皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
27571. | RE:RE:RE:RE:『バティニョールの爺さん』追記 弾十六 2020/07/08 10:34 [雑談/足跡] |
tider-tigerさま せっかくの渾身のボケを潰すところでした… > 孤島 こっちは「ハルヒ」の「孤島症候群」のイメージですね… >『僧正札事件』 こっちは僧正遍照の札を持って死んでた美女の事件… ってそんなのあるか〜い! ノリツッコミが下手くそですみません。リアルに大阪人と会話すると疲れます… シャイな性格なので… |
27570. | 『ソーンダイク博士の事件簿1』追記 弾十六 2020/07/08 04:28 [雑談/足跡] |
手を抜いていたアルミニウムの短剣のところをちゃんと書きました。やっと完成です!結構面白い発見をしてると思うので、ぜひご覧ください。 tider-tigerさま ツボつかれまくりです。北斗の拳なら 『あぎゃべ』 と叫んで爆発するレベル。 実に嬉しいなあ。小姑冥利に付きます… 誤訳は、自分も指摘めいたことをしてるので 基本姿勢を表明したくてタイミングをはかっていました。 ミステリマガジン1984年6月号の書評で、ある翻訳家の正体を発表しなくてはならないので…(もちろん名指しはしません) 今はガボリオと共に19世紀フランスを旅しています。 20世紀に帰ってこれるかなあ… (あっちでコリンズとヴィドックが手招きしています…) |
27569. | RE:RE:RE:『バティニョールの爺さん』追記 tider-tiger 2020/07/07 21:09 [雑談/足跡] |
弾十六さん、こんばんは。 >>でも、ふと記憶をよぎったのが、googleってサイト内検索の命令セットを用意してたんじゃね?というおぼろげな知識… ここで私もおぼろげな記憶が……二年ほど前に当掲示板で管理人さんと同じような話をしたことを思い出しました。しかも、管理人さんのお考えに納得して、当の私がgoogleのサイト内検索について言及したのです。……管理人さん申し訳ございません。すぐに忘れる鶏頭でした。 >>孤島 ややこしい喩えですみません。ミステリの世界では孤島にいると必ず殺人事件が発生し、誰もいなくなったりします。だから、ミステリファンは孤島では絶対に油断をしてはいけないのです。翻って日本でもコロナの危険はまだ存在しているので、孤島にいるときと同じように油断をしないようにしましょうという意でした。 ですが、コロナの話をしているときに孤島などと言えば感染の危険がない安全な場所だと感じますよね。 コロナの話をしているときに「孤島は危険だ」という喩えは適切ではありませんでした。 最後に――最後がもっとも長いのですが――弾十六さんの御書評は私の疑問をいくつも解消して下さったことを報告させていただき、この場を借りて御礼を申し上げます。 一つ二つ例を上げますと『ホロー荘の殺人』では以下のような御指摘をされていました。 ~p249 あの女[女優]はハリウッド帰りです--新聞で読んだのですが、あそこでは、ときどき射ちあいをやるそうですな: 後段は 「向こうで数本撮影した(shot)」じゃないかな?~ これ、私もなんのこっちゃと思っていたのです。誤訳を疑っていました。ところが、 >>警部のジョーク? 能三さんの訳で大正解。 実は正解だったとは驚きでした。 もう一例だけ。『僧正札事件』 ~p249 日本家屋の鬼瓦さながらに(like a japish gargoyle): japishはヴァンス全集中に3箇所用例あり。他の二つはwith a japish smile(grin)。jape+ishの意味らしい。「いたずらっぽいガーゴイルのように」が正解?~ これは弾十六さんの訳されたとおりだと思います。自分もかなり引っ掛かっておりました。あの場面で「鬼瓦」は違和感ありありです。コロンボ警部を見送る犯人とかなら鬼瓦は適切だと思うのですが、僧正のあの場面であのキャラなら絶対に「いたずらっぽいガーゴイル」でしょう。作者の日本知識が浅くて鬼瓦がどのようなものなのか正しく理解していなかったのだと考えておりましたが、弾十六さんの訳を見て腑に落ちました。これしかない! この部分旧訳ではどのようになっているのでしょうか。大昔に旧訳を読んでいるはずですが、まったく記憶にありません。 最後に最近弾十六さんが書評されていた『推理小説の誤訳』これ自分も前に読みました。内容は悪くないと思うのですが、著者がちょっと偉そうで意地悪だなとは感じておりました。 長々とすみません。 今後もいろいろ御教示くださいませ。 ではでは、失礼いたします。 |
27566. | ●おっさん様~「RE:人並由真さんへ 『プレード街』管見」の件で 人並由真 2020/07/07 05:21 [雑談/足跡] |
