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[ 冒険/スリラー/スパイ小説 ] 暗殺者の森 イベリア・シリーズ |
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逢坂剛 | 出版月: 2010年09月 | 平均: 5.00点 | 書評数: 1件 |
講談社 2010年09月 |
講談社 2013年09月 |
No.1 | 5点 | kanamori | 2011/02/19 13:22 |
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スペインを中心に第二次大戦時の欧州を背景にした大河冒険小説、通称イベリア・シリーズの6巻目。
フランコ総統暗殺計画、北アフリカ上陸作戦、Dデイ情報を巡る情報戦など、これまで各巻とも題材は興味深いのだけど盛り上がりに欠けた。そのうち面白くなるだろうと読み進めてきましたが、ヒトラー暗殺未遂事件を背景にした今回も同様でした。 主人公の情報将校・北都と英国女性情報部員・ヴァジニアは狂言回しの役割で、欧州戦線の秘話・ドキュメンタリーを読むような味気なさがあった。もう少し人間ドラマ的な物語性を重視してほしいものです。 |