皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
測量ボ-イさん |
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平均点: 6.25点 | 書評数: 623件 |
No.20 | 4点 | 女王様と私- 歌野晶午 | 2023/05/01 13:43 |
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たしかに、これは賛否両論わかれるプロットでしようね。
バカミス?・・・たしかにそうかも。 |
No.19 | 7点 | さらわれたい女- 歌野晶午 | 2023/04/07 19:51 |
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これは秀作です。
導入部から話しに入りやすく、サスペンス性も十分。 伏線の張り方がうまく、最後はスッキリと騙されます。 (う-ん、そうきましたか!) ありきたりの誘拐ものではないのも好感です。 |
No.18 | 6点 | ガラス張りの誘拐- 歌野晶午 | 2012/07/28 14:09 |
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目次を見て違和感感じたけど、なるほどそういう事なん
ですね。 全体的に悪くはないけど、良作と呼ぶにはもうワンパンチ 不足でしょうか。 事件の黒幕もすれっからしの方には判りやすいのではと 思います。 |
No.17 | 6点 | ハッピーエンドにさよならを- 歌野晶午 | 2012/06/17 11:26 |
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氏の作品は短編でも読み応えありますね。
本篇はこういうスト-リ-だと知ってて読んだ ので、まあ許容範囲内。 でもやっぱり気の滅入る話しが多かったかな。 |
No.16 | 5点 | 家守- 歌野晶午 | 2011/02/06 17:02 |
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代表して、表題作「家守」を書評します。
結構斬新な密室トリックでした。やや無理っぽいところが 密室の巨匠ディクスン・カ-を彷彿とさせます。 殺された奥さんが家を立ち退かない理由には成程と思わせ ました。 他の作品も、可もなく不可もなしで。 採点は5点or6点で悩みますが、後者だと他の皆さんと 同じになってしますので、天邪鬼の僕は前者でいきます。 (笑) |
No.15 | 6点 | Rommy- 歌野晶午 | 2010/07/18 21:41 |
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トリックや真犯人は比較的平凡ですが、構成にはかなり
個性のある作品ですね。 作者の音楽に対する造詣の深さが味わえましたが、私見 では真相にアンフェアな部分があるとみて、その分減点 しました。 |
No.14 | 6点 | 密室殺人ゲーム2.0- 歌野晶午 | 2010/02/07 13:59 |
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それなりに面白く満足はできますが、やはり前作の二番煎じ
といった印象は拭えないでしょう。 |
No.13 | 7点 | そして名探偵は生まれた- 歌野晶午 | 2009/11/12 19:47 |
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(少しネタばれ)
3編からなる中編集。 「そして名探偵は生まれた」 表題作ですが、残念ながら3編の中で一番出来が劣りそう です。メイン・トリックは氏の代表作である「○○○の殺人」 を彷彿とさせますが、それを推理する伏線が不足している と思います。採点は5~6点レベル。 「生存者、一名」 これは良作です。生存者が○○だったというオチですが、作 者が仕掛けたもう一ひねりが渋いです。採点は7~8点レ ベル。 「館という名の楽園で」 怪しげな館の中で起こる事件(?)・・・これは僕にとっ てワクワクする構成です。メイントリックも僕好みで、満 足いく出来栄え。「生存者」と甲乙つけ難いので、採点は 7~8点レベル。 評価はこの3作の総合評価で決定しました。 |
No.12 | 7点 | 密室殺人ゲーム王手飛車取り- 歌野晶午 | 2009/10/09 19:53 |
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これは凄いアイデアですね。
チヤットで知り合った数名がお互いが犯す殺人のトリックを 推理しあう・・・そして最後は意外な結末も待っています。 でも小説の中だからこそ楽しいのであって、本当にこんな事 があったらと思うと、ゾっとしますね。作者も言っています が、現実に起こらない事を祈るのみです。 僕は将棋ファンなので、タイトルに魅せられて(?)読んで 見ましたが、これはあまり関係ないみたいでした。 |
No.11 | 9点 | 放浪探偵と七つの殺人- 歌野晶午 | 2009/10/02 20:33 |
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7編ある短編集。内容を問題編と回答編に分け、回答編は袋
