home

ミステリの祭典

login
探偵映画

作家 我孫子武丸
出版日1990年12月
平均点6.39点
書評数41人

No.21 8点 シュウ
(2008/09/23 23:47登録)
この作品の白眉は登場人物たちがそれぞれ犯人に立候補する場面で、これがかなり面白いです。もちろん実際に人が死んでないから
出来る展開なんですが、こういうことができるから我孫子さんの軽いというか軽妙な作風は大好きなんです。
正直サスペンスやホラー方面よりこういうのをもっと書いて欲しいんだけどな。それ以前に寡作すぎますが。もっと書いてください。
ただ個人的にあまり映画に興味がないのでその辺がちょっと退屈だったかな。あとあの監督は最後になんかひどい目にあったほうがいいような気がする。

No.20 8点 うにゃん
(2008/09/16 21:55登録)
こういった設定は好きな方ではないが、全く苦痛なく読み終えた。真相はありきたりだが、読ませ方の勝利といった感じでしょう。

No.19 6点 白い風
(2008/07/07 00:29登録)
面白い試みだと思いました。
私は最近映画は見てませんが、それでも楽しめました。
(見ている映画は数本でしたが・・・)
とは言え高評価まではちょっと・・・ですね。

No.18 7点 ぽぅぽぅ
(2008/06/14 06:56登録)
作中に出てくる映画監督、「映画界の鬼才」らしいけど
その割には撮ってる映画はB級丸出しだな・・・
なんて突っ込みは無粋なんでしょうねw
業界の裏側が見えるのが面白い

No.17 7点 vivi
(2008/04/26 00:14登録)
ミステリ映画を撮る人間の話という構造が、あってこその作品。
こういう意図なら、メタも納得して読めます。
一体、どういう落ちをつけるのかとドキドキしながら読んで、
最後に、見事にアッと言わされてしまいました(^^;
う~ん、まだまだ読みが足りないな~。(楽しかったけどw)

マニアックに出てくる映画が古すぎて、
全然ピンと来なかったのが、ちょっと悲しかったです。

No.16 7点 dei
(2008/04/14 20:10登録)
設定が良い

No.15 5点 おしょわ
(2008/01/14 14:13登録)
結構期待して読んだので少し辛目の採点です。

No.14 2点 くりからもんもん
(2005/08/02 18:43登録)
全く面白くなかった。ネタはバレバレだし、最後の映画の落ちも意外性はない、引っ張るだけ引っ張った割には平凡。途中から読むのが苦痛だったが、最後の種明かしだけを楽しみに読み続けたのに、がっかり。あのアイデアで天才と呼ばれるなら、映画監督も楽な商売だと思う。

No.13 8点 Tetchy
(2005/06/05 01:05登録)
設定の勝利。読む前の期待よりは落ちますが、作者自身が愉しんで書いているのが行間から滲み出てます。こういう作品は読んでいるこちらも愉しくなります。

No.12 8点 ロビー
(2005/04/15 15:26登録)
騙された。その一言に尽きる。
このアイディアを思いついた監督が、他人にどう思われようが、試してみずにはいられなかった気持ちがよくわかる。
悪趣味には違いないが、騙し、そして騙されるということの快感からは逃れられない。
だからこそに推理小説を書く人間がいて、それを読む人間がいるのだろう。

No.11 9点 ぽこにゃん
(2005/02/07 04:37登録)
容疑者が犯人に立候補する。という手法は本当に笑えます。こういう雰囲気のミステリは新鮮だった。

No.10 7点 バファックス
(2004/07/03 00:13登録)
映画が好きなので。でも、実際に見るこの映画はたぶんつまらないと思う。

No.9 7点 Dain
(2003/10/05 03:03登録)
まさに、他には無い作品ですね。ただ自分が映画をほとんど見ないこともあり、のめりこみづらいのが難点。

No.8 9点 ギザじゅう
(2003/03/14 01:57登録)
監督しか知らない『探偵映画』の結末を全員で推理していくという趣向が面白い。また俳優としてのし上がるために、自分を犯人にしようとするのも変わってる。
作者の叙述トリック試論と、それに基づいた作中のトリックもお見事!
作中の『探偵映画』が映像化されたら非常に面白そう。

No.7 6点 HS
(2002/08/31 17:49登録)
初めて読んだ時、高校生だったんですが、よく理解出来なかったという印象が強いです。でも、主人公とヒロインとの関係はとても好きでした。「正解だった」ってところが好きでした。

No.6 6点 ハッシー
(2002/03/13 23:14登録)
映画好きの人にはいいかも。自分には少しきつかった。
冒頭の部分で「叙述トリック」の話しをしての結末を考えると作品としては、読者に対するヒントも提示しているし、なんといっても作品自体のテーマが「叙述トリック」になっているし、改めて味わいながら読むと結構良い作品かも・・・。

No.5 6点 閑蠢
(2001/11/23 18:23登録)
三谷幸喜氏「ショー・マスト・ゴー・オン」を思い出した。三谷的ドタバタコメディ好きな人にはお勧め。
ミステリ映画のお勉強にもなります。
オチは読めるけれどラストが爽やかで良いです。

No.4 4点 ドクター7
(2001/11/19 18:10登録)
きびしい言い方をすれば期待ハズレ。アイデアは面白いと思いますが、根本的に破綻していると思います。会話が不自然で、映画うんぬんに関する文章は(好みの分かれるところかもしれませんが)好きになれませんでした。頭のなかで作った物語の範疇を出ていない感じです。

No.3 8点 wataru
(2001/10/17 22:25登録)
明るくて読みやすいのがいい。また、殺人事件が実際に起きてないから、殺伐とした雰囲気ではないところもいい。それに、最後は驚きました。

No.2 7点 BEAN
(2001/09/16 03:23登録)
真相はそんなに意外なものでは無かったが、話の流れ(推理を出し合う)が面白かった。
(これをきっかけにバークリーの『毒入りチョコレート事件』を読んだ。)

41中の書評を表示しています 21 - 40