皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
[ クライム/倒叙 ] 大誘拐 |
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天藤真 | 出版月: 1978年11月 | 平均: 7.57点 | 書評数: 53件 |
カイガイ出版部 1978年11月 |
徳間書店 1990年11月 |
角川書店 1991年01月 |
双葉社 1996年05月 |
東京創元社 2000年07月 |
東京創元社 2000年07月 |
No.13 | 4点 | ポセイドン | 2008/12/09 18:45 |
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豪快なばあちゃんはよかった。それだけ。 |
No.12 | 9点 | シュウ | 2008/10/18 00:59 |
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誘拐という陰湿な犯罪を扱っているはずなのにとても楽しく読めました。登場人物のほとんどが最後に幸せになってる所も素晴らしいです。
ただ、終盤スケールがでかくなったからか政治家とかハイエナとか米軍とか本筋とあまり関係ない描写が多くなって、 テンポが悪くなったのがちょっと気になりました。 |
No.11 | 8点 | いけお | 2008/09/26 02:19 |
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こてこてのミステリではないが、完成度が高いからこそ楽しめるプロットだった。
いい人ばっかりの話は好みではないが、これは読中かなり夢中になった。 |
No.10 | 8点 | ElderMizuho | 2008/08/20 18:33 |
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う~ん痛快。気持ちイイですね。おばあちゃん、凄すぎ。最後の部分は何度も読み返してしまった。胸のすく思いだった。
ただ登場人物全員善人過ぎるのが気にはなりますね。大犯罪ですから、やっぱり。理屈では語られてますが不自然さは否めません。 まあそういう事気にしなければ間違いなく名作だと思います |
No.9 | 8点 | こう | 2008/05/06 22:30 |
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天藤作品は殺人を扱っても明るく読後感が悪くないことが持ち味だと思いますがその明るさが十分に発揮された作品だと思います。誘拐事件をここまで楽しく仕上げたのは素晴らしいです。この本を読んだ当時はまだ全集が出ておらず他の本を読むのに古書店を漁った記憶があります。 |
No.8 | 3点 | とろろ | 2008/03/17 22:20 |
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なんかワサワサしててあんまりだったなー |
No.7 | 9点 | マニア | 2008/03/06 00:10 |
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何という読んでいる途中の疾走感!何という読後の爽快感!
おばあちゃん率いる「虹の童子」誘拐団と警察の駆け引き、裏のかきあいは痛快だった。家族の金策などのサイドストーリーも充実。誘拐団、警察、家族etc・・・と場面は色々飛ぶが全くテンポの悪さは感じられない。技に魅せられ、力にねじ伏せられた感じ。 柳川とし子刀自を中心に様々な「絆」を感じさせてくれるハートフル誘拐ストーリー!傑作! |
No.6 | 9点 | itokin | 2008/03/05 10:12 |
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ミステリー初心者のおいらにとっては大満足の一冊だ。万人に受ける推理小説とはこうゆうのを言うのでわないかとにかく面白かった。 |
No.5 | 7点 | 深夜 | 2008/02/26 17:23 |
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評判通り確かに面白い。このような読後感の爽やかさはなかなか味わえないと思う。おばあちゃんのキャラは見事。
ただ、身代金の受け渡しや刀自の無事確認での場面描写や状況描写が個人的にわかりにくくて、思ったよりは読み易くなかった。 |
No.4 | 10点 | Tetchy | 2008/01/24 23:38 |
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プロット、ストーリー、キャラクター、アイデア、どれをとっても超一級でしょう!
こういう面白い話をひょうひょうと書くこの作家の上手さにも感服。 まさに歴史に残る名作。 映画もよかった! |
No.3 | 10点 | VOLKS | 2008/01/12 00:39 |
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昔、映画は観た記憶があったが、原作を読んだのは初めてだった。
率直に「痛快」だった。 30年前に発表されたらしいが、作品に色あせた感が無い。 心温まる誘拐(?) |
No.2 | 7点 | ぷねうま | 2007/11/17 06:46 |
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タイトルからも分かる通りド直球の誘拐ものである。
誘拐ものの面白さはやはり犯人との駆け引きなのだが、犯人側の奇手の連発は飽きさせないで頁を繰らせる魅力に溢れている。 文章も読みやすいのでミステリ初心者にオススメ。 |
No.1 | 10点 | こもと | 2007/11/05 19:32 |
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この名作がまだ、書評欄に登場していなかったのか、と驚いた。
天藤真氏の「大誘拐」。 この本こそが、遥か昔のまだ女子高生だった頃の私を、ミステリの世界へ連れ込んだ張本人(?)なのである。 人質であるはずのおばーちゃんが、何故かこの誘拐事件の主導権を握ってしまうなど、笑いどころは満載。 読書に慣れていない身体には、「500ページ近い分厚さ」に「活字も最小」という条件は、かなり厳しいものであったハズなのに、読んでいる最中のわくわくした気持ちは、今も忘れることが出来ない。 こういう瞬間を味わいたくて、私は今も本を読み続けているような気がする。 私のミステリ好きの原点、この本に、10点つけちゃいます。 |