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nukkamさん
平均点: 5.44点 書評数: 2921件

プロフィール高評価と近い人書評おすすめ

No.481 5点 角のあるライオン- ブライアン・フリン 2014/09/02 13:09
(ネタバレなしです) 英国のブライアン・フリン(1885ー没年不詳)は文献によれば1920年代後半から1950年代後半にかけてアントニー・バサーストを探偵役にした本格派推理小説を50作以上も書いた多作家で、その作風は通俗スリラーの色合いが濃く、トリックは豊富ですが出来不出来にバラツキがあるようです。1933年発表のシリーズ第13作となる本書は序盤でいきなり三重殺人事件が発生、しかも傷だらけの毒殺死体あり密室殺人事件ありという派手な幕開けが通俗スリラー風ですがその後の展開はむしろ地味で、それほど大風呂敷を広げません。密室トリックは小粒なトリックでしかも必要性に疑問を感じますが、バカトリックというほど羽目を外したものでもありません。謎解きはそれほど論理的に解決されてはいませんがミスディレクションの巧さが光ります。ちなみに本書はエラリー・クイーン編集による雑誌「ミステリ・リーグ」の復刻版(論創社)で読むことが出来ます。

No.480 5点 不思議なミッキー・フィン- エリオット・ポール 2014/09/02 11:32
(ネタバレなしです) 米国のエリオット・ポール(1891-1958)は第一次大戦に従軍した後、フランスやスペインに住んでいました。第二次大戦が勃発すると米国に戻ってホーマー・エヴァンズシリーズを書くようになりますが、その初期作品は思い出の地フランスを舞台にしています。本書は1939年発表のシリーズ第1作です。ユーモアあふれる本格派推理小説を書いていると紹介されたので同時代のクレイグ・ライスをイメージしていましたが、ユーモアどころかスラプスティック(どなばた劇)と表現した方がいい作風は確かに共通するところがあります。ただライスの場合は登場人物が何をしたいのかを整理しているので(そう思う通りにはいかないのですが)物語の流れがスムースなのですが、ポールの場合は何をしたいのかよくわからないまま話がどんどん進むようなところがあって微妙に読みにくく感じます。様々な国籍の人物が登場していますが、同じ人物が色々な名前で呼ばれるのも混乱の原因です。最後はホーマー・エヴァンズによる謎解き説明がありますが冒険スリラー色が濃く、私は(作風は違いますが)マイケル・イネスの冒険スリラー「アララテのアプルビイ」(1941年)を連想しました。

No.479 5点 技師は数字を愛しすぎた- ボアロー&ナルスジャック 2014/09/02 10:56
(ネタバレなしです) 本格派推理小説家のピエール・ボワロ(1906-1989)とサスペンス小説家のトーマ・ナルスジャック(1908-1998)が合作を開始したのが1951年、どのように取り決めたかはわかりませんがこのコンビによる作品は恐怖描写を特徴とするサスペンス小説だったので、その種の作品が苦手な私は1冊も読んでいませんでしたが1958年発表の本書は例外的な本格派推理小説ということで読んでみました。殺人現場(核研究施設)から犯人と共に核燃料チューブが消えたという事件を扱っていますが、核燃料盗難による不安描写はそれほど強調されず、謎解きを前面に出したプロットになっています。不可能犯罪トリックはジョン・ディクスン・カーの某作品と似ており、まあそれだけで弱点とまでは思いませんが推理説明があまり上手くないのは(特に第2の事件の説明)残念です。私の理解力が弱いというのもありますけど。

