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[ 本格 ]
「化かされた古狐」亭の憂鬱
リチャード・ジュリーシリーズ
マーサ・グライムズ 出版月: 1985年11月 平均: 8.00点 書評数: 1件

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文藝春秋
1985年11月

No.1 8点 nukkam 2010/02/25 11:46
(ネタバレなしです) 1982年発表のリチャード・ジュリーシリーズ第2作の本格派推理小説で、前作の「『禍いの荷を負う男』亭の殺人」(1981年)に比べるとプロットがすっきして格段に読みやすくなっています。ジュリーもちゃんと名探偵らしくなりました。代わりにメルローズ・プラントが地位を下げましたが(笑)。舞台描写も卓抜で、霧や風そして暗さを巧妙に描いて寒村の雰囲気をたっぷり味わせてくれます。丁寧な謎解き説明も好感を持てます。


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マーサ・グライムズ
1998年08月
「レインボウズ・エンド」亭の大いなる幻影
平均:5.00 / 書評数:1
1996年05月
「乗ってきた馬」亭の再会
平均:5.00 / 書評数:1
1994年12月
「酔いどれ家鴨」亭のかくも長き煩悶
平均:5.00 / 書評数:1
1994年08月
桟橋で読書する女
平均:4.00 / 書評数:1
1993年12月
「老いぼれ腰抜け」亭の純情
平均:4.50 / 書評数:2
1992年03月
「古き沈黙」亭のさても面妖
平均:7.00 / 書評数:1
1991年03月
「五つの鐘と貝殻骨」亭の奇縁
平均:4.00 / 書評数:3
1990年06月
「独り残った先駆け馬丁」亭の密会
平均:6.00 / 書評数:1
1989年12月
「跳ね鹿」亭のひそかな誘惑
平均:7.50 / 書評数:2
1988年12月
「エルサレム」亭の静かな対決
平均:6.00 / 書評数:1
1987年11月
「悶える者を救え」亭の復讐
平均:6.00 / 書評数:1
1986年12月
「鎮痛磁気ネックレス」亭の明察
平均:6.00 / 書評数:1
1985年11月
「化かされた古狐」亭の憂鬱
平均:8.00 / 書評数:1
1985年03月
「禍いの荷を負う男」亭の殺人
平均:5.00 / 書評数:3