星降り山荘の殺人 |
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作家 | 倉知淳 |
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出版日 | 1996年09月 |
平均点 | 6.45点 |
書評数 | 121人 |
No.21 | 6点 | しゃんてん | |
(2003/04/15 11:23登録) 会話が読みやすい本格ミステリ。題名からわかるように嵐の山荘モノ。実に典型的な展開。もう、本格ミステリにありがちな展開。しかし、ありがち過ぎて、ん…これは、このありがちな展開と、小説の形式を利用したトリックなのではと疑ってしまった。その疑いは当たっていたが、しかし、自分の推測が当たっていたにもかかわらず、読んでいて飽きなかった。まっとうな本格推理かと言われると、首を傾げてしまうが、しかし、本格ミステリにありがちな幼稚さ(決して作者が幼稚だとか、それが悪いとか言うのではない)を持っているように感じてすごくほほえましく、また、ワクワクさせられた。 |
No.20 | 10点 | ギザじゅう | |
(2003/01/26 19:18登録) お見事!ここまでフェアプレイだとグゥの音もでない。 トリック以外でも犯人を当てるロジックも見事だと思う。 |
No.19 | 7点 | black | |
(2003/01/05 01:52登録) この作品の何がいかんのかが解らん 端正なフーダニットパズラーだと思うけど 各章の冒頭でも嘘はついていないし 結果的に卑怯な叙述トリックっぽく見えるかもしれないけど、ちゃんとロジックを積み重ねての犯人指摘なんだから問題ないでしょう |
No.18 | 5点 | 天 | |
(2002/07/26 10:33登録) 前半はかなり退屈。後半はハマれる |
No.17 | 5点 | norito_japan | |
(2002/07/20 17:55登録) 後味の悪い騙され感。犯人の変貌ぶりはおもしろかった。 |
No.16 | 8点 | 由良小三郎 | |
(2002/05/14 20:36登録) こういうのは好きです。誇張されてややありがちな人物設定ですが、好感のもてるキャラクタも多いからです。トリックのあたりとかも難ありですが、トリック重視でない僕は好きです。 |
No.15 | 6点 | okuyama | |
(2002/04/17 17:16登録) これまで読んだことのないトリックだったので楽しめた。トリック以外は、ギリギリ平均点という感じ。 |
No.14 | 9点 | テツロー | |
(2002/03/23 17:58登録) 犯人の人物像が何か嫌だったので、マイナス1点。後は全て良し。 糸とやかんの跡からの推理の展開のところが、正に本格って感じだし、全体の仕掛けも、見事に引っかかってびっくりした。この引っかけを「いかんだろう」と言ってる人の書き込みもあるけど、嘘書いてないのは間違い無いのだから、いかんことはないだろう!? 何がいかんのさ? |
No.13 | 5点 | のり | |
(2002/03/15 01:35登録) 「絶対最後なんかある」と思いながら読んでいたんですが、結局引っ掛かりました。 でも、中盤までは正直退屈しました。なんかスゴイ普通。まあ、それが伏線になってるとも言えるのですが。 |
No.12 | 9点 | ryz | |
(2001/11/07 05:02登録) 驚愕しました。一本背負い食らったような気分でした。これだけ危険な勝負をしている本も珍しい。そこが駄目なら全部駄目、って感じですからね。潔くてよいと思います。 |
No.11 | 6点 | keisuke | |
(2001/10/08 01:50登録) 僕的には、読んでみて「めちゃめちゃ面白!」ってほどじゃなかった。でも、最後の展開は結構面白かったです。 |
No.10 | 6点 | wataru | |
(2001/09/30 16:50登録) あんまり期待して読むっていうのも、考えものかな。トリックについては、なるほどね〜って感じたんですが、思いっきり感動はしませんでした。面白かったのは、面白かったんですけどね。あと、最後の犯人の豹変ぶりには、ビックリでした。 |
No.9 | 8点 | Nakatz | |
(2001/08/11 23:37登録) 純粋に「騙される」快感を得られる作品。ミステリとしての面に重きをおけば、 驚天動地のトリックが用いられているわけでもなく、また「あっ!」と驚く事件も 登場していないから、あまり高い評価は出来ません。けれども、最後の最後で読み手を ものの見事に騙す手際は鮮やか。 |
No.8 | 2点 | ぽん | |
(2001/07/20 00:26登録) 読了後、本を投げつけてしまった一冊。すみません、本。 そのくらい腹立たしい作者の書き方。あの作者の作為的な挑戦状はミステリというか小説としてもいかんのでは?と思ってしまいました。・・・・・・むむむ。はっきりいってあの手の挑戦状は納得いきません。 |
No.7 | 7点 | 葉 | |
(2001/07/18 01:02登録) 本格の盲点をつくトリック。 しつこい伏線にひょっとしてと疑惑がわくが、 まさかね、と「本格の枠」に自分でしてやられた感じ。 ユーモアのある文章も好き。 |
No.6 | 8点 | みづち | |
(2001/07/12 17:02登録) 本格ミステリだったら謎解きは最大の見せ場。 久しぶりに「膝を叩いた」。これだからミステリを読むのは止められない。 合理性は十分満足しました。 パズラーミステリが好きじゃない人は絶対に読まないように(笑)。 |
No.5 | 3点 | tenkyu | |
(2001/07/10 00:55登録) これ以上無いほど、気分の悪い騙され方だった。 読者への挑戦状と同じ視点で書かれている箇所に細工をするとは・・・・これで本格だとは・・・ 皆さん、本格の意味、はきちがえてません? |
No.4 | 5点 | ドクター7 | |
(2001/07/09 08:50登録) トリックが分かってしまうとそれまで。 登場人物はいいかも。都合の良い展開が残念。 |
No.3 | 3点 | 馨子 | |
(2001/07/04 19:12登録) 謎解きを楽しむ以前に、小説として稚拙すぎてダメでした。 |
No.2 | 8点 | RYO | |
(2001/07/04 16:30登録) 騙される快感を味わってください。 作者はウソを書いていないですから・・・。 |