• 新着書評
• 作　品
• 作　家
• 年間ﾍﾞｽﾄ

[ 本格/新本格 ] 交叉する線
草野唯雄	出版月: 1984年09月	平均: 5.00点	書評数: 1件

書評を見る ｜ 採点する ｜ ジャンル投票

角川書店 1984年09月

新着順 高評価 低評価

No.1	5点	kanamori	2010/03/01 18:53
初期のミステリ作品集。 やはり表題作の中編「交叉する線」が面白い。二つの無関係と思われる事件をそれぞれの捜査状況を交互に描写し最後に意外なところで交叉する、サスペンスあふれる力作。準ベストは「一人だけの鉱山」か。 ただ、ほとんどの作品が炭鉱を舞台背景にしており、読み進めるうちに、またかとうんざりさせる点が難点。