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測量ボ-イさん
平均点: 6.27点 書評数: 615件

プロフィール高評価と近い人書評おすすめ

No.38 6点 ローズマリーのあまき香り- 島田荘司 2023/12/02 15:36
久々の御手洗ものですね。
長らく氏の作品を読んでる人間からすれば、
また格別の感慨があります。
密室殺人で謎の設定は魅力的ですが、解決は…
まあいいでしょう 笑
ミステリとしてはともかく、読み物として評価
したい作品。

採点は7点(基礎点)-1点(さすがにこのトリック
は減点せざるを得ない)

No.37 5点 ネジ式ザゼツキー- 島田荘司 2023/08/24 21:38
島荘先生の未読作品の一つ。2003年発表なので
初期作品とはいえないですね。
うん、これはファンタジー?なんとも評価が難しい。
この頃の氏の作品は、大風呂敷広げて強引に回収と、
御手洗の超人的推理は楽しめます。
ただ真相に偶然が絡むのを嫌う方にはあまりお勧め
できません。

No.36 4点 追憶のカシュガル- 島田荘司 2020/10/31 07:24
予測はしましたが、ただの読み物でした。
ミステリ-性はほぼゼロです。

No.35 5点 UFO大通り- 島田荘司 2017/10/06 22:02
2つの中篇(短めの長編?)からなります。
御手洗さん、相変わらずの超人ぶり。
後半の話しは事実上の安楽椅子探偵ですもんね。

No.34 7点 星籠の海- 島田荘司 2016/07/23 20:17
相変わらず、これいらないのでは?という話しもありましたが、
全体的には好印象。面白かったです。
一口でいうと、瀬戸内海って奥が深いんですね。あと鞆の町も。
基礎点6点に、映画化を記念して(?)プラス1点。

No.33 4点 消える上海レディ- 島田荘司 2016/02/20 18:19
作者の初期作品の一つですが、残念ながらあまり良い出来ではありません。
トリックはありきたりですし、他に見るべきところも少ない。
シリ-ズ前作品「消える水晶特急」より劣る印象。

No.32 6点 御手洗潔の挨拶- 島田荘司 2016/02/11 11:12
この作品の書評が抜けていました。
島田氏初期の短編集だけに、どれも粒よりで満足度はそれなり。
暫定6点とし、いつか再読して7点に引き上げるかどうかを検討します。

No.31 7点 写楽 閉じた国の幻- 島田荘司 2014/02/09 18:23
これは純粋に面白かったです。
写楽探しの説はいろいろありますが、この○○○説は僕の知る
ところでは初めてです。
これが本当なら、歴史のロマンを感じるところです。
問題点は、やはり話しが冗長すぎるところでしょう。特に最初
の100頁は10~20頁くらいにできるのでは?回転扉の話しは
いらないと思いますけどね。

No.30 6点 犬坊里美の冒険- 島田荘司 2011/07/29 19:17
謎のメインは死体消失を扱った作品。
種明かしは意外なものですが、海外の古典作品で類似の
トリックがあったので、僕は途中で気づきました。
犬坊里美のキャラ立ちには賛否両論ありますが・・・
まあ松崎レオナよりかは好感持てるのでは?

No.29 6点 セント・ニコラスの、ダイヤモンドの靴- 島田荘司 2010/03/17 20:10
今世紀に入ってからの氏の作品にしては良い部類かも。
少なくとも、無駄に長くない点は好感持てます。

No.28 5点 サテンのマーメイド- 島田荘司 2009/12/25 22:14
島田氏初期に発表されたハ-ドボイルド系ミステリ-。
ほぼ本格一本槍で、ハ-ドボイルド、SF、ファンタジ-、
冒険小説などを読まない僕にとっては、ハ-ドボイルドと
はこういうものかというのを知る良い機会になりました。
ただ、謎解きの部分(種明かし)は強引というか、ちょっ
と無理があるような気がしますので、採点は辛めです。

No.27 6点 ロシア幽霊軍艦事件- 島田荘司 2009/10/13 21:11
久々に島田作品を読みました。
1980年代のものとは違い、氏の作品にもう過大な期待は
しないで低いハ-ドルしか設定していませんが、その低い
ハ-ドルをクリアできる価値はありました。
ただ残念ながらミステリ色は薄く、「本格推理小説」では
なかったです。
でも読み物としては十分面白く、特にロシア史の勉強にな
りました。

No.26 6点 御手洗潔のダンス- 島田荘司 2009/08/09 14:04
久々に再読しました。

「山高帽のイカロス」
う-ん。あまり印象に残らない。

「ある騎士の物語」
この短編集で一番良いと思います。僕好みのトリック。

「舞踏病」
後年よりましですが、御手洗氏の超人ぶりがもう発揮さ
れています。というか、御手洗氏が知りえた情報を読者
に公開していない部分があって、これは少しアンフェア
ではないですか?

No.25 6点 嘘でもいいから殺人事件- 島田荘司 2009/08/09 13:59
「漱石と倫敦ミイラ」より更に軽いノリでサクっと読めます。
確かに島田氏らしくない感じはしますけどね。

No.24 5点 御手洗潔のメロディ- 島田荘司 2009/07/18 14:57
御手洗潔のカリスマ性頼みの短編集といった感じですね。
これは推理小説ではなく、ただの読み物?といった作品
もありましたし。
相変わらずの御手洗の超人ぶりに満足するか、辟易とする
かは読み手しだいです。

No.23 6点 展望塔の殺人- 島田荘司 2009/06/12 21:15
内容自体が悪くありませんが、やはり社会派っぽい作品が
多いので、僕の独断で採点するとこうなっちゃいます。

No.22 5点 最後のディナー- 島田荘司 2009/06/10 20:05
(ネタばれ有!)
これは推理小説ではなく、ただの読み物って感じでした。
という訳でこの点数も個人的にはいた仕方なしかと。

「大根奇聞」のオチで太平洋側に雪が降るパタ-ンの気圧
配置に矛盾がある(微妙に違う)と思っているのは僕だけ
でしょうか?気象に詳しい方、どなたか教えて下さい。

No.21 7点 異邦の騎士- 島田荘司 2009/06/05 21:07
島田荘司シリ-ズの語り手石岡和巳と御手洗との出会いを
描いた作品。衝撃のデビュ-作「占星術殺人事件」では2
人は既に名コンビだっただけに、彼らがどうして知り合っ
たのかが知れる貴重な作品です。
内容自体は僕にとっては水準以上の力作という評価ですが、
このサイトでは結構評価高いようですね。

No.20 7点 漱石と倫敦ミイラ殺人事件- 島田荘司 2009/05/29 19:37
ユ-モア・ミステリと割り切って読めば、なかなかの作品。

No.19 6点 消える「水晶特急」- 島田荘司 2009/05/27 19:57
島田氏初期のトラベルミステリ-。
メイントリックは題名と巻頭の路線図で大体想像がついて
しまいましたが、基本的にトラベルミステリが好きなので
これはこれで楽しめました。

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測量ボ-イさん
ひとこと
このサイトを知ってから2年くらい経ちますが、
ようやく自分で書評を書いてみようという気になりました。どうぞ宜しくお願いいたします。
好きな作家
島田荘司(初期作品は殆ど読んだ)、鮎川哲也(氏の長編22作はコンプリ-ト)、有栖川...
採点傾向
平均点: 6.27点   採点数: 615件
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