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ミステリの祭典

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夜のピクニック

作家 恩田陸
出版日2004年07月
平均点6.79点
書評数19人

No.19 5点 みりん
(2023/09/26 21:54登録)
ただ本当に友達と歩くだけで、物語に起伏はない。でも高校の頃って友達とくだらない話をするのが1番楽しくて、あれこそが黄金の日々なんですよね。清涼感100%、ノスタルジーにたっぷり浸れる青春小説。ああ…たまにはこういう非ミステリ作品も良いな

※『アオハルの祭典』なら10点満点です

No.18 6点 ひとこと
(2023/05/31 23:48登録)
ミステリーではないけど楽しめた。

No.17 7点 sophia
(2022/05/10 23:49登録)
想定していたよりはミステリーだったのでその方向で期待してしまったのが間違いなのか、もう少し伏線回収があってほしかったという物足りない思いを抱いてしまいました。とは言えさすがに本屋大賞受賞作。思春期の登場人物たち、特に甲田貴子の心情描写の瑞々しさが素晴らしく、本来なら男の自分には聞いていられないはずのガールズトークも味わって読むことが出来ました。

No.16 4点 ムラ
(2011/01/26 18:24登録)
自分は青春してたかなぁというのを考えされられる作品。
ところどころに入ってくる、学生視点での風景の描写が綺麗。
そしてこの作品はなにより光一郎のキャラが良かった。全部彼に持ってかれた気がする。

No.15 6点 Q-1
(2010/10/17 02:43登録)
ミステリー作品なのかは判断しかねますが、
たった一日の高校行事に様々な人間模様が散りばめられており、感心しました。
遠足とは違いますがそういった思い出が蘇る作品です。

No.14 5点 メルカトル
(2010/05/14 21:29登録)
巷の評価と自分の感性の違いを再認識させられた作品。
展開が平坦すぎて盛り上がりに欠ける。
設定そのものは惹かれるものがあるが、もう少し何とかならなかったものか。

青春小説として、これは面白いのか?
正直、疑問だ。

No.13 6点 ZAto
(2009/10/18 23:57登録)
特別な夜だからこそ芽生える特別な感情。
彼と彼女たちの一歩一歩に蓄積される疲労感と刻一刻と消化していく時間がリアルであればあるほど読む側のノスタルジーが加速されていくという実感。

No.12 9点 あるびれお
(2009/09/25 10:26登録)
やはり高校時代に、50km程度の強歩大会というものがあった。ただ単に長い道のりを歩く、というだけなのに、高校時代のこういった行事って、なんであんなに特別なものなんだろう。その空気がとってもよく伝わってきて、ずっと楽しい読書だった。

No.11 4点 isurrender
(2009/07/22 02:11登録)
ミステリではないでしょうね
ですが、小説として評価するなら当然高評価です

No.10 7点
(2009/06/25 20:57登録)
これは「ミステリーではないかも知れない」どころではなく、全くミステリではありません(恐怖幻想系でさえない)。こういう小説を「ミステリの祭典」で取り上げるのはどんなものだろうと思ってしまいます。これを入れるのなら夏目漱石とかだって入れていいんじゃないでしょうか…などと文句を言いながらも、書評を書いているのですが。
それぞれの登場人物の抱える問題については、適当にごまかしてしまったようなところもありますが、主役の二人の扱いはさすがに爽やかでいいですね。いかにもなラスト・シーンもうまく決まっています。時々、歩行時間とページ数をチェックしながら読んでいきました。

No.9 10点 daiki
(2009/06/02 09:14登録)
これはミステリ、なのかなぁ・・・ 恩田陸の作品はどれも謎めいていてミステリになってしまいそう。青春ものとして最高に面白いと思います。キャラがいい。

No.8 8点 だい様
(2009/06/02 00:48登録)
幻想的な雰囲気が読んでいて心地よい。
それでいて爽やか。
恩田陸は本格ミステリーを語る非本格ミステリー小説を書くよりこう云う作品をもっと書けばいいのに・・・

No.7 7点 itokin
(2008/12/12 11:16登録)
よくもこうゆう単純な事で長編が書けるなあとまず感心する。
揺れ動く3年生の気持ちを個性豊かに描かれており共感を得ながら読み終えた。主人公たちに先は長いがんばれよとエールを送りたくなった。

No.6 9点 くろろ
(2008/10/28 22:34登録)
読後、暫く感傷的な気分に浸りました。
途中大きな事件が起きる訳でもなく、登場人物たちの揺れ動く心情や会話だけで、ラストまで一気に読まされました。

No.5 7点 なの
(2008/05/04 21:34登録)
ミステリじゃないですね。
まぁ楽しめたんでいいんですけど。
読むまでは、キングの「死のロングウォーク」みたいな話だとばかり・・・普通の学校行事ですやん。

No.4 7点 akkta2007
(2007/07/27 12:46登録)
「夜のピクニック」
ミステリーではないかも知れないが、非常に良い作品であった。
読み始めると先の先が知りたくなり、どんどん読み進む・・・
そんな感じの本であった。

数々の恩田作品があるが一番印象深い作品であった。

No.3 8点 ばやし
(2005/05/16 17:07登録)
「夜のピクニック」本当良かった!!凄い好き^^何でもないことが凄い楽しかったり悲しかったり嬉しかったりってゆう微妙な気持ちが凄いよくわかりましたねーあたしも今高3で進路のこととか色々あるけど励みになる1冊でした!

No.2 8点 884
(2004/12/14 21:25登録)
『夜のピクニック』新潮社/2004.7
 今年いちおしです。恩田陸の中で一番だと思います。
 高校最後の行事という非日常の時間において、みんなが普段言えなかったことをぶつけてます。若く、恩田陸らしく老成して(笑)、でも未来を感じさせる、そんな感じが大好きです。
 いつも終わらせかたをしくじる恩田陸が、きれいにまとめてきたことに敬意を表して。

No.1 6点 綾香
(2004/08/20 22:41登録)
『夜のピクニック』高校生が主人公。設定は悪くないし、キャラも魅力あるけど、終わり方が…。続編が続きそうな終わらせかただった。

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