皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
spam-musubiさん |
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平均点: 5.70点 | 書評数: 192件 |
No.21 | 7点 | 鳩笛草- 宮部みゆき | 2011/09/17 00:36 |
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この人の書く超能力者はいつもどこか切ない |
No.20 | 4点 | 誰か Somebody- 宮部みゆき | 2009/11/04 20:12 |
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あっさり始まり、あっさり進み、あっさり終わった。
小品、佳作、といった感じ。 ミステリーとして評価する作品ではありません。 かといって、主人公を始めとしてとりたてて魅力的な 登場人物もおらず。 作者が好きなだけに肩透かしをくらった印象。 |
No.19 | 6点 | パーフェクト・ブルー- 宮部みゆき | 2009/10/17 16:42 |
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筆者お得意の、少年冒険活劇(?)。
処女長編からこのパターンだったんだなぁ、といささか感慨深い。 純然たる推理小説というよりはサスペンス風味の強い内容。 読みやすく、かといって軽すぎず、読み始めたら止まらない 文章も最初からだったんだなぁ。 と、一応満足して読了しましたが、どうもこの、真犯人(?)の やったことに今ひとつ納得がいかない。他の子どもたちのためを 思って、と言うが、そのために○○に火をつけたり、 その友人を殺したりというのはちょっと非道が過ぎる。 最後の最後で感情移入ができず拍子抜け。 それ以外は、加代ちゃん一家+信也+犬コロで探偵物としてシリーズ化することが できそうなほどキャラが可愛らしく、そのおかげで読後感も 爽やかなものになりそうだっただけに残念。 |
No.18 | 5点 | レベル7- 宮部みゆき | 2009/06/03 12:31 |
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タイトルから、SFものかと勝手に想像してたら違いました(笑)。
ミステリというよりはサスペンス要素が強いかな。 読みやすい文章と様々な伏線で、あっと言う間に最後まで読ませます。さすが。 とはいうものの、真の主人公の目的は成就されますが、その手段にはちょっと疑問。 あそこまで大掛かりで、運頼み要素の強いやり方はいかがなものか、という気がして しまいました。もし冒頭で2人が警察へ行ってしまったら…もし途中で記憶が戻ったら… もし誰か一人が寝返ったら…、という不確定要素が多すぎませんかね。 ということで最後のハッピーエンドも今ひとつすっきりしませんでした。 |
No.17 | 5点 | スナーク狩り- 宮部みゆき | 2007/12/20 10:23 |
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バラバラな何本もの物語が徐々に同じ方向性を向いていき、
最終場面である金沢で1本に収斂するまでは本当に面白い。 国分慎介の逮捕という軽いカタルシスをアクセントにしつつ、 気持ちよいスピード感で関越を北西へ…。 それだけに最後、唐突にバイオレンスの嵐が吹き荒れ、人が 死にまくる場面には、どうしても違和感というか取り残され感を 感じてしまった。結局何が言いたかったのかわからない。 |
No.16 | 7点 | 理由- 宮部みゆき | 2007/09/06 10:39 |
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本格を期待して読むと肩透かしを食らいます。
宮部さんの中では非常に読みづらい部類に入る本だと思いますが、 そこを我慢していると後半ぐいぐいとひきつけられ、 最後は布団の中で夜3時に読了。1時には寝る予定だったのに(涙) |
No.15 | 6点 | 天狗風- 宮部みゆき | 2007/09/06 10:37 |
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素直に。お初萌えで。
でもやっぱり現代物の方が好き。 |
No.14 | 5点 | 夢にも思わない- 宮部みゆき | 2007/09/06 10:36 |
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やはり子どもが主人公だと感情移入が難しい部分がありますね。
2010/10/1再読 タイトルの意味に今頃気付いた>< 男子中学生はみんな素直で優しく、 女子中学生は腹に一物ある子ばっかり。 さすが宮部さんという感じ。 |
No.13 | 6点 | 震える岩−霊験お初捕物控- 宮部みゆき | 2007/09/06 10:34 |
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宮部さんの現代物のような「超能力+ミステリー」というよりは、
「超能力+オカルトサスペンス」といった趣。 登場人物の明るさ・軽さ(いい意味で)がよくマッチしています。 |
No.12 | 7点 | ステップファザー・ステップ- 宮部みゆき | 2007/09/06 10:32 |
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最初は「しまった、中学生向けの本だったのか」と後悔しましたが、
気が付いてみればすっかり引き込まれ…(笑) 続編出ないですかねぇ。 |
No.11 | 6点 | 長い長い殺人- 宮部みゆき | 2007/09/06 10:31 |
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アイデア勝ちといったところでしょうか。
これはこれで楽しめました。 |
No.10 | 5点 | かまいたち- 宮部みゆき | 2007/09/06 10:30 |
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お初萌えで。 |
No.9 | 6点 | 本所深川ふしぎ草紙- 宮部みゆき | 2007/09/06 10:29 |
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宮部さんらしい短編集、でしょうか。
あまり強く印象には残りませんでしたが、 電車の中で読むにはいいかも。 |
No.8 | 8点 | 龍は眠る- 宮部みゆき | 2007/09/06 10:28 |
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超能力者が大活躍という話は無数にありますが、宮部さんは異能の者ゆえの
孤独・悲哀・悲劇を扱わせたら右に出る者がいませんね。 超能力を持ってしまったがために破滅へ突き進まざるを得ない少年2人の 哀しさが非常に印象に残っています。 |
No.7 | 4点 | 東京下町殺人暮色- 宮部みゆき | 2007/09/06 10:23 |
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皆さんと同じく。あまり印象に残りませんでした。 |
No.6 | 7点 | 我らが隣人の犯罪- 宮部みゆき | 2007/09/06 10:20 |
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表題作はショタの面目躍如といった作品ですね。
素直で賢い男子中高生を主人公にしたら 大抵面白い作品を書かれます。 |
No.5 | 5点 | 魔術はささやく- 宮部みゆき | 2007/09/06 10:17 |
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宮部さん大好きなのですが…残念ながら入り込めなかったです。
理由は↓35の方が言われている通り。催眠術とかサブリミナルって、 世間で思われているほど強力なものではないです。 そこにどうしてもひっかっかりを覚えてしまいました。 |
No.4 | 10点 | 火車- 宮部みゆき | 2007/08/17 09:17 |
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ラストに否定的な方がいますが、もう犯人の思いは描き尽くされていて
これ以上何を語らせても蛇足になるだけではないでしょうか。 このラストこそが作者のセンスであり凄さでしょう。 初めて読んだときは確かに「ものすごい取り残され感」を感じましたが(笑)。 私の中では、「切ない犯人№1」です。 |
No.3 | 4点 | R.P.G.- 宮部みゆき | 2007/08/09 08:45 |
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何と言い訳しようとも、これはやっちゃいけないでしょ。
反則です。 |
No.2 | 8点 | クロスファイア- 宮部みゆき | 2007/08/02 10:01 |
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最初は自分のやっていることに疑問を持たない主人公に違和感を
感じていたが、主人公の心情の変化に合わせて徐々に共感を覚え始め、 最後の展開は……、うーん、さすがに巧い。あっという間に上下巻読破してしまいました。 超能力者が大活躍という話は無数にありますが、異能の者ゆえの孤独・悲哀・悲劇を扱わせたら右に出る者がいませんね。「龍は眠る」にも通じますが。 |