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[ 本格/新本格 ]
閃光の遺産
三好徹 出版月: 1967年01月 平均: 5.00点 書評数: 1件

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読売新聞社
1967年01月

報知新聞社
1970年01月

講談社
1973年01月

文藝春秋
1983年10月

No.1 5点 nukkam 2016/03/03 18:38
(ネタバレなしです) 1967年発表の本書は、松本清張が責任監修した「新本格推理小説全集」に収められた10冊の中の1冊です。失踪した夫、大竹光夫への妻からのメッセージが山陽日報の広告欄に掲載されたが、山陽日報を訪れた妻の早苗は自分は広告を依頼したことはなく、しかも新聞に広告が載った朝は夫はまだ自宅にいたと主張する風変わりな謎で始まり、終盤近くまで犯人の正体を伏せ、最後は(時代の古さを感じさせるものの)トリック説明で締め括っており、この作者としては本格派を意識した作品だと思います。とはいえ犯人探しよりも行方不明の人物探しを重視したプロットはこの作者の本質は本格派ではないことを再認識させられます。犯人の名前を最初に指摘したのが探偵役でないところも本格派としては異色です。そこが三好なりの「新本格」なのかもしれませんが。


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三好徹
1998年07月
チェ・ゲバラ伝
平均:6.00 / 書評数:1
1996年01月
誰が龍馬を殺したか
平均:5.00 / 書評数:1
1984年11月
オリンピックの身代金
平均:6.00 / 書評数:1
1983年04月
モナ・リザの身代金
平均:5.50 / 書評数:2
1981年06月
コンピュータの身代金
平均:6.00 / 書評数:4
1981年04月
生けるものは銀
平均:4.00 / 書評数:1
1980年12月
ふたりの真犯人 三億円事件の謎
平均:8.00 / 書評数:1
1977年09月
天使の唄
平均:6.00 / 書評数:2
1977年07月
天使が消えた
平均:7.00 / 書評数:1
1976年01月
海と弾痕
1974年01月
帰らざる夜
平均:5.50 / 書評数:2
1968年01月
聖少女
平均:6.00 / 書評数:1
雀鬼
平均:7.00 / 書評数:1
1967年01月
閃光の遺産
平均:5.00 / 書評数:1
風は故郷に向う
平均:5.50 / 書評数:2
1966年01月
風塵地帯
平均:6.00 / 書評数:2
1965年01月
野望の猟犬
平均:5.00 / 書評数:1
1960年01月
光と影
平均:6.00 / 書評数:1
不明
天使の葬列
平均:5.00 / 書評数:1