No.478 5点 経済学殺人事件- マーシャル・ジェボンズ 2014/09/02 10:46
(ネタバレなしです) 1986年発表のスピアマン教授シリーズ第2作の本格派推理小説です。英語原題は「The Fatal Equilibrium」で、Equilibriumは一般的には「均衡」と訳され、経済学では市場における需要と供給の均衡状態という意味で使われるそうです。そこに命に係わるとか致命的なとかの意味のFatalを組み合わせています。ヴァージン諸島を舞台にしたトラベル・ミステリー色の豊かなデビュー作の「殺しのコスト」(1973年)と比べて本書の舞台はハーバード大学で、容疑者も学者が揃っていてちょっと敷居が高くなりました。前作同様に経済学が講釈されていますがそれほど専門用語を乱発しているわけではなく素人にも比較的わかりやすく(一般読者に面白いかは何ともですが)、経済学が推理を助けるというスタイルは前作から踏襲されています。動機がわかれば犯人決定という結論はかなり強引で、説得力ある物証が欲しかったですね。ちなみに本書の米国原書は「The Massachusetts Institute of Technology」という、ミステリーとは関係なさそうなところから出版されていて、ミステリーでありながら教材目的も併せもつ作品のようです。余談ですが神戸大学の経済学教授が本書のスピアマン教授の推理の正当性を検証したレポート(当然ネタバレありです)を学術雑誌に投稿しています。

No.477 5点 証拠は語る- マイケル・イネス 2014/09/01 17:26
(ネタバレなしです) 1943年発表のアプルビイシリーズ第9作でデビュー作の「学長の死」(1937年)と同じく大学を舞台にした本格派推理小説なんですが、良くも悪くも書き方が慎重だったシリーズ第1作と比べると本書はエキセントリックな登場人物による尋常でない会話と相変わらずのお堅い教養ネタの不思議な組み合わせという、ファルス本格派と称されたイネスらしい作品と言えるでしょう。ただ少々やりすぎな感もあってストーリーの流れが悪くなってしまったように思います。単に凶器の珍しさに留まらない隕石の扱い方など謎解き自体は悪くないだけに惜しい気がします。まあそれがイネスの個性でもあるのですが。

No.476 8点 不吉な休暇- ジェニファー・ロウ 2014/09/01 16:26
(ネタバレなしです) リンの谷のローワンシリーズやデルトラ・クエストシリーズなどのファンタジー小説を書いたエミリー・ロッダ(1948年生まれ)というペンネームの方がおそらく有名なオーストラリアの女性作家による1988年発表のデビュー作で、大富豪の娘で鋭い頭脳を持ち、弁護士の資格まで持っていながら見すぼらしい身なりをして冴えない容姿の(但し不美人ではないらしい)ヴェリティ・バードウッドを名探偵役にした本格派推理小説のシリーズ第1作です。ほとんど手掛かりらしい手掛かりのないプロットかと思って読んでいたら、実はあちこちに伏線が張ってあったという作者のテクニックに脱帽しました。探偵役の推理の鮮やかさとどんでん返しの連続を本格派ファンとして大いに堪能できました。

No.475 6点 夜の人- ベルンハルト・ボルゲ 2014/09/01 15:10
(ネタバレなしです) ノルウェーの詩人アンドレ・ビェルケ(1918-1985)がベルンハルト・ボルゲ名義で1941年に発表した、精神分析医のカイ・ブッゲを探偵役にしたミステリーデビュー作の本格派推理小説です。心理分析を謎解きに織り込んでいるのが特徴ですが、先輩格にあたるヴァン・ダインの名探偵ファイロ・ヴァンスのことを「俗流心理学の産物」と切って捨てたりして二番煎じではないことを強調しています。それほど専門用語の披露には走らずに洗練された語り口のプロットになっています。途中までは良くも悪くも普通の本格派の雰囲気ですが終盤には予測もしない衝撃が待っていました。これは書きようによってはサイコ・スリラーに化けてたかもしれませんね。ノルウエーミステリーの傑作として今でも名高いシリーズ第2作も翻訳紹介してほしいものです。

