皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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[ クライム/倒叙 ] 蜘蛛の糸 |
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黒川博行 | 出版月: 2008年06月 | 平均: 5.00点 | 書評数: 1件 |
光文社 2008年06月 |
光文社 2011年02月 |
No.1 | 5点 | ZAto | 2011/01/09 13:36 |
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「大阪人がみんなそんなん思われたらかなわんなぁ」という声が飛んできそうだが、それが黒川節の魅力であるのだから仕方がない。
一読して、まさに “しょーもなさ青天井” というベタな内容。ただ黒川博行の小説であるのだから、知る人は知る、読む人は読むという相当に突き放したスタンスの一冊という印象。 黒川のファンであって、「ほんとに黒川博行はアホなもん書きよったな」ということを面白がれるセンスがなければ楽しめない。ノリとしてはヤクザ映画の添え物で公開されるようなお色気喜劇といったところだろうか。 |