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ミステリの祭典

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測量ボ-イさんの登録情報
平均点:6.25点 書評数:631件

プロフィール| 書評

No.11 8点 危険な童話
土屋隆夫
(2009/05/04 10:08登録)
読んだのは20年以上前ですが、単純でも斬新なトリックで楽
しめました。子供の頃に読んだ推理パズルで、この話しのメ
イントリックと同じネタを扱ったものがありましたが、どう
もそちらがパクリだったようですね。


No.10 10点 時計館の殺人
綾辻行人
(2009/05/04 10:03登録)
(多少ネタバレ有)
次々と人が殺されていき、いくつかの謎が提示されますが、
その全てに合理的解決がなされる秀作です。
謎が解き明かされた後、被害者の一人のセリフ「何、これ?」
の意味が判って驚愕した覚えがあります。
綾辻氏の作品群では文句なしのNo.1です。


No.9 8点 11枚のとらんぷ
泡坂妻夫
(2009/05/03 18:10登録)
30年以上前に書かれた古い作品ですが、縁がなく読んだのは
つい最近です。でも楽しめました。
「作中作」という趣向は当時の作品としては珍しく、そこに
事件解決のヒントがさりげなく書かれている伏線の張り方が
絶品です。
作者泡坂氏は最近亡くなられたそうで、ご冥福をお祈りいた
します。


No.8 10点 双頭の悪魔
有栖川有栖
(2009/05/03 16:57登録)
世間の評価通り、有栖川氏の最高傑作だと思います。3度に
わたる「読者への挑戦」、好きな人にはたまらないでしょう
ね。謎解きの論理もしっかりしています。
僕は基本的に、火村ものより江神ものの方が好きなのですが、
江神ものは作品数が少ないのが難点です。

(2012.7.28 追記)
最近再読。う-ん犯人判ってて読んでも面白い(笑)
でも第三の殺人など、犯人判っててもどうやって真犯人を
絞り込んだのか思い出せなかった・・・
でもいい作品です。一発トリックではなく、ロジックで
犯人を絞り込むタイプが好きな方にはお勧め。


No.7 9点 不連続殺人事件
坂口安吾
(2009/05/03 16:54登録)
「堕落論」などの評論文で知られる坂口氏の唯一書いた推理
小説ですが、名作です。登場人物が多く犯人も判りにくいで
すが、独特の世界がある作品です。
でもここに出て来る人たち、実際にいたら困るでしょうね
(笑)


No.6 5点 虚無への供物
中井英夫
(2009/05/03 16:49登録)
この作品の良さを理解するには、僕は少し頭悪いのかも・・
評価が難しい作品です。謎の解明もよく判らないところがあ
りました。


No.5 10点 人形はなぜ殺される
高木彬光
(2009/05/03 16:47登録)
日本の推理小説史上に燦然と輝く名作です。スト-リ-展開
や謎解きの過程だけではなく、サスペンス性も申し分なし。
目の肥えた読者なら犯人は判り易いでしょうが、多くの読
者を納得させられると思います。


No.4 7点 獄門島
横溝正史
(2009/05/03 16:44登録)
世間の評価通り、なるほど完成度の高い作品です。僕自身
が横溝氏のファンという訳ではないのでこの点数ですが、
氏のファンならもう1~2点プラスでしょう。


No.3 10点 黒いトランク
鮎川哲也
(2009/05/03 16:42登録)
見事な論理トリックで、僕が鮎川氏にハマるきっかけに
なった作品です。事件が終戦直後と時代がかっているの
が、若い読者には抵抗あるでしょうが、そこがまた良い
です。
でも一部の方の評価にありますように、読者を選ぶとい
うのは否めないでしょうね。時刻表嫌いの方には確かに
勧められないです。


No.2 5点 点と線
松本清張
(2009/05/03 16:39登録)
世間の評価は高いが、自分としてはそれほどでもなかった
です。アリバイトリックも驚くほど単純でしたし・・・
例の東京駅ホ-ムの4分間というのも、読者がそれを推理
でもって真相にたどり着ける伏線を与えていないので、何
だかアンフェアな感じがしました。


No.1 10点 占星術殺人事件
島田荘司
(2009/05/03 16:35登録)
僕が推理小説というものにハマるきっかけとなった作品
です。余計な書評はここでは書きません、文句なしの10
点満点です。

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