皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
測量ボ-イさん |
|
---|---|
平均点: 6.26点 | 書評数: 626件 |
No.86 | 7点 | スウェーデン館の謎- 有栖川有栖 | 2009/05/22 21:41 |
---|---|---|---|
オ-ソドックス、且つあくまで本格を貫いた作品。
話し内容、トリックともに楽しめました。 水準以上の作品なるも、突出した何かがないような 気がしますが、不満はないです。 |
No.85 | 9点 | 偽りの墳墓- 鮎川哲也 | 2009/05/22 21:36 |
---|---|---|---|
(ネタばれ有!)
鮎川氏らしい手の込んだアリバイトリック。色の酷似した 2つの婦人服という小道具を巧みに用いています。 事件の謎解きに直接は関係ないですが、捜査の過程でらい 病(ハンセン氏病)が絡み、時代を感じさせます。 私見ですが、鮎川作品の中でも屈指の名作です。 |
No.84 | 6点 | 高山殺人行1/2の女- 島田荘司 | 2009/05/22 21:32 |
---|---|---|---|
島田氏初期の作品で、車でのドライブを主眼としたトラ
ベルミステリ(?)です。 事件の真相は、この鈍い僕でもさすがにあらかた見抜け ましたが、そこそこは楽しめました。 |
No.83 | 7点 | 炎に絵を- 陳舜臣 | 2009/05/19 20:46 |
---|---|---|---|
陳氏が書いた数少ないミステリの一つで、あまり知られて
いない作品ですが、これはなかなかの出来栄えです。未読の 方には是非お勧めしたいです。 評価7点か8点で迷いますが、内容的に少し話しが出来すぎ ているきらいがあるので7点としました。 (2012.1.21 追記) 皆さんかなりの高評価です。 僕も決して低評価したつもりはないのですが(苦笑)。 「隠れたる名作」と言う評価ができるのではと思います。 |
No.82 | 5点 | 喜劇悲奇劇- 泡坂妻夫 | 2009/05/19 20:42 |
---|---|---|---|
内容はまあともかく、回文っていろんなのがあるなあと、そう
いう意味では楽しめた作品です。 |
No.81 | 5点 | 海のある奈良に死す- 有栖川有栖 | 2009/05/19 20:40 |
---|---|---|---|
皆さんの評価、思いのほか低いですね(笑)。
まあ僕としてはそんなに悪くなかったです。凡作には違い ないですけど。 僕は関西在住の人間ですが、舞台となった福井県小浜市に 一度しか入っていない(正確には駅前を散策しただけ)の で、いつかゆっくり行って「海のある奈良」を見てみたい です。 |
No.80 | 7点 | 死のある風景- 鮎川哲也 | 2009/05/19 20:36 |
---|---|---|---|
これもアリバイ崩しものだが、時刻表はあまり関係しない
です。地味な作品なるも、昔あった大規模アンケ-トでは 上位にランクインした実績有り。 |
No.79 | 5点 | Yの構図- 島田荘司 | 2009/05/19 20:33 |
---|---|---|---|
これも社会派色が強いですね。でもミステリとしての評価は
イマイチ。viviさんとほぼ同じ感想です。 これも20年くらい前の独身時代(つまり子供のいないとき) に読んだので、今再読するとちょっと感想が違うかも。 |
No.78 | 4点 | ハーメルンに哭く笛- 藤木稟 | 2009/05/17 10:37 |
---|---|---|---|
これと言って印象に残らなかった作品。読んでから2年程
しか経っていないにもかかわらず、内容は殆ど忘れてしま いました。 |
No.77 | 7点 | バイバイ、エンジェル- 笠井潔 | 2009/05/17 10:35 |
---|---|---|---|
「サマ-・アポカリプス」を先に読んでからこちらを読んだ
