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ペン先の殺意
文芸ミステリー傑作選
アンソロジー(ミステリー文学資料館編) 出版月: 2005年11月 平均: 6.00点 書評数: 1件

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光文社
2005年11月

No.1 6点 蟷螂の斧 2019/06/22 11:11
文豪によるミステリー風味の作品集。谷崎潤一郎「柳湯の事件」、芥川龍之介「疑惑」、大岡昇平「お艶殺し」、佐藤春夫「女人焚死」、松本清張「記憶」、坂口安吾「選挙殺人事件」、小沼丹「バルセロナの書盗」、山川方夫「ロンリー・マン」、曾野綾子「競売」、倉橋由美子「警官バラバラ事件」、遠藤周作「憑かれた人」、五木寛之「ヒットラーの遺産」、井上ひさし「鍵」、村上春樹「ゾンビ」

ベストは佐藤春夫「女人焚死」。足を縛られた女性の焼死体。一見他殺、しかし自殺の可能性も?。その他は、犯罪心理、幻想怪奇、ショートショートなどバラエティーに富んでいます。ミステリー度が弱いのは致し方ないところですが、谷崎、芥川などは独特な雰囲気を味わうことが出来ました。