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ミステリの祭典

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月光ゲーム
学生アリス&江神シリーズ

作家 有栖川有栖
出版日1989年01月
平均点5.69点
書評数106人

No.26 3点 myk
(2003/11/01 13:57登録)
この人の作品は、確かに着眼はいいと思うし、読んでいても面白いが、最後に意外性やトリックの斬新さといったものがない。種明かしをされても、ふーんとしか思えない。

No.25 7点 じゃすう
(2003/10/20 00:19登録)
ひさびさに読者への挑戦ものを読んだ気がします。
でも、あまりクローズドサークル独特のサスペンスは感じられませんでした。ただ火山の噴火は、アイデアとして良かったものだと思います。
それにしても、結局例の女は二重の意味で思わせぶりだったということなのね(笑)
小説の中だからまあ許します。

No.24 8点 ペコちゃんのいぬ
(2003/09/19 14:52登録)
ダイイングメッセージの解釈、登場人物の書き分け、動機
、と今読んでみると気になる点もままあるが、ミステリに対する熱意、品格を感じる。最初読んだ時は13、4年前であるが、その時は、これだ!とうち震えたものだ。
上記の気になる点を差し引き-2点、青春時代、ぜひとも読んでほしい。という希望をこめての8点。孤島9点、双頭10点
とその後このいぬめを狂喜させたが、その後はうーんという感じです。

No.23 5点 kino
(2003/09/02 23:06登録)
 すいません。肌に合いません。推理がどうとかよりも、あまりの青臭さに恥ずかしい気持ちになってしまいます。ちょっと古い作品だからかもしれないけど、同じ大学生として、登場人物がちょっとありえないと思いました。
 見事にはめられたので、もっとリアリティさえあれば、いい作品だったと思うのですが。

No.22 9点 なな さんいち
(2003/08/02 21:46登録)
とても楽しめた。
クローズドサークルは元から好きだし、この切羽詰った状況が、ドキドキして良かった。
物語的にもおもしろかったし。
僕的には、作家アリスよりも、こちらの方が好き。
江神部長は別に好きというほどじゃないけど。

No.21 1点 やじばら
(2003/07/14 06:34登録)
好み、というか許せる許せないという点なんですけど。リアリティのない設定は1つくらいにしてもらわないと…。舞台設定が「うそ」なのはともかく、出てくるキャラクターが立ちすぎで、どうもね。本格ではなく、新本格という意味では正しい小説なのですけど。あと、「けれん」はあるすぎると思うのですが、「けれん」に対する考え方の違いですかね?

No.20 6点 wataru
(2003/04/20 21:47登録)
まあ,面白かったですよ。やっぱり吹雪の山荘ものはいい。

No.19 7点 秋原
(2003/03/14 18:16登録)
恋愛感情が絡む話はどうも苦手で...。
登場人物もちょっと多いですよね。覚えきれなかった。
でもさらっと読めました。目から鱗的な解決の仕方が好きです。

No.18 5点 えむ
(2003/03/07 21:45登録)
読んだ当時大学生だったので、
ミステリクラブの大学生が人物が中心である本書には、
個人的に親近感がある。
ただ、純粋に見ればそこそこだろう。

No.17 6点 ギザじゅう
(2002/08/10 12:36登録)
登場キャラクタ−がちょっと多いね。読み終わった今でも覚えきれてない。
トリックとかのインパクトは無いけれど、ちょっとしたところから犯人を導きだす論理はとてもおもしろい。
しかし、ちょっと物足りなかったかもな・・・。

No.16 7点 りのあ
(2002/08/01 09:40登録)
ミステリ初心者で、しかも大学生のとき読んだので、純粋におもしろいと思いました。狭い世界でドロドロしてるなーとは思いましたが。。。でも、ちょっと動機が??

