海外/国内ミステリ小説の投稿型書評サイト
皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止 していません。ご注意を!

測量ボ-イさん
平均点: 6.27点 書評数: 614件

プロフィール高評価と近い人書評おすすめ

No.20 4点 女王様と私- 歌野晶午 2023/05/01 13:43
たしかに、これは賛否両論わかれるプロットでしようね。
バカミス?・・・たしかにそうかも。

No.19 7点 さらわれたい女- 歌野晶午 2023/04/07 19:51
これは秀作です。
導入部から話しに入りやすく、サスペンス性も十分。
伏線の張り方がうまく、最後はスッキリと騙されます。
(う-ん、そうきましたか!)
ありきたりの誘拐ものではないのも好感です。

No.18 6点 ガラス張りの誘拐- 歌野晶午 2012/07/28 14:09
目次を見て違和感感じたけど、なるほどそういう事なん
ですね。
全体的に悪くはないけど、良作と呼ぶにはもうワンパンチ
不足でしょうか。
事件の黒幕もすれっからしの方には判りやすいのではと
思います。

No.17 6点 ハッピーエンドにさよならを- 歌野晶午 2012/06/17 11:26
氏の作品は短編でも読み応えありますね。
本篇はこういうスト-リ-だと知ってて読んだ
ので、まあ許容範囲内。
でもやっぱり気の滅入る話しが多かったかな。

No.16 5点 家守- 歌野晶午 2011/02/06 17:02
代表して、表題作「家守」を書評します。
結構斬新な密室トリックでした。やや無理っぽいところが
密室の巨匠ディクスン・カ-を彷彿とさせます。
殺された奥さんが家を立ち退かない理由には成程と思わせ
ました。

他の作品も、可もなく不可もなしで。
採点は5点or6点で悩みますが、後者だと他の皆さんと
同じになってしますので、天邪鬼の僕は前者でいきます。
(笑)

No.15 6点 Rommy- 歌野晶午 2010/07/18 21:41
トリックや真犯人は比較的平凡ですが、構成にはかなり
個性のある作品ですね。
作者の音楽に対する造詣の深さが味わえましたが、私見
では真相にアンフェアな部分があるとみて、その分減点
しました。

No.14 6点 密室殺人ゲーム2.0- 歌野晶午 2010/02/07 13:59
それなりに面白く満足はできますが、やはり前作の二番煎じ
といった印象は拭えないでしょう。

No.13 7点 そして名探偵は生まれた- 歌野晶午 2009/11/12 19:47
(少しネタばれ)
3編からなる中編集。

「そして名探偵は生まれた」
表題作ですが、残念ながら3編の中で一番出来が劣りそう
です。メイン・トリックは氏の代表作である「○○○の殺人」
を彷彿とさせますが、それを推理する伏線が不足している
と思います。採点は5~6点レベル。

「生存者、一名」
これは良作です。生存者が○○だったというオチですが、作
者が仕掛けたもう一ひねりが渋いです。採点は7~8点レ
ベル。

「館という名の楽園で」
怪しげな館の中で起こる事件(?)・・・これは僕にとっ
てワクワクする構成です。メイントリックも僕好みで、満
足いく出来栄え。「生存者」と甲乙つけ難いので、採点は
7~8点レベル。

評価はこの3作の総合評価で決定しました。


No.12 7点 密室殺人ゲーム王手飛車取り- 歌野晶午 2009/10/09 19:53
これは凄いアイデアですね。
チヤットで知り合った数名がお互いが犯す殺人のトリックを
推理しあう・・・そして最後は意外な結末も待っています。
でも小説の中だからこそ楽しいのであって、本当にこんな事
があったらと思うと、ゾっとしますね。作者も言っています
が、現実に起こらない事を祈るのみです。

僕は将棋ファンなので、タイトルに魅せられて(?)読んで
見ましたが、これはあまり関係ないみたいでした。

No.11 9点 放浪探偵と七つの殺人- 歌野晶午 2009/10/02 20:33
7編ある短編集。内容を問題編と回答編に分け、回答編は袋
とじ・・ワクワクしますね、この構成。
構成だけでなく、内容も充実していました。謎を解く難易度
も簡単すぎず、難しすぎず(有罪・・は例外)、丁度良かっ
たです。この僕でも、7編中4編、謎解きに成功しました。

