海外/国内ミステリ小説の投稿型書評サイト
皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止 していません。ご注意を!

[ 冒険/スリラー/スパイ小説 ]
燃える地の果てに
逢坂剛 出版月: 1998年08月 平均: 7.60点 書評数: 5件

書評を見る | 採点するジャンル投票


文藝春秋
1998年08月

文藝春秋
2001年11月

No.5 8点 itokin 2013/11/18 11:08
実際にあった事件をもとに構成されていること、さらに福島原発事故と重ねて感じるので身近で緊迫感があり長さを感じず読み終えた。人物の、キャラ、会話などもシャレていて高級な翻訳ものを読んでいるような気分だった。

No.4 6点 蟷螂の斧 2012/01/22 21:12
冒険小説?の割に緊迫感・スピード感がないので、途中でだらけそうになり、自分には合わないと感じました。同様に最後の驚きも、ほとんど伏線がないので「ああ、そうだったの」で終わってしまいました。一番気になるのは、主人公が怪我をしたにも拘わらず無頓着すぎるということです。最終行は、その無頓着さが原因で、効果が発揮されず心に響いてきませんでした。物語の構成と筋は面白いと思いましたが・・・。

No.3 9点 あびびび 2009/08/13 18:07
スペインものはお任せ、だろうが、それにしても
毎回話が濃い作家だ。

フラメンコギターをめぐっての話だが、分厚い本が
まったく気にならない。むしろ、薄くなるにつれて
「もうこれだけしか読めないのか」と、ため息が出たほど。

カディスの赤い星も興奮した覚えがあるが、これは
さらに熟成感がある。

No.2 8点 ElderMizuho 2008/06/06 16:33
徹夜で読まされた。とにかく読み応えがある
最後のトリック自体はまあよくあるパターンではあるけど、確かに衝撃的であるし読み直してみると伏線の張り方もなかなか巧い。
個人的に気になったのは美女と絡む男性陣・・あなたたち子供ですかと

No.1 7点 こう 2008/05/17 22:37
 逢坂作品ではスペイン物が有名ですがこれは他の作品とは違う味わいがある作品です。上下巻で長いですがリーダビリティの高さで一気に読まされました。
 叙述トリックは素直にだまされる快感がありました。あとトリックとしてのサプライズエンディングではありませんが最後の一行の衝撃もあります。


キーワードから探す
逢坂剛
2021年05月
地獄への近道
平均:6.00 / 書評数:1
2020年09月
鏡影劇場
平均:6.00 / 書評数:1
2010年09月
暗殺者の森
平均:5.00 / 書評数:1
2010年01月
兇弾
平均:5.50 / 書評数:2
2002年01月
無防備都市
平均:6.00 / 書評数:1
2001年08月
相棒に気をつけろ
平均:7.00 / 書評数:2
2000年12月
牙をむく都会
平均:6.00 / 書評数:1
1999年03月
デズデモーナの不貞
平均:6.00 / 書評数:1
1998年08月
燃える地の果てに
平均:7.60 / 書評数:5
1997年11月
しのびよる月
平均:5.00 / 書評数:2
1997年07月
あでやかな落日
平均:5.00 / 書評数:1
1993年10月
まりえの客
平均:5.00 / 書評数:1
1988年10月
さまよえる脳髄
平均:5.67 / 書評数:3
1987年02月
水中眼鏡の女
平均:6.75 / 書評数:4
1987年01月
クリヴィツキー症候群
平均:6.50 / 書評数:2
1986年07月
カディスの赤い星
平均:6.00 / 書評数:2
1986年02月
百舌の叫ぶ夜
平均:6.10 / 書評数:10
1985年04月
情状鑑定人
平均:5.00 / 書評数:1
1981年09月
空白の研究
平均:6.00 / 書評数:1
1981年02月
裏切りの日日
平均:6.00 / 書評数:1