とじ・・ワクワクしますね、この構成。 構成だけでなく、内容も充実していました。謎を解く難易度 も簡単すぎず、難しすぎず(有罪・・は例外)、丁度良かっ たです。この僕でも、7編中4編、謎解きに成功しました。 ベスト作品を挙げるのは難しいですが、強いて言えば「水難 の夜」か「W=mgh」でしょうか?「有罪としての不在」 はさすがに難しすぎますね。 採点8点 or 9点かで迷いますが、久々に9点つけちゃい ましょう。 |
No.10 | 7点 | 舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵- 歌野晶午 | 2009/09/02 19:02 |
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全部で6作ある短編集ですが、それぞれの話しが少しずつ関
連しています。 でも順番通りに読まないと謎が解けないという訳ではないの で、ご安心を。 まずは水準作揃いですが、個人的に一番良かったのは「トカ ゲは見ていた知っていた」でした。 |
No.9 | 7点 | 安達ヶ原の鬼密室- 歌野晶午 | 2009/08/28 21:12 |
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表題作「安達ケ原の鬼密室」をメインとした中短編集。構成は
下のシ-マスタ-さんが巧く表現されていますが、凝ったもの です。 表題作のネタを踏まえれば、残りの話しのオチはさすがに鈍い 僕でも推理することはできましたが、十分楽しめた作品です。 |
No.8 | 5点 | 世界の終わり、あるいは始まり- 歌野晶午 | 2009/08/23 13:48 |
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結末があってないようなものだったり等、あまり僕好みの作
品ではなかったですね。まあこれでも広い意味では推理小説 といえるのでしょうが・・・読後感があまり良くないのも理 由の一つでしょうか? 頁数の割りにサクっと読めるのがまあ救いです。 |
No.7 | 7点 | 死体を買う男- 歌野晶午 | 2009/05/22 21:44 |
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そこそこ楽しめました。ただ作中作という趣向は前例も多く、
あまり新味を感じませんでした。 歌野氏はこの作品から、少し作風が変わってきた感じがしま すね。 多くの方が指摘されるように、僕もこのタイトルの意味は判 らないです(笑)。 |
No.6 | 6点 | 動く家の殺人- 歌野晶午 | 2009/05/15 21:14 |
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題名に関するメイントリック(?)は結構面白かったですが、
この作品の真価は別のことろにあるのでは?いや、こちら (ネタばれになるので書きません)の方がむしろメイント リックなのかも。 |
No.5 | 6点 | ジェシカが駆け抜けた七年間について- 歌野晶午 | 2009/05/13 16:27 |
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スポ-ツ好きの僕としては、題材的にスラスラ読める作品
でした。結末は、きっと叙述トリックだろうと思ってたの ですが、このオチですか・・・知っている方、いるのかな? でも、読了後の爽快感はむしろ「葉桜」より上かも。 |
No.4 | 7点 | 魔王城殺人事件- 歌野晶午 | 2009/05/13 15:40 |
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世間の評価はもうひとつのようですが、僕はこのような
一見バカバカしいトリックが好きなので、採点は甘めに なりました。 ユニ-クな密室トリックです。 |
No.3 | 7点 | 白い家の殺人- 歌野晶午 | 2009/05/04 13:11 |
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ミステリとしては水準レベルなるも、話しとして結構
面白かったです。特に例の日記を偶然読んでしまって 「時間が止まった」ところが。 |
No.2 | 8点 | 葉桜の季節に君を想うということ- 歌野晶午 | 2009/05/04 10:53 |
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いやあ、これはうまくやられましたね。再読してみると
確かに伏線はここかしこに貼ってあるのですが。 フェア云々は個々の判断にお任せします(笑)。 |
No.1 | 9点 | 長い家の殺人- 歌野晶午 | 2009/05/04 10:13 |
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一般的にはあまり評価されていませんが、個人的には好きな
作品。謎解き偏重作品が好きでない人には抵抗あるのでしょ うか? こういう一見バカバカしいというか、「探偵小説」の臭い (?)が残る作品がたまにはあってもいいと思います。 |