皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
レッドキングさん |
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平均点: 5.27点 | 書評数: 888件 |
No.48 | 5点 | 痾- 麻耶雄嵩 | 2018/06/08 18:17 |
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「夏と冬の奏鳴曲」の後日談としてのみ意味のある作品 |
No.47 | 8点 | 夏と冬の奏鳴曲- 麻耶雄嵩 | 2018/06/08 17:29 |
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あらゆるジャンルの小説の中から「わが生涯の十冊」を選ぶ時は外せない作品で、それくらい魅せられた。何というか「青春の文学」として。だから本来10点以外はないのだが、ミステリ自体の骨格プロットは公平に見て6点で・・したがってギリギリ妥協して・・この点数を付けざるを得ない。 |
No.46 | 7点 | 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件- 麻耶雄嵩 | 2018/06/08 17:13 |
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おそらく、「最も好きなミステリ」と言えるだろう。二十歳そこそこでこれを書いた作者に敬意を表する。
※ただ・・「一番好き」なミステリが「一番優れてる」と思うかとなると・・それは、また別な話で。 |
No.45 | 5点 | すべてがFになる- 森博嗣 | 2018/06/04 19:01 |
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だめだ あの教授と女子大生コンビが好きになれん ウェディングドレス着た腐乱死体の登場場面だけは面白かった |
No.44 | 6点 | 聯愁殺- 西澤保彦 | 2018/06/04 18:31 |
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犯人を殺人鬼にまでしちゃう二段落ちはくどいような気が 最後はあの殺人で終わらせてよかったじゃん |
No.43 | 6点 | 過ぎ行く風はみどり色- 倉知淳 | 2018/06/04 18:20 |
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表紙の絵変わったね 前の絵は露骨にネタバレだった 一番肝心なところが見当ついちゃったもん 挿絵画家それ以上に編集者考えろよとオモタ まあこういう救いのあるエンディングも悪くないな「暗いところで待ち合わせ」とか「ユリゴコロ」とか |
No.42 | 5点 | 星降り山荘の殺人- 倉知淳 | 2018/06/04 18:11 |
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作者が読者に「この章で〇〇登場」って提示してるところがトリックなのね それはそれでグッドアイデアだけど そこだけだなあ |
No.41 | 6点 | 向日葵の咲かない夏- 道尾秀介 | 2018/06/03 16:44 |
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好きになれんぞ この小説家 小器用で こざかしくて偽善的で
唯一この作品だけは再読する気になるが 他のは全部ダメだ < 2023/9/6 追記 > ありゃ、何でこんな子供みたく毒づいてんだ? 5年前。それだけ良く読んでたって事か、この作家。今や何の関心もないが・・・ |
No.40 | 5点 | 電氣人閒の虞- 詠坂雄二 | 2018/06/03 16:28 |
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なんじゃああ こりゃああ |
No.39 | 6点 | リロ・グラ・シスタ- 詠坂雄二 | 2018/06/03 16:26 |
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嫌いじゃないぞ 二読しちまった |
No.38 | 7点 | 厭魅の如き憑くもの - 三津田信三 | 2018/06/02 17:56 |
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作中で 何回も「犯人は〇〇だ」と登場人物たちに露骨に「正解」されているのに、読者はそれを ごく自然にスルーしてしまう。ホラーと叙述トリックが機能しあって その仕掛けを構成しているところがすごい。 |
No.37 | 3点 | 塗仏の宴- 京極夏彦 | 2018/05/31 22:02 |
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くどい
(2021/4/12 追記) 再読したが・・やっぱり、くどい。 |
No.36 | 5点 | 陰摩羅鬼の瑕- 京極夏彦 | 2018/05/31 22:00 |
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つまるところは、これも一種の叙述密室トリックね。
(2021/4/12 追記)「姑獲鳥」の「知覚」に対して、「概念」による叙述トリックを狙ったのだが、「知覚」では有効に作用した榎木津礼二郎の能力に該当するアイデアが、ここでは拵えられなかったんだな。 |
No.35 | 4点 | 鉄鼠の檻- 京極夏彦 | 2018/05/31 21:54 |
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つまるところ どこがミステリだったんだ?動機か?死体か?建物か?
(2021/4/12 追記)「どこがミステリだったんだ?」って言ったって、ちゃんとフー・ホワイミステリしてるじゃん。ただ、解明が単なる経緯説明なのがツマランてだけで。 |
No.34 | 5点 | 狂骨の夢- 京極夏彦 | 2018/05/31 21:48 |
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つまるところは場所錯視トリックね |
No.33 | 7点 | 姑獲鳥の夏- 京極夏彦 | 2018/05/31 21:41 |
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つまるところは叙述密室トリックね。これが京極の最高作かもなあ。
(2021/4/12 再々読、追記。) あの超常能力持ったキャラを「証人」に添えることで、ただのズッコケネタを叙述トリックにまで仕立て上げた部分、画期的だとあらためて痛感。点数は・・変わらず。 |
No.32 | 6点 | 魍魎の匣- 京極夏彦 | 2018/05/31 21:39 |
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つまるところはSF密室トリックね |
No.31 | 7点 | イニシエーションラブ- 乾くるみ | 2018/05/31 21:27 |
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すごいなあ、こんなのがあるんだな。最後の一文や一言で「えぇぇ」てのも貴重なのに、これは読み終わってから振り返って、「え?・・おおお」てんだな。
あの映画もよかったな。それまで好きになれなかったあのAKB女優がキュートに見えた。 |
No.30 | 8点 | ユリゴコロ- 沼田まほかる | 2018/05/31 21:18 |
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なんて救いのあるエンディングなんだ。
※この作家への個人的思い入れから点数にはオマケ加算。 |
No.29 | 7点 | 星を継ぐもの- ジェイムズ・P・ホーガン | 2018/05/30 19:46 |
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島田荘司のこと書いていて連想がこれに移った。これが面白いのは島田のトリックよりスケールがでかいってことではなく、「10万年前の宇宙服着た人間の遺体が月の洞窟で発見」って不可思議トリックの種明かしが、話の「幹」として機能していることだ。
※ところで、面白いSFって、概して面白いミステリでもあって、「SF的感動」て、実はミステリ的解明のことなんでは?と密かに思っている。 |