皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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[ パスティッシュ/パロディ/ユーモア ] 贋作『坊ちゃん』殺人事件 |
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柳広司 | 出版月: 2001年09月 | 平均: 5.00点 | 書評数: 3件 |
朝日新聞社 2001年09月 |
集英社 2005年03月 |
角川書店(角川グループパブリッシング) 2010年11月 |
No.3 | 6点 | まさむね | 2018/03/18 20:14 |
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四国から東京に戻って3年後の「坊ちゃん」が、赤シャツ自殺騒動の真相を追って山嵐とともに元の赴任地を再訪する…。
本家「坊ちゃん」の詳細は忘れてしまっていたものの、「いかにも坊ちゃんが言いそう、又はやりそう」という描き方がまずは楽しい。他の登場人物の使い方を含めて、本家への作者の愛情を強く感じましたね。 赤シャツ自殺騒動の真相はもとより、本家「坊ちゃん」が全く違った姿で解釈されていく様が読みどころで、久しぶりに「坊ちゃん」をじっくりと読んでみたくなりましたね。 |
No.2 | 6点 | 鷹 | 2012/02/24 11:07 |
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昔、読んだ「坊ちゃん」のストーリーをほとんど忘れていましたが、面白かったです。
本物の「坊ちゃん」を再読する楽しみが増えました。 |
No.1 | 3点 | kanamori | 2010/03/11 20:43 |
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赤シャツ自殺事件の謎を追って、坊ちゃん再び松山へ。
タイトルから楽しいパロデイを想像するが、極めてメッセージ性の強いブンガク志向の問題作。 こういった暗い小説は趣味でないので、採点は厳しくなります。 |