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[ 冒険/スリラー/スパイ小説 ]
風塵地帯
「風の四部作」
三好徹 出版月: 1966年01月 平均: 6.00点 書評数: 2件

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三一書房
1966年01月

中央公論新社
1982年04月

双葉社
1995年11月

埼玉福祉会
2004年05月

No.2 5点 青い車 2016/05/27 19:41
 日本推理作家協会賞受賞作シリーズが図書館に並んでおり、その中からタイトルに興味を持って読んでみました。スパイ小説というジャンルは初めてなのですが、今となってはやや古臭いストーリーも含め意外と楽しめました。軽すぎず重すぎない適度な緊張感を持って読める文章もいいです。日頃親しんできた本格推理と比べたら当然推理のとっかかりが少ないため謎解きの醍醐味はないのですが、読書傾向が偏ってきた今こういう作品を読むと新鮮さが感じられ、読んで損はなかったと素直に言えます。

No.1 7点 kanamori 2010/06/01 21:00
インドネシアへ特派員として派遣された記者の一人称で描かれた国際謀略小説。
東南アジアを舞台とした巻き込まれ型のスパイ小説ということで、結城昌治の「ゴメスの名はゴメス」との類似性が言われるようです。リアリズムに関しては本書の方がやや劣る気がしますが、逆にエンタテイメント性が高いとも言えます。
特殊カメラの扱いなど通俗的な面もありますが、書かれた時代を考慮すれば、なかなかの傑作だと思いました。


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三好徹
1998年07月
チェ・ゲバラ伝
平均:6.00 / 書評数:1
1996年01月
誰が龍馬を殺したか
平均:5.00 / 書評数:1
1984年11月
オリンピックの身代金
平均:6.00 / 書評数:1
1983年04月
モナ・リザの身代金
平均:5.50 / 書評数:2
1981年06月
コンピュータの身代金
平均:6.00 / 書評数:4
1981年04月
生けるものは銀
平均:4.00 / 書評数:1
1980年12月
ふたりの真犯人 三億円事件の謎
平均:8.00 / 書評数:1
1977年09月
天使の唄
平均:6.00 / 書評数:2
1977年07月
天使が消えた
平均:7.00 / 書評数:1
1976年01月
海と弾痕
1974年01月
帰らざる夜
平均:5.50 / 書評数:2
1968年01月
聖少女
平均:6.00 / 書評数:1
雀鬼
平均:7.00 / 書評数:1
1967年01月
閃光の遺産
平均:5.00 / 書評数:1
風は故郷に向う
平均:5.50 / 書評数:2
1966年01月
風塵地帯
平均:6.00 / 書評数:2
1965年01月
野望の猟犬
平均:5.00 / 書評数:1
1960年01月
光と影
平均:6.00 / 書評数:1
不明
天使の葬列
平均:5.00 / 書評数:1