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[ ホラー ]
夏と花火と私の死体
乙一 出版月: 1996年10月 平均: 6.81点 書評数: 48件

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集英社
1996年10月

集英社
2000年05月

No.28 9点 てぃぐれ 2005/06/21 05:41
作者の年齢を知ってビックリしたのをまだ覚えてます。もっとメジャーなところへ投稿していたら当時もっと話題になっていたはず。傑作ですね。

No.27 9点 はせ 2005/05/01 13:32
乙一のすごいところをひとつあげよと言われれば私は着眼点と答えると思う。この「夏と花火と私の死体」は乙一の処女作だが、このときからその着眼点のすごさが現れていると思った。そしてこの巧さ。奇妙な感覚。たまらない。

No.26 8点 Q 2005/04/21 20:16
上手。

No.25 7点 トレノ 2004/10/15 23:14
16歳(?)でここまで書けるのはすごいですね。読了後に残る余韻が好きです。

No.24 8点 綾香 2004/08/20 22:21
書き方(視点)がおもしろい。タイトルも興味を引くのに、今ひとつ怖さが足りなくて残念!

No.23 10点 芽衣 2004/07/25 19:44
素晴らしいと思う。
読んでてワクワクした。

No.22 10点 ダン 2004/07/02 15:46
とにかくラストの一文に尽きると思う。ぞっとした。優子はなんとなくオチが読めたのが残念。

No.21 6点 iti 2004/05/10 19:59
まあまあ面白いんだけど、そんなに凄いとは思わない。この程度のレベルなら沢山あると思う。

No.20 5点 ぶんぶん 2004/02/07 21:16
普通です。書き方はうまいが話はあんまりおもしろくはないかな。

No.19 5点 ういうい 2004/01/29 16:07
死体の語りは別に衝撃でもない。可もなく不可もなくといったところ。でも中2の弟は感動してた

No.18 9点 りえ 2004/01/22 22:31
読んだとき、すごく衝撃を受けた記憶がある。乙一ワールドにはまったなぁ。

No.17 7点 Dain 2003/12/25 00:04
死体の一人称が新鮮でした。「夏と〜」も「優子」も、ラストでものすごい驚かされた・・・とまではいきませんでしたが、次の作品も読みたくさせるには充分です。年齢のことを考えると、やっぱりすごいんだろうなぁ。

No.16 5点 884 2003/12/22 11:42
「夏と花火と私の死体」
 いまいち。
 健の内面がさっぱりわかりません。弥生はわかりやすすぎるほどにわかりやすい性格付けですが。緑さんの内心は何カ所かで匂わせてますが、健はさっぱり。あと五月の一人称を何のために使ってるのかも、視点位置が移動してることも、なんででしょうね。解説の小野不由美はそこを褒めてましたけど、僕は居心地の悪さを感じただけでした。
「優子」
 いまいち。
 もう一回ラストでひっくり返すか、表と裏の真偽がわからなくなるとおもしろかったと思います。

No.15 9点 深壬 2003/12/12 18:35
 田舎のゆったりとした背景の中、所々に織り成す「死体発見の危機」に瀕する緊張感が凄い。
 最初とラストの「童話的」文の書き方に圧巻。
 怖いよ。と呟いてみたり。
 ラストは「緑さん」が絡む事は読めました が、こうなるとは。
 「健くん」に関しても(健君自身の性格も危ないけど(汗))彼に迫る?かもしれない魔の手に、読み終えてからも考えがめぐる。
 この短さでこれだけの作品は、本当に久しぶりでした。ほんと、凄い文章力 の一言。  

No.14 7点 high 2003/12/06 16:54
年齢と作品は関係ないとはおもうけれど、さすがに16であの作品というのは、すごいとしかいえないんじゃないだろうか?
他人からみれば普通の兄弟、友達、関係がことごとく壊れている、狂っている。
おもしろかった。

No.13 7点 じゃすう 2003/11/07 21:08
正直に言いますと、表題作はあまり楽しめませんでした。
おそらく「死体が見つかりそうで見つからない」という状況が何度か続いた状態が、半ば惰性的に感じられてきたということが原因でしょうか。こういう盛り上げ方は、個人的に一度で充分に感じてしまいます。この表題作のみなら5点くらい。
しかし『優子』はとても良かったです。展開は読めたのですが、作品の根底に流れるものが自分の感性にピッタリはまりました。(上手く言えない……)これは8点くらい。
あとはこの短さでこれだけのものを書けるのかという、個人的な驚きもプラスして、この点数です。

No.12 8点 風車 2003/09/29 19:29
 自分が乙一作品にはまった契機となった作品。表題作の、序盤のとんでもない描写に驚き、震えてしまった。だが表題作に関してはそれ以外、大して怖かったわけでもなく、感情を昂ぶらせようと意図している場面でもそれほど心を動かされはしなかった。それは多分、結果――結末という意味ではない――が判っていたからだろう。この作品だけなら六点ぐらいだった。
 本当に楽しめたのは、その後の「優子」という作品だ。これには本当に驚いた。乙一の巧みな技法をよく知らなかった、つまり免疫のなかった自分は、見事にやられてしまった。新鮮で、美しかった。だからこの作品は文句なしで十点だ。
 平均して八点としました。

No.11 9点 九ちょう 2003/08/02 00:56
健くんの思考回路が素晴らしいです。共感します。
今まで黙らせていた妹を、叫ばせたセンス。
発端もどうでしょう。
仮に見つかっても、健くんは殺人には関わってません。健くんは緑さん以外に、価値を見出していなかったんですね。
死体の一人称も、筆者から「当然だろ?」と言われてる気がしました。
唯一残念だったのは『優子』と2編で一冊な事。

No.10 7点 さとりんこ 2003/07/29 15:44
初めて乙一の作品読みました(^^ 薄さのせいもあるけど、サクサクと半日で読めました(^^
ストーリーの流れも良く、情景がすぐ頭に入ってきました。頭休めには丁度イィ1冊ではなぃでしょうか?
ラストも良かった!

No.9 5点 Alice 2003/03/15 17:09
いやー、凄いですね。死体が語るというのも珍しいけれど、その淡々とした書きぶりであれ程までに恐怖というか畏怖を覚えるのは凄い。
冒頭のかごめかごめも効果的だったと思います。


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