怪笑小説 |
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作家 | 東野圭吾 |
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出版日 | 1995年10月 |
平均点 | 6.07点 |
書評数 | 14人 |
No.14 | 6点 | take5 | |
(2019/07/14 03:54登録) ブラックユーモア、でも身につまされる話も。 あっという間に読み切りました。 作者の後書きも興味深いです。 短編集 |
No.13 | 6点 | 猫サーカス | |
(2018/03/13 20:54登録) ブラックな味わいの物語を集めた短編集。どの作品も構成が秀逸で、グイグイ入り込んでいくと、シュールで見事なオチが用意されている。例えば、混雑する電車の乗客たちの心の声が延々とつづられる「うっせき電車」。赤裸々で容赦ない本音の数々にうなずいたり、苦笑したり、面白おかしく読み進めると、最後の数行で唖然とさせられ、苦い後味の中に読者を引きずり込む。小気味良い演出で、しかも不思議と温かい気持ちになれる作品集。 |
No.12 | 5点 | いいちこ | |
(2015/05/07 15:11登録) ユーモアも毒も相応に効いているのだが、いかんせん目新しさやパンチ力に乏しく物足りなさが否めない |
No.11 | 6点 | まさむね | |
(2011/10/29 14:41登録) 憎めないバカバカしさ,そして丁度いい塩梅の毒。知らず知らずのうちに,読み終えていました。面白かったですよ。特に「しかばね台分譲住宅」,「逆転同窓会」あたりですかねぇ。「超たぬき理論」のバカバカしさも嫌いではないです。 しかし,東野氏の作品って裾野が広いよなぁ…と改めて感じ入った次第。 |
No.10 | 7点 | Tetchy | |
(2011/09/29 21:45登録) タイトルに偽りなし。まさに「快笑」ならぬ「怪笑」といわざるを得ないブラックなユーモアが詰まった短編集だ。 ここに収められている短編の登場人物はいわゆる「あなたに似た人」。我々の平凡な日常や世間にどこにでもいる、もしくはいそうなちょっと変わった滑稽な人々のお話だ。 個人的なベストはブラックユーモア色が一番濃い「しかばね台分譲住宅」で、次点で「鬱積電車」か。着想の妙では「逆転同窓会」が実際にありそうでリアルに感じた。 しかし東野氏はユーモアを書かせても上手いなぁ。というよりも関西人の彼の本領は実はここにあるのではないか?「おっかけバァサン」や「一徹おやじ」、「無人島大相撲実況中継」などはコントとして発表してもおかしくない。この前読んだ『あの頃ぼくらはアホでした』で、本当にしょーもないことばかりを面白おかしく語ってみせ、緻密で流麗で後味がほろ苦い感傷的なミステリを書く作家というイメージを覆した東野氏があのエッセイを書くことで何かが吹っ切れ、地の姿を存分に出したようだ。 |
No.9 | 2点 | ムラ | |
(2010/12/16 20:17登録) 可も無く不可も無くと言った感じです。 文章が読みやすいので、退屈というわけでは無いですが、得に目立った所もない。 |
No.8 | 6点 | VOLKS | |
(2008/08/23 20:02登録) 「一徹おやじ」に大爆笑! |
No.7 | 5点 | COBRA | |
(2008/06/13 14:26登録) 気軽に読めるのも、ほんま充分に楽しいけど 点数を付けるとなると、 どうしても高評価には繋がらないんだよな~。 |
No.6 | 5点 | シーマスター | |
(2007/09/22 22:00登録) 「くだらねぇ、くだらねぇ」とのたまいながらページを捲り続け、気がついたら完読してしまっていた。 あとがきからもわかるように、作者がふとした機会に思いついたプロットを何となく書いた・・・ような話を寄せ集めた短編集らしい。(「たぬき」は結構マジかな) さほど笑えるわけでもなく、ストーリーが斬新なわけでもなく、何らかのメッセージや寓意が感じられるわけでもないが、不思議と読み止まらない本書のタイトルはまさに体(たい)をあらわしていると感じた。 感想(というより読後のコメント)としては「たまにはこういうのもいいだろう」とか「暇つぶしに最適」などという月並みな文句しか思いつかない。 |
No.5 | 6点 | sophia | |
(2004/03/25 00:02登録) 笑えたのは「しかばね台分譲住宅」ぐらいかな。 「一徹おやじ」はどこかで聞いたような話。 「超たぬき理論」もオチが読めた。 「動物家族」に至っては陰鬱なだけ。 「毒笑小説」に期待します。 |
No.4 | 7点 | ぶんぶん | |
(2004/02/15 12:16登録) ほとんど笑いはしなかったなぁ。。。 でもこういうテイストは嫌いではない。 |
No.3 | 8点 | ドクター7 | |
(2002/04/24 19:47登録) かなりブラックな物語でニヤッと笑えます。『あるジーサンに線香を』は、元ネタを読んだ者としてはちょっと……。『しかばね台分譲住宅』と『動物家族』が良かったです。 |
No.2 | 7点 | 葉 | |
(2001/04/22 23:23登録) 東野圭吾はミステリしか読んだことがなかったので 目から鱗でした。 こういうブラックな笑いはかなり好き。爆笑。 とくに「しかばね台分譲住宅」は反則だろ〜(笑) |
No.1 | 9点 | はこ | |
(2001/04/12 21:15登録) とにかく変な人オンパレード!! 特に「おっかけバアさん」がおもしろい。 |