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[ サスペンス ]
蝶たちは今…
日下圭介 出版月: 1975年01月 平均: 5.00点 書評数: 3件

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講談社
1975年01月

講談社
1977年06月

講談社
1978年07月

講談社
1978年07月

講談社
2000年09月

アドレナライズ
2016年11月

No.3 6点 ◇・・ 2024/06/05 20:29
第二十一回江戸川乱歩賞受賞作。
康雄は、急病で行けなくなった恋人和子の代わりに友人の拓也を誘って、飛騨路の旅に出た。途中のバスの中でバッグを取り違えてしまったことから、奇妙な事件に巻き込まれる。
バッグには、三年前に心中した娘から十七年前に事故死した男に宛てた一通の手紙が入っていた。過去の二つの事件を結び付ける鍵は果たしてどこに隠れているのか。
魅力的な謎の設定と起伏に富んだストーリー展開に加えて、歯切れのいい会話と文章に魅了された。

No.2 3点 TON2 2012/12/11 21:03
講談社文庫「江戸川乱歩賞全集10」
 昭和50年乱歩賞受賞作。
 旅行先で間違えたバッグの中から出てきた手紙の受取人は3年前に死んでいた。
 蝶の移動距離が殺人の謎を解くカギとなるのですが、あまり面白いとは思わなかったです。

No.1 6点 kanamori 2010/10/01 18:41
主人公の大学生が旅先の宿でボストンバックをすり替えられる。その中に入っていた手紙の謎を発端とするサスペンス・ミステリで、乱歩賞受賞作です。
手紙の差出人も宛名の人物も既に死んでいたという、”死者から死者への手紙”という謎はなかなか魅力的です。中盤の平板な展開と、真相が何となく察せられる技巧の拙さがありますが、フランス・ミステリを思わせる幻惑的な雰囲気は好みです。


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日下圭介
2015年03月
バラの中の死
平均:5.50 / 書評数:2
1997年05月
密室・十年目の扉
平均:5.00 / 書評数:1
1994年08月
脅迫者たちのサーカス
平均:5.00 / 書評数:1
1994年04月
女怪盗が盗まれた
平均:6.00 / 書評数:1
1992年09月
手錠はバラの花に―女性刑事・倉原真樹の名推理
平均:5.50 / 書評数:2
1992年08月
三千万秒の悪夢
平均:5.00 / 書評数:1
1991年04月
61年目の謀殺
平均:5.00 / 書評数:1
1989年02月
密室20秒の謎
平均:6.00 / 書評数:1
1988年10月
「野菊の墓」殺人事件
平均:6.00 / 書評数:1
1987年05月
笛の鳴る闇
平均:6.00 / 書評数:1
1984年09月
罪の女の涙は青
平均:6.00 / 書評数:2
1982年07月
鶯を呼ぶ少年
平均:8.00 / 書評数:1
1982年04月
木に登る犬
平均:7.00 / 書評数:2
1981年01月
血の色の花々の伝説
平均:6.00 / 書評数:1
1977年11月
花の復讐
平均:6.00 / 書評数:1
1977年10月
折鶴が知った…
平均:5.00 / 書評数:1
1976年01月
悪夢は三度見る
1975年01月
蝶たちは今…
平均:5.00 / 書評数:3