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ミステリの祭典

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翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件
メルカトル鮎&木更津悠也

作家 麻耶雄嵩
出版日1991年05月
平均点6.88点
書評数115人

No.55 7点 NOTE
(2007/07/28 23:02登録)
「馬鹿」が付くほど本格ミステリ。

No.54 10点 野間
(2007/06/19 01:15登録)
二人の探偵が出るところからこれはとても楽しくなってきます。
最初がつまらない小説は面白い部分までたどり着くのが大変でした。
これもその手の小説だったのでとても困りましたが、進んでいくごとに話に引き込まれていく感がありました。それが無ければ読めなかったでしょう・
文体が読みにくい、そういうのもありましたがそれを含めて10点を付けたい作品です。
評価は分かれます。
本格ではないでしょうが、ミステリーではありますのでご安心を。

No.53 5点 vivi
(2007/06/15 02:03登録)
こういう場所で、こういう犯罪が起こるという設定自体が本格のパロディだとしても、
やっぱり、あまりにもナンセンスなんですよね。
途中まで、これが現代の話だとは思えなかったです。
警察が・・・働かなさすぎ(^^;
しかし後半の破壊力は凄まじかったので、その部分はちょっと楽しみました。

No.52 1点 yoshi
(2007/06/14 01:10登録)
探偵が二人も出てきて、最後に謎を解くのがワトソン役というのは面白いけど……でもこの人、最初から全て知っていたわけでしょ?こんなに人が死ぬ前にどうして真相を言わない?そういう点がすっぱり抜け落ちているミステリは評価できない。

No.51 9点 AxCx
(2007/05/29 12:45登録)
大反転多数で大満足でした。麻耶作品独特の雰囲気はこの時点で頂点を極めているし、半ばでの驚愕推理にも笑った。
ミステリにカタルシスを求める人には是非。

No.50 7点 名無し
(2005/07/09 01:55登録)
どんでん返しありまくりのミステリー。
メルカトル鮎のキャラがグッドです。

No.49 9点 如月雪也
(2005/06/05 09:25登録)
文章の好みははっきり分かれそう。私は好きですが。
いきなり出てきていきなり最後なメルカトル。
これ以降の作品で活躍しますがあまり好きになれません。

No.48 8点 ゆう
(2005/05/22 16:39登録)
予測不可能な展開でした。でも文章が少し読みにくかったので、少し減点。でも全体的には満足です。

No.47 8点 ゆう
(2005/05/22 16:39登録)
予測不可能な展開でした。でも文章が少し読みにくかったので、少し減点。でも全体的には満足です。

No.46 10点 マクマホン
(2005/04/10 11:42登録)
 何・・これ・・・  誰・・この人・・・・

No.45 10点 Pj
(2005/03/06 14:32登録)
新本格が誇る傑作の1つ。まさに奇跡の書。21歳でこれほどの本を書くことの出来た麻耶雄嵩は、やはり天才である。

No.44 8点 留吉
(2004/12/27 18:56登録)
 「夏と冬のソナタ」の作者のデビュー作。スケールの大きさは、やっぱスゴイ。
 圧巻は、名探偵・木更津が山籠りの末、思い至った「密室と首と胴体のナゾ」に対する解答・・・・某人気作家の超人気作品に匹敵する、ほほえましい現象・・・・ですが、さすがに、このムチャクチャは通しませんでしたね。  
 全体に醸し出される荘厳な雰囲気の中で、神妙な面持ちで、ふざけまくっている感じがいいですね。 

No.43 6点 ざき
(2004/11/01 22:04登録)
真正面の本格とみせかけた稀有壮大なパロディ。だからワトスン役が真相を知っていながら黙ってたり、人間が描けてなかったりするのは当然でしょう。おそらく無駄な薀蓄も雰囲気作りを狙ったのでは?
普通パロディって全編にわたり茶化すものだが、こういう形のパロディって前例があるのだろうか?もしなかったのなら歴史的価値はある。ただ面白いかどうか、と言われればまあこんなものだろうか。

No.42 8点 Ryu
(2004/08/19 22:40登録)
初めて読んだ麻耶作品だったけど、どんでん返しが多い割には、衝撃は無かった。メルも木更津もどんな人物か知らなかったし。でも後の作品読んだ、今は好き。ってかほんとは生きてそう。どっちでもいいけど。

No.41 5点 バファックス
(2004/07/03 02:58登録)
自作に顕著な、ミステリにまつわるエトセトラ大量投与という手法自体を書こうとしているが、商売的理性が働いたせいか(?)、一応、収束を向かえる。麻耶の本性が好きな人も嫌いな人も乗り切れないのではないでしょうか。ふつうにミステリー部分だけを読んだら、ふつう。

No.40 6点 相葉
(2004/05/14 23:42登録)
まず思ったのが、狙ったな、ということである。
木更津、メルカトル、そして香月と「まったく人間が書かれていない」こと。これは作者が意識的に行っていることだ。だからこれを読んで「人間が書けていない」と論評するのは筋違い。
ただ、そういうことではない。
ラストのどんでん返しは、果たして探偵たちがもっと生き生きと書かれていたら、どれほどの衝撃だったか。犯人やトリックも同じことで、少しオーバーにいえば、綾辻行人ほどの巧さがあれば、これは畢生の傑作となりえただろう。
他の麻耶作品を読んでいないのでわからないが、きっとこのような本格はもう書けていないだろう。コア色が強くなるあまり、袋小路に入ったか。どうなんだろう?

No.39 10点 193
(2004/04/10 11:01登録)
子供の頃のホームズを読んだ時の感動。難しいクイズを解いた時の感動。そんな感情が得られますよ

No.38 9点 ポケット
(2004/04/01 12:44登録)
メルカトル〜。ドンデン大好き。

No.37 9点 Dain
(2003/10/20 01:05登録)
かなり面白かったです。どんでん返しの連続で、特にラストにはやられました。本当は10点つけたかったのですが、如何せん読みづらい!作者の頭の良さは十二分に分かりますが、さくさく読み進めることが出来なかったので、マイナス1点。

No.36 5点 今日子猿
(2003/10/11 22:37登録)
よく知らない人たちが淡々と殺されていくので死に重みがなく感情移入しにくい。 文章量の割に作品が直線的で短く感じられる。 何が起こってもおかしくない世界が編まれているため何が起こっても驚けない。 大ラスのスケールのデカさは拍手。

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