home

ミステリの祭典

login
itokinさんの登録情報
平均点:7.28点 書評数:345件

プロフィール| 書評

No.105 7点 イニシエーションラブ
乾くるみ
(2009/05/26 09:43登録)
こりゃ、恋愛小説だと思いながら、しかし、恋愛小説って読んだ事ないんでなかなかいけると思いながら読んだ。しかし、こいつは幸せな男だ、こんな男に絶対同情しない。


No.104 6点 Yの悲劇
エラリイ・クイーン
(2009/05/26 09:29登録)
古典の名作、その後の作家への影響を考えると8点。ただ、犯人は直ぐ解かったし、犯人を作り出す過程を描いているだけに思えて感情移入ができなかった。舞台設定が異常だったのも影響してるかも・・・。 


No.103 8点 羊たちの沈黙
トマス・ハリス
(2009/04/16 20:39登録)
とにかく不気味な怖さで最期まで引っぱってくスリラー性の強い作品。特異な殺人鬼、レクター博士、どくろの蛾と巧に構成された謎解き、描写も作者の才能の高さがうかがい知れる、しかし、私としてはこうゆうのは少し苦手です。


No.102 7点 幸福な朝食
乃南アサ
(2009/04/04 09:44登録)
女って美人に生まれただけで幸せだと思っていたがそうでもないって事が解りました。


No.101 8点 十三番目の陪審員
芦辺拓
(2009/03/28 11:34登録)
陪審員制度の導入がささやかれ始めた時期に書かれたものなのか、その制度そのものを改めて考えさせられた良い教科書になった。展開及び終盤の袋小路の設定にいささか無理があるが、それをこえる読むものを引きつける力があり楽しめた。


No.100 7点 検屍官
パトリシア・コーンウェル
(2009/03/20 21:31登録)
翻訳物は読みづらいとの先入観があるのだがこの作品は原作がよいのか、訳者がよいのか解らないが非常に読みやすい。
物語の起伏も入れ込みすぎず好きだが終盤の盛り上げが少し物足りない。検屍官という特異な分野もよく説明されていて興味深く読んだ。


No.99 7点 誘拐症候群
貫井徳郎
(2009/03/10 14:09登録)
内容も最後の衝撃度も「慟哭」程ではないが全編を通じて楽しめた。


No.98 6点 ささらさや
加納朋子
(2009/03/06 20:06登録)
加納さんのメルヘンの世界ですか、ほんわかとした表現は嫌いではないのですが映画「ゴースト」とかぶさって結論も見えていることからもう一つと思いました。


No.97 10点 ガラスの麒麟
加納朋子
(2009/03/03 16:32登録)
短編でこれだけ深みのある作品は初めて、独特の雰囲気に酔いました。久しぶりの最高点です。


No.96 6点 北の夕鶴2/3の殺人
島田荘司
(2009/02/23 09:05登録)
吉敷刑事の思いのすごさで大胆なトリックも許されるとゆう感じ、終盤のまとめもご都合主義だが盛り上げ方の迫力は買える。


No.95 6点 法月綸太郎の功績
法月綸太郎
(2009/02/21 12:48登録)
謎解きとしてはひねりがきいて優れているのだと思う。しかし、なんだか疲れた、後に何も残らない、俺の頭が悪いとゆうことか・・・。


No.94 7点 法月綸太郎の冒険
法月綸太郎
(2009/02/05 09:08登録)
皆さんがいいと言ってる2編は別格、その他は小振りだが丁寧に書かれている、無理を感じさせず楽しめました。


No.93 6点 笑う警官
佐々木譲
(2009/01/30 16:29登録)
スピード感もあって楽しめるのだが話の展開がご都合主義になっている、所謂先が読めてしまう、ハードボイルドで通すのか謎解きで通すのかどちらかはっきりした方がよかったのではないか?まあテレビ化にはぴったりした作品だとはいえるが・・・。


No.92 9点 涙流れるままに
島田荘司
(2009/01/25 18:04登録)
島田荘司渾身の力作としかいいようのない作品。重くてやるせない物語だが終盤まで引きつける、最期の号泣は特筆もの、砂塚刑事部長有り難う。


No.91 7点 赤い指
東野圭吾
(2009/01/12 12:29登録)
犯罪を犯した家族の恐怖がありありと表現されており読み手を引きつけます。ただ、終盤での政恵と加賀の心理をもう少し表現されていたらもっと盛り上がるのでは思いました。


No.90 7点 親不孝通りラプソディー
北森鴻
(2009/01/09 18:21登録)
テッキとキュータの高校時代の物語。あり得ぬ事と普通は白けるのだがキャラクターがしかりしてスピードとユーモアのある語り口で最後まで飽きさせない、終わり方も良し。


No.89 7点 異邦の騎士
島田荘司
(2009/01/03 09:32登録)
島田さんのデビュー作ですか、ミステリー作家としての才能がキラキラしてやはりこの人はただ者ではないと感じさせる作品です。最後の、御手洗の登場は喝采だが良子と石岡の終わり方には賛同できない、後味が悪い。


No.88 6点 黒いトランク
鮎川哲也
(2009/01/01 15:56登録)
トリックの組み立てには舌を巻くというところか。しかし、読んでいてつかれた、「遺書」の項で救われた思いだった。


No.87 7点 しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術
泡坂妻夫
(2008/12/28 10:35登録)
適宜、興味をそそる事件を組み込んで謎をばらまき最後でさあっとまとめたという感じ。最後まで飽きさせないのはさすがだが盛り上がりに欠けるなどもういちランク上を期待していたんだが・・・。


No.86 7点 夜のピクニック
恩田陸
(2008/12/12 11:16登録)
よくもこうゆう単純な事で長編が書けるなあとまず感心する。
揺れ動く3年生の気持ちを個性豊かに描かれており共感を得ながら読み終えた。主人公たちに先は長いがんばれよとエールを送りたくなった。

345中の書評を表示しています 241 - 260