No.474 5点 高慢と偏見、そして殺人- P・D・ジェイムズ 2014/08/31 23:53
(ネタバレなしです) 2011年発表の本書がP・D・ジェイムズ(1920-2014)の最後の作品になりました。作者が90歳を過ぎての作品ということも驚きですが、内容がジェーン・オースティンの「高慢と偏見」(1813年)の続編であったことに驚かされました。「高慢と偏見」を読んでなくてもある程度の粗筋は作中で紹介されていますので問題はありませんが、やはり事前に読んでおいた方がどれだけジェイムズがオースティンの作風に近づいているかを楽しめたでしょう(私はオースティン作品を未読なのでできませんでした)。人物や舞台そして時代性の丁寧な描写はさすがですが、犯人が誰かという謎解きよりもある家族問題とその結末の方に重点を置いた物語になっています。これをミステリーと純文学の高度な融合と評価するか、どっちつかずの中途半端な作品と評価するか微妙です。ミステリーばかり読んでいる俗物の私にはミステリーとしては薄味な作品に映りましたが。

No.473 6点 眠りをむさぼりすぎた男- クレイグ・ライス 2014/08/31 14:06
(ネタバレなしです) マイケル・ヴェニング名義で1942年に発表された本格派推理小説です。ヒッチコックの映画版でも有名なジャック・トレバー・ストーリィの「ハリーの災難」(1949年)に影響を与えたかと思うようなユニークなプロットが印象的です。不安を抱えたまま何事もなかったかのように振舞う登場人物描写がじわじわとサスペンスを盛り上げ、どこで破局点を迎えるのか読者をはらはらさせます。謎解きは読者には知らされず探偵役だけが事前に承知していた伏線があって、通常は作品の弱点になるのですが本書は例外で、この技巧的なプロットでは仕方ないと弁護します。

No.472 8点 フォークランド館の殺人- ケイト・ロス 2014/08/31 13:54
(ネタバレなしです) 1995年発表のジュリアン・ケストレルシリーズ第3作で、何かが凄いというのではないのですが、物語と謎解きのバランスが非常にすばらしい本格派推理小説です。トリックや手掛かりといった個別ポイントでは高くなくとも総合ポイントでは高く評価できます。人物描写も米国作家とは思えぬほど(失礼)きめ細かいです。最後の2章で描かれた、二つの後日談の対照が強く印象に残ります

No.471 4点 蛹たちは校庭で- 釣巻礼公 2014/08/31 13:26
(ネタバレなしです) 電機メーカーで技術系社員として20年以上勤務した釣巻礼公(1951年生まれ)の1996年発表の長編デビュー作ですが理系要素は全くなく、子供から大人への過渡期である中学生を主人公にした青春小説要素を含む本格派推理小説です。リアルな人物描写とまでは思わないまでも多感な性格描写はそれなりの出来栄えだと思います。残念ながら謎解きには不満点があります。将棋のパズルは事件の謎解きに関係あったのかよくわかりませんでした。まあそれは私の理解力不足もあると思うし、まだ大きな問題点ではありません。(個人的に)大いに不満なのが第5図から第6図への変化。視点を変えるのはいいのですけど、「描きなおし」は感心できません。証拠に手を加えるのがありならいくらだって作者都合で好き勝手な解決を創り出すことができ、読者に対してアンフェアな謎解きの印象を与えてしまいます。

No.470 6点 跡形なく沈む- D・M・ディヴァイン 2014/08/29 17:38
(ネタバレなしです) 「三本の緑の小壜」(1972年)から久しぶりの1978年に発表された本書がディヴァインの生前に発表された最後の本格派推理小説となりました。創元推理文庫版の巻末解説で指摘されているように謎解きの完成度は(ディヴァインとしては)粗削りと思いますが、多彩な人物描写と彼らが織り成すドラマで読ませます。ルース、ケン、ジュディ、そしてハリー(部長刑事)と視点が何度も切り替わります。後半登場の脇役ながら実は安楽椅子探偵的な役割を果たしている女性の存在感も印象的です。この人に全部の謎解き説明をさせていれば一本芯の通った謎解きになったと思いますが。