No.15 6点 Yuri
(2002/07/26 00:16登録)
人数が多かったです。作品のせいのみならず、こんな人数が多いのを疲れているときに読んでしまった自分のせいで、楽しみきれなかったのもあるでしょう。
それでも江神さんのキレと魅力にはたちまち虜になりました。

No.14 2点 Q.P
(2002/07/11 20:55登録)
設定に無理ありすぎ。
盛りのついた猫集団のお話?
やっぱり心理描写がまだ拙いせいなのでしょうね。
お好きな方ごめんなさい。

No.13 6点 keisuke
(2002/07/02 00:23登録)
結局、ふられたじゃんw。このシリーズは、双頭の悪魔だけ、先に読んでいたから、ふられるんじゃなくてこの人は死ぬと思っていた。そして、代わって麻里亜が登場だと思っていたけど(代わってって言うのは失礼だけど)。いつ殺されるんだ、じゃあ事故死か、と待っていたけど、大間違い。これは兎に角、青春ですね、これぐらいの歳からじょじょに離れていく私にとっては、懐かしく?おもしろかったです。ミステリっていうか青春って感じかな。

No.12 5点 池田 拓
(2002/06/12 23:19登録)
恋愛のからむ設定を全部カットすれば傑作に
なりえたのに。

No.11 9点 ナツ
(2002/06/01 23:39登録)
評価低いんですね…。登場人物の多さを克服すれば楽しめると思うのですが。良くも悪くも再読向きの作品。詩的な感じが気に入ってます。探偵以外の人も推理し、疑心暗鬼に苛まれてるあたりリアルだし。私はこの作品がきっかけで大学はミス研に入りました(笑)

No.10 10点 テツロー
(2002/03/23 18:33登録)
 これは良い。学生アリスシリーズは軒並み本格テイストにあふれているから好きですね。マッチの燃えカスという一つの遺留品から、唯一可能な犯人を導き出す論理は、震えがくるほど感動しました。その後の「大きな門が軋みながらゆっくりと開いていく情景が僕の頭に浮かんだ」という心理描写も、「そうや、まさしくそうなんや」という感じでうれしかったです。
 解決編までが退屈という意見も、正統な本格ミステリの宿命と思ってます。もっともこの作品は、マーダーゲームに興じる学生達とか、月光の下での語らいなど、僕自身は「あぁ、うらやましい」と感じた、青春物としても魅力的な作品だと思います。

No.9 6点 モトキング
(2001/11/28 13:19登録)
江神シリーズの処女作(作者自体もデビュー作)として、後発物(双頭の悪魔)を先に読んでから手を取ったので、キャラクター云々については無理なく溶け込めた。
皆さん、やはりというような辛口批評が多いが、クイーンを彷彿とさせるようなディテールまで追求しなければ解けない謎と論理的解決、そしてそれを目指すべく構成される序盤からの伏線作りに、非常に好感が持てる。
人ぞれぞれ想いは異なるが、私にとってのミステリの理想型とは、こういう点こそが重要なんだとつくづく感じた。
しかしながら、作品自体の出来、成熟度云々を言わせれば、それは確かに熟されていない点が多々あることは、作者自身も認識している(かな?)とおりであるため、採点はこんなもんです。

No.8 9点 alchera
(2001/10/16 10:11登録)
有栖川作品の魅力は?キャラクター?ケレン味のなさ?誠実さだと思います。
若書きだけにアラは目に付きますが、その萌芽は見られる。
加えて「ミステリは小説である」という大前提が
どこかにいってしまっている昨今、青春小説としての良さも
持ち合わせているという点でも評価したいです。
基本6点に努力賞1点、マーダ−ゲームに1点、作家の思い入れに1点、
天変地異で生き残ってしまう登場人物に敬意を表してマイナス1点、
9点です。

No.7 4点 pon
(2001/07/24 02:51登録)
読むのに手間取ったのは、文章力がないとかいうことではなくて、多分にキャラクターの魅力不足でした。火山が噴火したっていいんだけどさ、最近の推理小説の傾向ではこういう設定の場合、大概皆殺しだよねえ。

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