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ミステリの祭典

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日曜の夜は出たくない
猫丸先輩シリーズ

作家 倉知淳
出版日1994年01月
平均点6.72点
書評数36人

No.16 6点 ロビン
(2008/12/26 20:02登録)
短編のほうはそれなりに満足のいく作品が多かったけど、こういったメタっぽい構造はどうも苦手だなぁ。
ただ、猫丸先輩の強烈なキャラクターは読んでいて楽しい。

No.15 7点 シュウ
(2008/10/08 19:27登録)
どれも面白いですがユーモア色の強い作品が特に気に入りました。ベストは「寄生虫館の殺人」で、乱歩っぽい文章を書くライターさんがツボでした。
ラストの2編はやっぱり蛇足にしか感じないなあ。

No.14 6点 itokin
(2008/09/03 10:49登録)
倉知淳としてのデビュー作らしいが、この人に掛かるとどのような小さな出来事でもミステリーにしてしまうという才能をかいま見ることが出来る。キャラクター作りがうまいためか読者を最後まで飽きさせない筆力もうかがい知れる。

No.13 7点 ぷねうま
(2007/11/17 06:20登録)
全作、違うベクトルから描かれているのに向かっていく方向は優しさであることを感じる。

No.12 6点 dei
(2007/11/03 21:24登録)
タイトルが良い。
猫丸先輩モノはやっぱりほのぼのするなぁ…
ベストは表題作。

No.11 5点 留吉
(2004/10/15 18:37登録)
 日曜の夕方のペーソスを味わいながら・・という感じではないけど・・
・『空中散歩者の最期』  このカラクリでは、この検死報告の衝撃度は生じ得ない!・・・と思うが・・?  物理が得意な方の御意見をお伺いしたいところ。(高校物理の初級レベルで十分なはず)
・『海に棲む河童』  チェスタトンの1,2作を思わせる構成とダンセイニ(他多数)のネタなどを軽く書き流している。 加工が程よいからOK.
・表題作  これもF.ブラウン等、洋邦問わず類作多いサスピシャス・ラヴァー物だが、これほど喉元をむずがゆくさせてくれるのは、この作者ならでは。
 番外の2編は、やはり不必要な気がするけど、この人の性格を知るのにはいいかも。

No.10 7点 なの
(2004/09/12 21:21登録)
『猫丸先輩の推測』の後に読んだんですが、結構血生臭い事件が多くて驚きました。
それでも後味が良いのは、猫丸先輩のキャラのお陰なんだなぁ。
かなり楽しめましたが、ラスト二本はタイトル通り蛇足じゃないかな?

No.9 9点 深壬
(2003/12/12 18:19登録)
 ミステリー分野にいて、ミステリー分野にいないような、そんな作家さん という印象がありましたね。
 物語は「温厚」に近く、その物語の構成とラスト2編に関しては「巧妙」という言葉が似合う作品だと思う。
 1つ1つの物語に対しても「淡々とした口調」「女性の繊細な口調」など。使い分けが凄い。その中で、崩れない「猫丸先輩」
 彼の事件を解く というよりも、事件を暇つぶしに語る みたいな姿勢が、たまらなくいい。
 「猫丸先輩が出てくる世界」と「猫丸先輩の世界」と。ほんと、巧妙の一言。巧妙なのに、こんなに「ほんわか」ムードの漂う物語も珍しい かと。
 私的に「約束」と、「生首幽霊」のラストがすき。
 お試しあれ ですね。

No.8 7点 ハッチ
(2003/09/24 22:18登録)
神出鬼没なイメージの探偵・猫丸氏がとても味があって良かった(「約束」の錠剤ネタはちょっと強引な気もしたけれど)キャラクターは全然違うけれど、なぜか鮎川哲也氏のバーテンシリーズを思い出させるようなミステリでした。同じ安楽椅子探偵だからかな?

No.7 7点 秋原
(2003/03/14 22:38登録)
何度も読み返したくなります。こういう終わり方はけっこう好きな方なので。
それぞれ雰囲気が違っていて面白かったです。

No.6 8点 ギザじゅう
(2002/11/03 22:19登録)
視点が話によってばらばらで、そこに猫丸先輩がさっそうと出てきて謎解きを始めるのが読んでて気持ちいい。
『海に棲む河童』のように昔の伝説を紐解くのもおもしろい。

No.5 8点 しゃん
(2002/06/19 18:05登録)
凄く面白いです、ほのぼのと読めました
最後のラストは私の趣味に合わないですね

No.4 9点 pecosmile
(2001/09/20 03:33登録)
1編ごとにモチーフや雰囲気がバラバラで
読後、なんだか得した気分になりました。
どれも根底にはユーモアさ、優しさを忘れていない感じ。
そして何よりも本格です。論理でスパっと斬る!
キャラクターも非常に魅力的です。

No.3 8点
(2001/07/18 00:49登録)
猫丸先輩がとても良いです。
まさにしてやられました。
『日曜の夜は出たくない』みたいなクサすぎて
顔から火が出そうな恋愛モノも結構好きだったりする(笑)。
読了後ニヤリとしてしまいました。

No.2 7点 みづち
(2001/07/12 16:59登録)
短編ミステリとしてなかなかの内容。
それぞれのストーリーの終わり方が気分が良いです。

No.1 7点 みきや
(2001/07/02 17:37登録)
まったりと痛快に殺人小説(表現誤)を読みたい人へ。

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