皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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[ 時代・捕物帳/歴史ミステリ ] パンとペンの事件簿 |
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柳広司 | 出版月: 2024年11月 | 平均: 6.00点 | 書評数: 1件 |
![]() 幻冬舎 2024年11月 |
No.1 | 6点 | まさむね | 2025/02/11 21:07 |
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1910年代に実在した「売文社」を舞台とした連作短編。
勉強不足で、「売文社」はもとより、機関紙「へちまの花」、さらに堺利彦、大杉栄、荒畑寒村、小口みち子らの名も初めて知ったのですが、皆が生き生きと描かれていて、読み心地は良です。当時の時代背景も含めて、勉強にもなりました。ミステリー度は低いのですが、自由とは何か、世評とは何か、今に繋がる課題を考えさせられもして、良い読書をさせていただきました。 |