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ミステリの祭典

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ハサミ男

作家 殊能将之
出版日1999年08月
平均点7.22点
書評数137人

No.97 7点 seiryuu
(2010/07/16 18:12登録)
だまされた

No.96 5点 りゅう
(2010/05/18 22:00登録)
(ネタバレあり。注意!)

 ハサミ男の模倣犯の正体、謎の医師の正体はほぼ推測どおりであったが、真のハサミ男の正体までは推測できなかった。真のハサミ男の正体が明かされた時、いったい誰のことなのか直ぐにはわからず、戸惑った。この人物については、表の顔がほとんど記述されていないので見過ごしており、ハサミ男の正体として持ち出されても驚くことができなかった(表の顔に関する記述は2行しかないと思う)。また、真のハサミ男と模倣犯とがほぼ同時刻に同じ女性を狙う確率は、作品中にも書かれているとおり、限りなくゼロに近く、偶然重なったという設定はいかがなものかと思う。

No.95 10点 モグ風
(2010/03/27 23:15登録)
この形式のミステリは初めてで最後のほうで頭がクラクラして宙にふわっと浮いた感じがした。
すごいです。小説でここまで驚愕したのは初めてでした。
予備知識なしでこの作品のような形式のものを未読であれば驚愕する内容だと思います。

No.94 8点 spam-musubi
(2010/03/19 11:32登録)
その口調はありえないだろ、という思いもなくはないが、
それ以上に展開の上手さに魅かれた。
ひさびさに気持ちよく、綺麗に騙されました。

犯人が2人登場するが、どちらも意外性に富み、一粒で2度おいしい。

しかし一番印象に残ったのはエンディングの一言ですね。こわすぎる・・・
いつか必ず来るであろうハサミ男の破滅を見てみたい気もします。

No.93 6点 STAR
(2010/02/23 11:36登録)
(ネタバレあり!)
典型的な叙述トリックですが、ひかかってしまいました。我ながら先入観にとらわれているなぁと思います。
ただ内容全体からすると、深く考えさせられる部分はないと思うので、読後感はよくはなかったです。

No.92 4点 beru
(2009/11/12 02:26登録)
もうちょっとビックリしたかったなぁ。

No.91 7点 測量ボ-イ
(2009/10/18 19:00登録)
はい、まあ普通に楽しめました。
女子高生殺人の犯人は見抜けましたが、作者の本当の
仕掛けはこことは別にあったのですね・・・
ウ-ンうまく一本取られました、これは。

No.90 4点 江守森江
(2009/10/15 21:56登録)
これだけのページ数を読むのに2時間強しか要しなかったのは私的に驚くべき事だった(文章が上手いと褒めている訳ではない)
そんなナナメ読みに近い読み方でも真ん中辺りでハサミ男の正体、模倣犯の正体の両方を察し、更に捻ってくると勝手に思いながら読み進めても捻りが無く愕然とした。
この手の作品で驚きが無く、再読する気すら起きないのは致命的な気がする。
ミステリ部分以外のサイコな世界に興味が無い為に褒めようがない。
普通に評価して世間の評価と乖離する辺り決定的にこの作者とは相性が悪い。

No.89 9点 T.shimizu
(2009/10/03 03:59登録)
発売当時に読んだので
犯人目線の文章、週末の恒例行事も衝撃だったし面白かった
今はもっと毒の有るものも多いから

読みやすいし、読み出したら止まらないタイプの小説
トリックがどうとか言う前に純粋に楽しめます

No.88 7点 okutetsu
(2009/07/01 04:38登録)
ありきたりなトリックなんだけど当時は全然気づけなかったです。ラストの不気味さが読後の爽快感を損ねてるような気はします。

No.87 8点 Frank
(2009/06/27 23:41登録)
読みやすかったです。

No.86 5点 月火水木金
(2009/05/13 23:23登録)
犯人像は意外でしたが、それだけです。
トリックも、まあ普通の叙述ものかな?程度。

No.85 6点 touko
(2009/03/21 11:35登録)
若干ネタバレ気味です、注意。


叙述トリックとわかっていても、犯人像は意外でした。
でも、ここまで病的な犯人にするんだったら、拒食か過食症という設定にしておいたら、身体認識が歪んでいるのにも説得力が出たのに惜しいなあ。どうしてもそのへんがズルイと感じてしまったので。。

No.84 10点 G
(2009/03/05 12:07登録)
自分は犯人が分からなかったので
とても楽しめた。
ハサミ男は〇〇だった!

No.83 8点 りんちゃみ先輩
(2009/01/20 20:01登録)
途中、途中訳わかんないところも、あったけれど意外な結末二重奏には感動した。読んでいて恐怖感があるのは作者の筆力からだろう。読解力のない私にもそれは感じた。

No.82 7点 レン
(2008/12/10 23:04登録)
まず採点数にびっくり(笑)
皆さんおっしゃっているように、トリック、真犯人は、ミステリを読み慣れた人間には予想できてしまうでしょう。
でも、ぐいぐい読ませる。味のあるキャラも多いです。脇役も手を抜かず、きっちり肉づけしていると思います。
上井田警部は、脳内で水谷豊に変換されてしまいましたが。
容姿が違うのはわかっています。ただ、口調があまりに杉下警部にそっくりで・・・。
あと、ミートパイが食べたくなりました。

No.81 7点 こう
(2008/09/17 23:19登録)
 叙述トリックの一バリエーションですがこの手の作品でもわかりやすいお手本のような作品だと思います。前例があることも作品の減点にならずまた通常の作品であればトリックの判明がそのまま作品の真相でストーリーが終わるものがほとんどであるのに比べてもこの作品は構成もよく考えられていると思います。叙述トリックでの驚きがない、もしくは小さいのは仕方ないと思いますが個人的には楽しめた覚えがあります。 

No.80 7点 ElderMizuho
(2008/08/31 10:22登録)
かなり荒削りだが面白い。単発ネタに頼るのではなく、複数のネタを絡めて工夫を凝らしているのが好印象。
真犯人自体はミステリ少し読んでる人ならそれこそ本を開く前から(あらすじ読むだけで)わかってしまうと思うのだけど、関係なく楽しめた。
ただこれ読むと警察って若い美人ならどんな怪しい状況下でも疑わない変態機関のように読めてしまうな。いろんな意味で警察関係者が怒りそうな作品。

No.79 8点 kowai
(2008/05/31 19:43登録)
読んだときは、こちらのようなサイトを知らなかった(みなさんの感想を読んでいない)ので、楽しめましたよ。あ~、本を手にした瞬間から負けてたんだなーって。それでも、すぐ2週しました。

No.78 2点 あきら
(2008/05/21 01:29登録)
すぐ犯人がわかってしまったので・・

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