No.469 6点 チャーリー・チャン最後の事件- E・D・ビガーズ 2014/08/29 17:26
(ネタバレなしです) 1932年発表のシリーズ第6作となった本書がE・D・ビガーズ(1884-1933)の最後の作品となりました。英語原題は「Keeper of the Keys」で、別に最終話的な演出はありません。登場人物はそこそこ多いですが、通常は最後まで容疑者は容疑者として扱うところを何人かは早い段階でチャンが容疑者から外していくのが珍しいプロットでした。後味のいい締めくくりはこの作者ならではです。しかしオリジナル小説はわずか6作しか書かれなかったのに、作者の死後も映画が作り続けられてその数は40本近いというのですから今では想像できないほどの人気があったのですね。

No.468 5点 水平線の男- ヘレン・ユースティス 2014/08/29 16:56
(ネタバレなしです) 米国のヘレン・ユースティス(1916-2015)は本書の他にもう1冊しかミステリーを書かなかったそうですが、1946年発表のデビュー作である本書は発表当時、その大胆なアイデアが大変な騒動を巻き起こしたことでミステリ-史に名を残しました。一般的には本格派推理小説として評価されていますが、心理サスペンス的な味付けもあります。特定の主人公を置かないプロットは結構読みづらく、殺人事件なのに警察が全く登場しないのも違和感を感じさせます。最後に明かされる真相は確かに当時としては前衛的でさえあったでしょう。とはいえ前衛は前衛、一般受けは難しいと思います。

No.467 6点 死のバースデイ- ラング・ルイス 2014/08/29 16:29
(ネタバレなしです) 1945年発表のタック警部補シリーズ第4作の本格派推理小説です。miniさんの講評通りで、舞台がハリウッド、登場人物に脚本家、映画プロデューサー、女優などを揃えていれば大仰な表現や派手なやり取りがありそうなものですが、それほど派手さはありません。しかし静かな会話中心の展開ながらドラマチックな要素をたっぷり含んでいて全く退屈させず、謎解きのサスペンスもちゃんと維持しています。人物の性格描写に優れており、タック警部補の推理も心理分析に重きを置いたものです。論創社版の翻訳に誤字が散見されたのが残念(「夫人」を「婦人」、「余談」を「予断」と記述しています)。

No.466 5点 黄金の灰- F・W・クロフツ 2014/08/29 16:14
(ネタバレなしです) 1940年発表のフレンチシリーズ第20作の本書はタイトルに黄金を使っていますが豪華絢爛な場面など微塵もなく、地味なクロフツ作品の中でも屈指の地味な作品だと思います。何しろ失踪事件と出火事件がメインの謎なのですから。前者については生存が絶望視されているとはいえ、その結果がはっきりするのは終盤近くというもどかしい展開です。事件性がなかなか見えてこないためフレンチの捜査も手探り感が強いのももどかしさに拍車をかけています。第19章でフレンチが謎解きの手掛かりは全てフェアに提示されているかのような発言をして本格派好き読者の心をくすぐりますがその説明は犯行の再現に終始しているばかりでどうやってその結論を導き出したかについては説明不足な気がします。

No.465 8点 エッジウェア卿の死- アガサ・クリスティー 2014/08/29 15:38
(ネタバレなしです) クリスティーはプライヴェートの問題(謎の失踪事件)の後、精彩を欠いていたともいわれますが1933年に発表されたエルキュール・ポアロシリーズ第7作の本書では完全に復調していると思います。どんでん返しの連続で容疑が転々とするスリリングな謎解きを堪能できます。ちょっとなじみにくい手掛かりもありますが全体の中では大きな問題ではありません。なお米国版(創元推理文庫版)は「晩餐会の13人」というタイトルで出版され、こちらの方が魅力的なタイトルではありますが13人をきっちり描き分けていないので地味ながら英国版の「エッジウェア卿の死」の方が適切なタイトルかと思います。

