皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
ボナンザさん |
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平均点: 5.25点 | 書評数: 1594件 |
No.614 | 5点 | 雷鳴の中でも- ジョン・ディクスン・カー | 2016/11/23 22:27 |
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カーらしく凝った舞台設定とトリックは一読の価値有り。
最大の難点は登場人物がことごとく意味不明な行動をすること。 |
No.613 | 4点 | 花嫁人形- 佐々木丸美 | 2016/11/18 21:56 |
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ここまでくると完璧ミステリとは言い難い。まあ前二作を読んだ人には最後のオチとして意味がある。
三作通じて主人公と王子様が同じようなキャラクターなのが・・・。 |
No.612 | 5点 | 悪党どものお楽しみ- パーシヴァル・ワイルド | 2016/11/12 14:07 |
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賭博ものとしてはまずまずの出来。種明かしがどれもすっきりし過ぎているかも。 |
No.611 | 4点 | 忘れな草- 佐々木丸美 | 2016/11/08 23:18 |
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前作に続く孤児シリーズ二作目。前作同様主人公の心理描写が鼻につくところもある。 |
No.610 | 5点 | 悪党たちのジャムセッション- ドナルド・E・ウェストレイク | 2016/11/01 21:28 |
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ミステリとしてよりもドタバタコメディとして楽しむべき一作。 |
No.609 | 5点 | 雪の断章- 佐々木丸美 | 2016/10/25 20:34 |
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この作品で大切なのは事件ではなく主人公の心の機微である。 |
No.608 | 6点 | ガラスの村- エラリイ・クイーン | 2016/10/22 11:58 |
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クイーン後期のノンシリーズの佳作。
法廷ものや田舎ものとしても楽しめる一方、謎解きも一定の水準なのが嬉しい。 |
No.607 | 5点 | Rのつく月には気をつけよう- 石持浅海 | 2016/10/16 11:58 |
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それぞれの短編は恋愛がらみですが中々面白い。食べ物と絡めてるのがとっつきやすいですな。
最後のオチはまあ・・・。名字的には男っぽいかな。 |
No.606 | 7点 | フォックス家の殺人- エラリイ・クイーン | 2016/10/13 20:58 |
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ライツヴィル2作目。テーマは単純だが、所々にクイーンらしい論理立てが見られる。手がかりが後出しだったり(読者への挑戦状はないが)、真相が微妙だったりといった不満を差し引いても十分良作。 |
No.605 | 5点 | 毒薬の輪舞- 泡坂妻夫 | 2016/10/08 23:23 |
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前作に引き続き泡坂にしてはやや乱暴な出来。
ユニークなところも多々有るのだが。 |
No.604 | 5点 | 邪魔な役者は消えていく- サイモン・ブレット | 2016/10/01 21:20 |
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俳優探偵ということで某引退俳優を思い浮かべるが、どちらかというとだらしない主人公でそこは好き好き。
話としてもミステリとしても及第点か。 |
No.603 | 4点 | 君の望む死に方- 石持浅海 | 2016/09/24 14:11 |
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「扉は閉ざされたまま」に続く二作目。
ゲストとして登場すると単なる通報厨みたいに見えますね・・・。 |
No.602 | 6点 | タラント氏の事件簿- C・デイリー・キング | 2016/09/19 21:13 |
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本格短編集である一方、キャラクター達にも愛着がわくストーリー。
一方で解決がやや乱暴だったり最後があれなのがやや残念。 カーの某作品見たいにどっちともとれる様なのならむしろ良かったかもですがね。 |
No.601 | 6点 | 花嫁は二度眠る- 泡坂妻夫 | 2016/09/12 21:45 |
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なかなかの良作。アリバイトリックも泡坂らしくひねったものが使われている。まあ第二の殺人のトリックは樽や黒いトランクと比べたらあれですが・・・。(あっちが凄すぎるんです) |
No.600 | 6点 | 十日間の不思議- エラリイ・クイーン | 2016/09/10 21:52 |
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ライツヴィル三作目にしてクイーン挫折の幕開けとされる問題作。
鮎川哲也の解説は様々な示唆に富んでいて面白いが、個人的にはあれほど初期に名作を乱発したクイーンであればこそ、後期にこのような試みを用いても許されるのではないかと思う。 |
No.599 | 5点 | 湯煙りの密室- 中町信 | 2016/09/04 14:02 |
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密室トリックはお粗末。
叙述トリックの方は味付け程度か。 それ以外はまずまず。 |
No.598 | 6点 | 九尾の猫- エラリイ・クイーン | 2016/09/02 09:44 |
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後期クイーンの中では評価の高い作品の一つ。
クリスティの有名作に対して本格度という点では譲るが、後半の展開など中々うならせてくれる。 |
No.597 | 8点 | 花嫁のさけび- 泡坂妻夫 | 2016/08/25 12:18 |
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流石としか言いようのない傑作。
初期三作やしあわせの書の陰に隠れがちだが、間違いなく泡坂の最高傑作の一つだと思う。 |
No.596 | 5点 | 死時計- ジョン・ディクスン・カー | 2016/08/20 11:12 |
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初期の一作。魔女の隠れ家に比べるとイマイチ。
アイディア自体は良いのだが、上手く整理されておらず読み物として微妙なイメージを受ける。 |
No.595 | 5点 | 奥只見温泉郷殺人事件- 中町信 | 2016/07/31 21:24 |
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あまりにも露骨な仕掛けではあるが、それ以外の点もまあ及第点。 |