょうか?

それが事実かどうかはさておいて、やはり以降のミステリに多大な影響を与えた作品であることは確かでしょう。

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