のですが、僕の印象はこちらの方が良かったです。「何故死 体の首を切ったか?」がメインテ-マですね。 哲学に関する薀蓄話しもそれほど苦になりませんでした。 突出した何かはなくとも、オ-ソドックスな出来栄え。 |
No.76 | 9点 | スイス時計の謎- 有栖川有栖 | 2009/05/17 10:31 |
---|---|---|---|
これは良かったです。多くの方が指摘するように、表題作
は氏の短編でベストの作品かも。 本編の内容を膨らませて長編に出来なくもないですが、そ れを敢えてしなかったところもポイント高いと思います。 |
No.75 | 7点 | 積木の塔- 鮎川哲也 | 2009/05/17 10:24 |
---|---|---|---|
いかにも鮎哲らしい作品で良かったです。僕の記憶では
この作品が時刻表の出てくる最後の作品です。 他の方より提示のある矛盾点については、2度ほど再読 しているにもかかわらず全く気づきませんでした。今度 確認してみます。 (2010.10.24追記) 最近再読しました。3回目か、4回目です。 ボリュ-ムはさほどではないですが、なかなかよくまと まっている作品ですね。無駄に長いのを嫌う方には特に お勧めでしょうか? 鮎哲ファンのなかでもこの作品を代表作に挙げる人は少 ないと思いますが、隠れた名作だと思います。 それにしても、この作品が書かれた当時(昭和40~41 年頃)は九州から大阪・東京方面の夜行列車がこんなに もあるのですね・・時代を感じさせます。 |
No.74 | 5点 | 確率2/2の死- 島田荘司 | 2009/05/17 10:23 |
---|---|---|---|
島田氏の作品にしては何かこう、ワンパンチ足りない印象。
「占星術」のように渾身の力を込めて書いたのではなく、何 かの片手間にサラサラと書いたような感じです。 |
No.73 | 6点 | 七つの棺- 折原一 | 2009/05/16 10:52 |
---|---|---|---|
カ-の名作「三つの棺」をもじって、過去の密室名作を
意識した(パロった?)作品集です。個人的には「脇本 陣殺人事件」が一番良かったでしょうか?でもこの作品 を読むと、今更ながら密室トリックで斬新なものを考案 する事の困難さを感じますね。 すみません、僕が読んだのは旧作「五つの棺」時代の方 なので、全部の作品は知りませんので。 |
No.72 | 7点 | 殺人方程式- 綾辻行人 | 2009/05/16 10:49 |
---|---|---|---|
出来栄えは普通ですが、楽しめました。何故死体を切り
刻む必要があるかの過程が良かったです。 |
No.71 | 8点 | マジックミラー- 有栖川有栖 | 2009/05/16 10:46 |
---|---|---|---|
これは良かったです。メイントリックもあまり前例のない
ユニ-クなものでしたし、サスペンス性もありました。 アリバイ講義も面白かったです。僕の知人でこの作品を有 栖川氏のベストに挙げる人もいます。 |
No.70 | 5点 | 風の証言- 鮎川哲也 | 2009/05/16 10:43 |
---|---|---|---|
これも鮎川氏の作品中では平凡な印象。どうも写真
トリックが僕には合わないのでしょうか? |
No.69 | 8点 | 出雲伝説7/8の殺人- 島田荘司 | 2009/05/16 10:41 |
---|---|---|---|
島田氏のトラベルミステリでは一番好きな作品です。
作品中に時刻表を挿入し、バラバラ死体を方々の駅 にバラまいた過程が推理できるようにしてもらえたら 尚良かったです。 |
No.68 | 6点 | 魔球- 東野圭吾 | 2009/05/15 21:35 |
---|---|---|---|
「魔球」というタイトルに魅せられて読んでみました。
作品としては水準以上も、主人公の行動には同調できない 部分がありました。 |
No.67 | 6点 | 雪密室- 法月綸太郎 | 2009/05/15 21:32 |
---|---|---|---|
平凡すぎるという声はよく聞きますが、僕としては
良かったです。奇をてらわないオ-ソドックスな 本格ミステリです。 |