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[ 冒険/スリラー/スパイ小説 ] 蒼茫の大地、滅ぶ |
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西村寿行 | 出版月: 1978年09月 | 平均: 6.00点 | 書評数: 1件 |
講談社 1978年09月 |
徳間書店 1981年03月 |
角川書店 1984年06月 |
No.1 | 6点 | E-BANKER | 2009/11/28 22:19 |
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寿行氏お得意の動物&パニック物の1つ。
名作「滅びの笛」は”鼠”が東京をパニックに陥れますが、本作の主役は”バッタ”。空を覆いつくすほどの大群の”バッタ”・・・ バッタの大群のおかげで、東北地方の穀倉地帯は全滅させられ、東北地方は青森県知事のリーダーシップのもと、独立を決意する・・・という粗筋です。 ストーリー的にはかなりハチャメチャな感じはしますが、全盛期の作者の力というか、読ませるパワーというものを味わえる一作でしょう。 |