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ミステリの祭典

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夏と冬の奏鳴曲
メルカトル鮎シリーズ

作家 麻耶雄嵩
出版日1993年08月
平均点6.28点
書評数69人

No.29 2点 有明
(2005/01/17 01:43登録)
麻耶雄崇で唯一読んだ作品。これ以降、読む気がしなくなった。なぜかといえば、読み心地の悪さに尽きる。?頑張って難しい言葉を使おうとしているように見え、つい、その場にふさわしい簡潔な語を探してしまう。?キュビズムをモチーフにしているが、これも作品に箔をつけるために引っ張り出した感じで、若者2人の世界と溶け合っていない。?ラストもトリックも、人が思いつかないことやってやろうという意思だけが暴走した感じ。…とまあ、私とは相性が悪かったってことでしょう。

No.28 1点 ウエストウッド
(2004/10/25 17:12登録)
読者をなめてる。

No.27 9点 Ryu
(2004/08/19 22:48登録)
これは傑作でしょ。深く読み込まないと全く理解できないし。あんまりこういう作品読むと普通のミステリじゃ物足りなくなる。

No.26 7点 ネオ
(2004/07/28 15:59登録)
採点するのもいまさらという気がするが、今になっても作品の評価が定まらないというのが問題作たる所以だろう。

近代絵画におけるキュビズムの手法で小説世界を解体してしまおうというのが基本的なアイディアなのだろうが、それが小説においても有効であるかはさておき(普通に考えたら妥当ではない)、口で言うのは簡単でも実践するのは言うほど簡単ではない。一般読者から評論家に至るまで作品が理解できないというのは多分正しくて、それは確信犯的のもであれ責任は作者に帰する。

そもそも全てのミステリーが結末において世界を異化しようとするものである以上読者の感想からも分かるようにその点に関しては成功しているといえる。麻耶雄嵩はミステリー界においても特異な存在だがこの作品が単に個人によるものであるというよりは、綾辻行人以降のいわゆる第三の波の中で必然的に書かれたものである。この以降も京極夏彦など有力な作家の出現を経てミステリのメタ化・パロディ化はさらに進んだがこの作品以上のものを即答することは難しい。90年代のミステリ復興以降の頂点に君臨するものの一つであることは間違いないだろう。

No.25 5点 バファックス
(2004/07/03 00:46登録)
ミステリーにまつわるエトセトラ、のエトセトラだけの話。でも、くずでスーパー・ロボットの造形のみを作っている自称アーティストのように、つっこみを入れつつも、傍で見てるぶんにはいいんじゃないか。普通に本を読んでたら、逃げたくなるけど。

No.24 9点 Dain
(2004/03/29 00:51登録)
これはすごい。確かに本格っていうくくりは難しいかもしれませんけど、衝撃を受けたい方は必読です!ただ1度だけではなく、2度3度読んだほうがより面白いかも(特にラストは)。

No.23 2点 高座渋谷
(2004/01/17 23:52登録)
この小説はくだらない作品。

麻耶はいろいろな意味で才能のない作家だろう。
しかし、意欲的な姿勢は立派だと思う。

ただ、繰り返しになってしまうけど、
この人は結局はたいしたことはないと感じる。

No.22 10点 はる
(2003/04/12 17:21登録)
ひどい、ひどい、ひどい!!!
ほんとこわいですよ、これ。

No.21 10点 トシ
(2002/11/13 03:30登録)
評価が全く分かれているようですが読み終えた上で全てを回想するととても恐ろしく、それだけに最高に面白いと思えました。

No.20 3点 ギザじゅう
(2002/09/10 02:46登録)
『翼ある闇』以上の問題作。
最後のほうでまた評価がガラリと変わってしまった。
推理小説というよりはサイコホラーに近い気がする。
どうもこの手の作品は受け付けないようで・・・。

No.19 2点 寝呆眼子
(2002/09/06 20:19登録)
やはり、というか、評価はまっぷたつですね。前作は、鮮烈なシュートが決まった!という印象でしたが、この作品は理解の範囲を超えていました。

No.18 1点 空瑠
(2002/08/27 16:37登録)
この話大嫌いです。(苦笑)かなり読むのかったるく、青春小説的なところも全然いただけない。オチもいつもよりつまらなかった。

No.17 5点 一千花
(2002/08/21 20:08登録)
 ラストの烏有さんの行動は恐かった
後味悪い作品は嫌いではないけど スッキリしない作品
ミステリとしてはともかく 麻耶作品としては面白い

No.16 6点
(2002/08/20 10:27登録)
微妙・・・のひとこと。映画的なラストでしたね。ハッピーエンドが基本的に好きな自分にはちょっとつらかったですけど。桐璃のあのシーンは涙モノ。

No.15 5点 ケニー
(2002/07/15 05:18登録)
いろいろな意味でこの作品は「問題作」でしょう。賛否両論があって当然だと思います。自分の理解力の限界を感じさせられました。この5点はいろいろな意味をこめて妥当な評価だと思います。

No.14 7点 のり
(2002/03/08 02:25登録)
D・リンチ作品のように(あっちのほうがすごいけど)不条理感を残すラストが印象的でした。作品としても、前作よりも全然読みやすかったのですが、秋葉原系のキモイ名前付けるのはやめて欲しい、シラけるから。

No.13 10点 有耶無耶
(2002/02/28 19:04登録)
この作品は本当にヤバイ。本格ミステリじゃないけど。

No.12 2点 okuyama
(2002/01/12 12:40登録)
冗長。文章が読みにくい。仕掛けが不自然すぎる。
前作「翼ある闇」には、まだ他の作家にないアイデアがあったのに・・・。

No.11 3点 たぬきち
(2001/11/28 03:24登録)
何度も読んだら深みにはまるんだろうな〜とかもうちょっとわかるんだろうな〜とは思うけど、このシリーズを再読する時間を他の本に使いたいと思ってしまう。トリックも、納得がいかない。ほんと、好みによりけりですね。

No.10 9点
(2001/08/16 04:37登録)
かなりの衝撃を受けました。
一作目より格段に面白い。
惚れました。

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