<※ジョン・ロードの『プレード街の殺人』の内容に多少触れています> おっさん様 (◇・・様) こんばんわです。 今回は、詳しい丁寧なご説明ありがとうございます。 > 諸悪の根源は、『本格ミステリーを語ろう![海外篇]』(1999 原書房)における、二階堂黎人氏の勘違い発言だと思います。 ……あー、なんというか、困ったモンですねー、という感じです(汗)。 まあ人間だから、勘違いしちゃうこと自体は、仕方がないですが。 ただまあ、こういうヨタ話(もとが勘違いとはいえ)が歳月を経ても 風化せずに生き続けて、webなどでまた21世紀に蔓延しちゃうのは 望ましいことではないですね。 (いつかのサム・スペードはアイヴァに射殺されたのヨタ話 とまったく同様。) 同じサイトへの参加者として、◇・・さんに失礼を申す気などは まったくないですが、ご本人が『プレード街』の実作をお読みに なっているのなら二階堂センセの発言の段階で「あれ?」と 思っていただきたかったです(涙)。 とはいえ、まあ、これも、以前に読んだ作品の細部の記憶が 薄れているところに、もし二階堂センセの発言が インフルエンスしたという流れなのなら……うーん……。 そのまま「あれ、そうだったかな~うん、二階堂先生が そういっているのなら、そうだったんだよな」と 思い込んじゃうことなども、ある……のでしょうか。 (まあ◇・・さんご当人がまだ経緯をご表明されていないので、 現時点で、あまりあれこれ、ものを申すのも お行儀がよろしくないですが・汗。) とにかく今回の件は、他の方のフリ見て我が身を糺せ、ですね。 (すぐに自戒のお言葉を発せられるおっさん様は、さすがだと ぞんじあげます。) 一応、当方などは、本サイトへの投稿上のマイ・ルールとして 昔すでに読んだ作品でも、レビュー投稿前に再読していない作品、 年単位で昔日に読んだきりで、その後実物を読み返していない 作品の作品単位のレビューは控えるようにしております。 どこに、予期しない落とし穴(勘違い・誤認)があるか 分かりませんので(ガクガクブルブル……)。 あらためまして、おっさん様につきましては 今回のご説明、ありがとうございます。 しかし、くだんの『本格ミステリーを語ろう![海外篇]』は たしか当方も購読していると思うのですが、 その『プレード街』への二階堂発言のくだりは 失念していますね(汗)。 (もしかしたら、当時の評者がまだ未読の作品への コメントっぽい箇所は、なるべくみないようにして その題名が目に入りかけた瞬間、読まないようにして とばしていたのかも知れませんが。) そして、こういう情報の出典をさっと提示なされる おっさん様は、猛者が少なくない本サイトのなかでも、 やはり特に有数の識者だと、お世辞ではなく衷心、実感いたします! 今後ともどうぞよろしく、有難いご指導のほどを 一層、お願い申しあげます。 人並由真 拝 > [ おっさんさんのコメント ] > 人並由真様 > > パソコンが壊れて買い替える羽目になり…… > 本日、ひさしぶりに「ミステリの祭典」を訪れることが出来るようになった、おっさんです。 > いろいろ面白い展開が、掲示板でもあったようで、参加できなかったのは残念ですが、その代わり(?)今回は、筆者が贔屓にしているジョン・ロードの、『プレード街の殺人』についての、7月3日付けのご書評を読んで、思ったことを、書かせてもらうことにします。 > 横から失礼、ということで、◇・・さんもご了承ください。 > > 諸悪の根源は、『本格ミステリーを語ろう![海外篇]』(1999 原書房)における、二階堂黎人氏の勘違い発言だと思います。 > いわく > > 「『プレード街』に関してはまったくよくない。よくミッシングリンク・テーマの傑作みたいなことをいうんだけど、それは嘘です。冒頭に裁判の場面があって(中略)殺されていくわけ。どこにミッシングリンクがあるのかといって何もない。最初からわかってる」 > > 二階堂さんがいう、「冒頭」の「裁判」というのは、「前篇 犯罪」の第三節「審問」のことでしょうが、完全にストーリーを間違って記憶しています。そして、会談メンバーとして同じ席にいた他の作家諸氏の誰も、その間違いに気づかず、訂正してあげられなかった(+_+)。 > きっと、若き日の聡明な二階堂さんにとって、「プレード街」の、動機に関する伏線は、あからさますぎて、すぐミッシング・リンクのネタが割れてしまったのでしょう。アタマのいい人の悲劇ですね。 > しかし、トシはとりたくないもので、歳月の経過とともに、肝心のお話が曖昧になってしまった。他人事ではありません。 > > そして、◇・・さんもまた、敬愛する二階堂氏(その文章に、多大の影響を受けていらっしゃるように思えます)の発言がもとで、記憶が改竄されてしまったのではないか、と愚行する次第です。 > > 出自がスリラー作家であるロードの、ある意味、良さがよく出た佳品が「プレード街」だと、個人的には評価しています。 > > 妄言多謝。 > > おっさん拝 |
27555. | RE:RE:『バティニョールの爺さん』追記 弾十六 2020/07/06 19:28 [雑談/足跡] |
tider-tigerさま、ありがとうございます。 召喚されると、すぐシャシャリ出る弾十六です。 賛同いただき、ありがとうございました。勇気百倍です。 でも、ふと記憶をよぎったのが、googleってサイト内検索の命令セットを用意してたんじゃね?というおぼろげな知識… 早速検索したら、技がちゃんと書いてありました。 問答無用、googleの検索窓に次の文をコピペして検索してみてください… エルロイ site:saiten.dip.jp ご投稿の最後の文が面白いですね。ロビンソン・クルーソーみたいなイメージでしょうか。(私は最初「孤島にいるわけじゃないので」と誤読しました…) > [ tider-tigerさんのコメント ] > 遅きに失した感ありますが、自分が思っていたことを書いておきます。 > > まず、自伝、評伝などは対象の作家の名前を検索した場合にはヒットして欲しいなということ。 > > あとは「・(なかてん)」の有無で検索にかからなくなること。 > >別題のところが検索に引っかからないこと。 > 同感です。 > >管理人さん、みなさん、孤島にいるときのように油断は禁物です。お気をつけ下さい。 |