皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
蟷螂の斧さん |
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平均点: 6.10点 | 書評数: 1679件 |
No.19 | 6点 | しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術- 泡坂妻夫 | 2011/08/23 11:19 |
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高評価だったので、期待して読みましたが、あまり”ピン”ときませんでした。手品の種明かしをされたような気分です。(2016.5再評価 4→6 労力に敬意) |
No.18 | 10点 | オリエント急行の殺人- アガサ・クリスティー | 2011/08/19 11:02 |
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なんだかんだ言ってもアイデアが素晴らしいの一言です。 |
No.17 | 10点 | そして誰もいなくなった- アガサ・クリスティー | 2011/08/19 10:58 |
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私には、この作品を超えるものがまだ出てきておりません。学生当時、海外ミステリーをかなり読みましたが、現在、覚えているのは、本作品と「オリエント急行の殺人」だけです。「Xの悲劇」や「Yの悲劇」は内容すら忘れています。やはり、発想の大胆さや素晴らしさが特筆ものなのでしょうか。 |
No.16 | 8点 | インシテミル- 米澤穂信 | 2011/08/19 10:35 |
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ハラハラドキドキ感があり一気に読むことができました。ラストの主催者側から主人公へのお誘いが気に入っています。 |
No.15 | 4点 | マークスの山- 高村薫 | 2011/08/19 10:29 |
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文学的素養がない私には、「ドグラマグラ」(夢野久作氏)と同様、理解ができませんでした。では映画ならと思い、観ましたが二作品とも同じ結果でした。 |
No.14 | 8点 | 噂- 荻原浩 | 2011/08/19 09:50 |
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この手のラストは好みです。驚き、せつなくなります。 |
No.13 | 7点 | コールドゲーム- 荻原浩 | 2011/08/19 09:49 |
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ラストページの「どんでん返し」で結末を迎えるが、ラスト”行”をどう解釈するかで面白みは倍増。 |
No.12 | 8点 | 火の粉- 雫井脩介 | 2011/08/19 08:02 |
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犯人の「優しさ」と「狂気」が十分楽しめた作品。 |
No.11 | 4点 | 犯人に告ぐ- 雫井脩介 | 2011/08/19 07:51 |
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「告がれた犯人側」の心理描写がなく、行動も不明のままの感が否めない。また、犯人逮捕の経緯も簡単すぎて・・・。 |
No.10 | 6点 | 模倣犯- 宮部みゆき | 2011/08/19 07:11 |
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宮部作品の中では、印象に残る作品です。ラストにひとひねり欲しいと思いましたが・・・。映画のラストのほうが、逆に印象に残ってしまっています。好みの問題でいたしかたないです。 |
No.9 | 4点 | 火車- 宮部みゆき | 2011/08/19 07:03 |
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好みの点で評価が分かれてしまうので・・・。社会派ミステリーとしてはまずまずと思うのですが・・・。
(追伸)東西ベスト第五位の作品。松本清張氏で「社会派」は終わったとの思いがあるので、実はあまり興味が湧かないカテゴリーでした。犯人視点の表現は一切なく、犯人像を浮かび上がらせる手法はうまいと思います。ミステリというよりは「〇〇〇子」という人物の人間ドラマか。 |
No.8 | 9点 | 告白- 湊かなえ | 2011/08/19 06:50 |
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暗いストーリーであるが、ラストはかえって爽快感があり印象深い作品。「目には目を」の精神で、どうにもならないストレスを発散してくれた作品。 |
No.7 | 6点 | 流星の絆- 東野圭吾 | 2011/08/18 21:32 |
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ミステリーとしては平凡であるが、兄弟愛や、犯人(?)の息子に惚れてしまう経緯は楽しく、また、せつなく読むことができた。 |
No.6 | 5点 | ある閉ざされた雪の山荘で- 東野圭吾 | 2011/08/18 21:18 |
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本格ミステリーを標榜?していたころの作品としては、平凡であった。設定は面白みがあるが、結末はいま一つという感じ。
(*2019.8追記~ネタバレ~叙述が評価を得ているようですが、それほど驚きを受けるようなものではなかった。久我(探偵役)はくるりと身を翻し、私を指さした。という場面。・・・身を翻し、雅美を指さした。それほど効果があるのかなあ。なぜならば作中「久我の独白」が挿入されており、久我の視点が描かれているから。この部分まで○○○で描いていたら、「アクロイド」張りに10点計上(笑)。) |
No.5 | 9点 | イニシエーションラブ- 乾くるみ | 2011/08/18 18:07 |
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青春のほろ苦さがなんともいえない。最初、A面B面(目次)を理解しないで読んだので、?マークでしたが、理解できると満足できます。古い小説(ミステリーには分類されない)で「青春の蹉跌」(石川達三氏)を思い出しました。これも「オチ」があります。 |
No.4 | 10点 | 葉桜の季節に君を想うということ- 歌野晶午 | 2011/08/18 16:37 |
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「そして誰もいなくなった」「オリエント急行の殺人」「本陣殺人事件」は「なるほどそういうことか」と感心。「弁護側の証人」「イニシエーション・ラブ」は「うん???ああなるほど」と感心。これは「えっ~?!そういうことだったの」とビックリ仰天。 |
No.3 | 9点 | 世界の終わり、あるいは始まり- 歌野晶午 | 2011/08/18 16:17 |
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題名からして哲学的。哲学とは「少し考えること」と、どこかの大学教授が言っていたけれど、これは、たくさん考えさせられました。終わり方もこれで良し。満足です。 |
No.2 | 9点 | 生存者、一名- 歌野晶午 | 2011/08/18 16:05 |
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きっちりと騙してくれると思いながら読んで、きっちりと騙されました。発想がいい。 |
No.1 | 5点 | 孤島パズル- 有栖川有栖 | 2011/08/18 15:53 |
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アリスとマリアのやり取りは楽しめた。(ネタバレ)ただ、犯人が殺人をいつ、どういった経緯で計画したのか?。宝物の処分は?。読者の判断に任せるということなのか?。なんとなく、もやもやしています。 |