No.464 6点 死への落下- ヘンリー・ウエイド 2014/08/28 19:08
(ネタバレなしです) ウェイド後期の作品である本書(1955年発表)は、シリーズ探偵の登場しない本格派推理小説です。本格派ではありますが大勢の容疑者から犯人を絞り込むオーソドックスなタイプでなく、ある有力容疑者は果たして犯人なのかどうかが謎の中心になっています。サスペンスには乏しいし、終盤になると数字が沢山出てきてちょっと頭が痛くなりますが、それでも意外とテンポよく読める作品でした。登場人物の心理描写はそれほど細かくはないのですが、ちゃんとキャラクター分けができているところにウェイドらしい手堅さが発揮されています。意味深な最後の一行は賛否が分かれるかもしれません。

No.463 5点 死の信託- エマ・レイサン 2014/08/28 18:06
(ネタバレなしです) ニューヨーク・タイムズが「ウォール街のアガサ・クリスティー」と賞賛したエマ・レイサンは2人の米国人女性メアリー・J・レイティス(1927-1997)とマーサ・ヘニッサート(1929年生まれ)によるコンビ作家で、1961年に本書でデビューしてからレイティスが亡くなる1997年までに30冊以上のミステリーを書いています。二人とも専業作家ではなくレイティスは政府機関、ヘニッサートは民間企業に勤務し、しかも両者とも経済学に通じていたこともあってか創作の中心を占めるサッチャーシリーズ(24冊書かれました)は探偵役が銀行家という珍しいタイプの本格派推理小説です。各章のタイトルが「元利」に始まり「支払い請求書」に終わる経済用語構成だったのにはぎょっとしましたが物語の内容には全く関係ありませんでした。経済用語は使われてはいますが状況把握できないほど多くはないし、軽妙で洗練された文章のおかげで案外と読みやすいです。ぎりぎりまで真相を明かさないプロットになっていますが結末はやや唐突感が拭えません。サッチャーが真相にたどりつく決め手にしたと思われる、現場から持ち去られた手掛かりの正体を読者が事前に推理するのが難しいからではないかと思います。

No.462 5点 テンプラー家の惨劇- ハリントン・ヘクスト 2014/08/28 17:35
(ネタバレなしです) ハリントン・ヘクストはイーデン・フィルポッツ(1862-1960)の別名義です。本書は1923年発表の本格派推理小説でフィルポッツ名義の「赤毛のレドメイン家」(1922年)との類似点もありますがテンペラー家の人々の描写にかなりのページを割いている点は本書の特色でしょう。もっとも内容は人生観や価値観の主義主張が多く、普通の意味での家族の会話を期待すると肩透かしを食らいます。国書刊行会版の巻末解説にもある通り、犯人当てとしてはアンフェアです。但し最後に残った容疑者数が少ないため犯人は当てやすいです。評論家がよく誉めている「風変わりな動機」は人によって感じるところは色々でしょうが珍しいことは確かです。kanamoriさんのご講評の通り、この内容で本格派推理小説として仕上げたのが作者の失敗かもしれません。

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nukkamさん
ひとこと
ミステリーを読むようになったのは1970年代後半から。読むのはほとんど本格派一筋で、アガサ・クリスティーとジョン・ディクスン・カーは今でも別格の存在です。
好きな作家
アガサ・クリスティー、ジョン・ディクスン・カー、E・S・ガードナー、D・M・ディヴ...
採点傾向
平均点: 5.44点   採点数: 2921件
採点の多い作家(TOP10)
E・S・ガードナー(84)
アガサ・クリスティー(57)
ジョン・ディクスン・カー(44)
エラリイ・クイーン(43)
F・W・クロフツ(33)
A・A・フェア(28)
レックス・スタウト(28)
ローラ・チャイルズ(26)
カーター・ディクスン(24)
横溝正史(23)