ベスト作品を挙げるのは難しいですが、強いて言えば「水難
の夜」か「W=mgh」でしょうか?「有罪としての不在」
はさすがに難しすぎますね。

採点8点 or 9点かで迷いますが、久々に9点つけちゃい
ましょう。

No.10 7点 舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵- 歌野晶午 2009/09/02 19:02
全部で6作ある短編集ですが、それぞれの話しが少しずつ関
連しています。
でも順番通りに読まないと謎が解けないという訳ではないの
で、ご安心を。
まずは水準作揃いですが、個人的に一番良かったのは「トカ
ゲは見ていた知っていた」でした。

No.9 7点 安達ヶ原の鬼密室- 歌野晶午 2009/08/28 21:12
表題作「安達ケ原の鬼密室」をメインとした中短編集。構成は
下のシ-マスタ-さんが巧く表現されていますが、凝ったもの
です。
表題作のネタを踏まえれば、残りの話しのオチはさすがに鈍い
僕でも推理することはできましたが、十分楽しめた作品です。

No.8 5点 世界の終わり、あるいは始まり- 歌野晶午 2009/08/23 13:48
結末があってないようなものだったり等、あまり僕好みの作
品ではなかったですね。まあこれでも広い意味では推理小説
といえるのでしょうが・・・読後感があまり良くないのも理
由の一つでしょうか?
頁数の割りにサクっと読めるのがまあ救いです。

No.7 7点 死体を買う男- 歌野晶午 2009/05/22 21:44
そこそこ楽しめました。ただ作中作という趣向は前例も多く、
あまり新味を感じませんでした。
歌野氏はこの作品から、少し作風が変わってきた感じがしま
すね。
多くの方が指摘されるように、僕もこのタイトルの意味は判
らないです(笑)。

No.6 6点 動く家の殺人- 歌野晶午 2009/05/15 21:14
題名に関するメイントリック(?)は結構面白かったですが、
この作品の真価は別のことろにあるのでは?いや、こちら
(ネタばれになるので書きません)の方がむしろメイント
リックなのかも。

No.5 6点 ジェシカが駆け抜けた七年間について- 歌野晶午 2009/05/13 16:27
スポ-ツ好きの僕としては、題材的にスラスラ読める作品
でした。結末は、きっと叙述トリックだろうと思ってたの
ですが、このオチですか・・・知っている方、いるのかな?

でも、読了後の爽快感はむしろ「葉桜」より上かも。

No.4 7点 魔王城殺人事件- 歌野晶午 2009/05/13 15:40
世間の評価はもうひとつのようですが、僕はこのような
一見バカバカしいトリックが好きなので、採点は甘めに
なりました。
ユニ-クな密室トリックです。

No.3 7点 白い家の殺人- 歌野晶午 2009/05/04 13:11
ミステリとしては水準レベルなるも、話しとして結構
面白かったです。特に例の日記を偶然読んでしまって
「時間が止まった」ところが。

No.2 8点 葉桜の季節に君を想うということ- 歌野晶午 2009/05/04 10:53
いやあ、これはうまくやられましたね。再読してみると
確かに伏線はここかしこに貼ってあるのですが。
フェア云々は個々の判断にお任せします(笑)。

No.1 9点 長い家の殺人- 歌野晶午 2009/05/04 10:13
一般的にはあまり評価されていませんが、個人的には好きな
作品。謎解き偏重作品が好きでない人には抵抗あるのでしょ
うか?
こういう一見バカバカしいというか、「探偵小説」の臭い
(?)が残る作品がたまにはあってもいいと思います。

キーワードから探す
測量ボ-イさん
ひとこと
このサイトを知ってから2年くらい経ちますが、
ようやく自分で書評を書いてみようという気になりました。どうぞ宜しくお願いいたします。
好きな作家
島田荘司(初期作品は殆ど読んだ)、鮎川哲也(氏の長編22作はコンプリ-ト)、有栖川...
採点傾向
平均点: 6.27点   採点数: 614件
採点の多い作家(TOP10)
鮎川哲也(45)
島田荘司(38)
有栖川有栖(31)
歌野晶午(20)
折原一(19)
綾辻行人(16)
高木彬光(15)
津村秀介(15)
東野圭吾(11)
西村京太郎(11)