akkta2007さんの登録情報 | |
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平均点:7.44点 | 書評数:133件 |
No.33 | 7点 | 宿命 東野圭吾 |
(2007/07/24 20:43登録) 初恋の女性との別れ、悩んでも悩み切れず・・・・ 警察官となった主人公の前に現れたのは、初恋の女性の夫である容疑者・・・ 幼馴染の二人に宿命の対決が待ち受ける・・・ 読み始めると止まらないのはいつものとおり・・・ 話の内容が、いまいち掴めない場面にも遭遇するが・・・ 続けて読みたい、先を読みたくなるのは作者の力? 納得出来る作品であった。 |
No.32 | 7点 | 殺人の門 東野圭吾 |
(2007/07/24 20:00登録) あいつのせいで数多くの人間が犠牲になった。 奴のせいで自分の人生はいつもくるわされてきた。 殺人者になるためにはどうすればいいのだろうか? 主人公の歪んだ思い込みの世界を、心の中にある殺人願望を描きあげた作品である。 題名からしても、おとなしい、暗いような感じではあるが・・・ 読み始めると・・・そんなことはない。 夢中になって読める作品である。 話の流れ、展開、結末はさすが東野氏である。 |
No.31 | 7点 | レイクサイド 東野圭吾 |
(2007/07/24 19:44登録) 四組の親子が参加する中学受験の為の勉強合宿・・・ その別荘には夫の愛人が死体となって横たわっていた。 妻が言った「わたしが殺したのよ」・・・ 親たちは事件の鍵を握る子供たちを守ろうとする・・・ はたしてその真相はいかに・・・新たに事件が動き出す・・・ 読み始めるとついつい先が気になる作品であった。 東野作品ではいつもこんな感じであるが・・・ 夢中になること、間違いなし! |
No.30 | 7点 | 片想い 東野圭吾 |
(2007/07/24 12:47登録) 性同一性障害を題材とした作品である。 読みやすさ、流れの良さはさすがであり、スムーズに最後まで読むことができた。 男らしさ、また女らしさとはいったい・・・・ 読みながら考えされられる作品であった。 |
No.29 | 7点 | 分身 東野圭吾 |
(2007/07/23 20:52登録) ある研究者のエゴからクローン人間を作り出してしまう。 そのクローン人間を中心に物語が進められるのだが・・・・ 「どうせできることのない架空の話」が今現実に形になりつつある。 このことには、東野氏も驚いているのでは・・・?とも思う。 内容、ストーリーともに非常に興味がわく作品であった。 |
No.28 | 8点 | 秘密 東野圭吾 |
(2007/07/23 20:25登録) ストーリーの流れが非常に良いと感じた。 読み始めると止まらなくなってしまうのはなぜだろう? 事故で亡くなった妻の魂が娘の体にのりうつった。 そんな娘に夫はどう接するのか? 娘として、いや妻として接するのか・・・心の中で葛藤がある。 また妻に対する夫婦愛も忘れられるはずはない・・・ 非常に心に残る作品であった。 |
No.27 | 7点 | 第三の時効 横山秀夫 |
(2007/07/23 12:38登録) 長編集とはひと味違った短編集の集まりであった。 しかしながらどの作品にもそれぞれの良さがあり、納得できるものであった。 短編の中での事件の発覚、展開、結末とそれぞれに面白かった。 |
No.26 | 4点 | 真夜中の神話 真保裕一 |
(2007/07/22 20:09登録) 真保作品を次々と読んでいく中で出会った作品であったが・・・ 正直、内容、展開、結末等・・・難しかった・・・ SFでも、ミステリーでも・・?の感じであった。 他の作品に期待していいのだろうか? |
No.25 | 8点 | 天使の耳 東野圭吾 |
(2007/07/22 19:50登録) 東野作品の中でもわずかな・・・?短編集の集まりである。 題名にもなっている 天使の耳 分離帯 危険な若葉 通りゃんせ 捨てないで 鏡の中で の6部構成となっており、正直どれもこれも楽しめる作品ばかりである。 全短編すべて交通事故を題材とした、身近にも起こりそうな作品の集まりであるが・・・ 自分としてはやはり題名にもなっている「天使の耳」が一番印象的であった。 深夜の交差点で衝突事故が発生。どちらの車が信号無視をしたのか?目が不自由である、ドライバーの娘が事件解決の鍵を握る・・・ まさに日常的に起りうる交通事故を題材としたすばらしい作品である。ぜひ読んで頂きたい! |
No.24 | 7点 | ホワイトアウト 真保裕一 |
(2007/07/22 18:20登録) 真保作品の中では上位に位置する作品である。 と言ってもまだ3作程度しか読んでないが・・・・ ストーリーの展開、流れは良いと思う。 話の内容も夢中になれるものであり、読んでいて飽きない作品ではあった。 次は映画で鑑賞してみたい! |
No.23 | 6点 | 卒業−雪月花殺人ゲーム 東野圭吾 |
(2007/07/22 17:24登録) 東野作品の中で初めて加賀刑事が登場する作品である。 数々の東野作品を読んできたが、内容的には少し難しいのではと感じた。 しかしストーリーの展開、結末等についてはさすが東野氏である。 東野作品の中では数少ない学園物語であった。 正直、タイトルの「卒業」は?と感じてしまった。 |
No.22 | 6点 | クライマーズ・ハイ 横山秀夫 |
(2007/07/22 16:41登録) 横山作品の中では今までのものと少し感じが違うかな・・・ しかし作品自体はとても充実したものであった。 記者の経験を元に書き出される内容は読者を引き付けるものがありスムーズに読むこともできた。 ストーリーの中で、二転三転ではないが・・・ あればもっと良かったのでは・・・と思った。 |
No.21 | 9点 | 悪意 東野圭吾 |
(2007/07/22 16:20登録) 作品の展開の良さに大満足。 二転三転する話の面白さにまた満足。 スムーズに読み進めることができた。 数々の作品の中で出てくる加賀刑事、この作品での印象が特に鮮明に記憶に残った。 |
No.20 | 8点 | 奪取 真保裕一 |
(2007/07/22 15:57登録) 一言で面白かった。 真保氏の作品を読んだのは初めてであったが、納得のいくものであった。 偽札作りの細かい所から、専門的な用語まで各所で書かれてあるが、スムーズに読み進めることができ、また流れのよさを存分に感じることも出来た。 納得できる作品であった。 |
No.19 | 7点 | 99%の誘拐 岡嶋二人 |
(2007/07/22 15:42登録) 現在の事件を元に、過去の事件が少しずつ見えてくる。 このあたりはすばらしいと感じた。 また、読み始めるとまたその先が気になる感じで一気に読めた。 読んで納得できる作品であった。 |
No.18 | 8点 | 放課後 東野圭吾 |
(2007/07/22 15:22登録) 東野圭吾の原点である。 デビュー作にしては、ストーリーの構成、展開、読みやすさ等すばらしいと感じた。 「殺人の動機がいまいち」と思ったが、実はそれがこの作品における東野氏の狙いだったらしい・・・後で知った。 大人には理解しにくい作品に仕上げたかったらしい。 作品の中でアーチェリー部が出てくるのも珍しいのでは・・・・ 密室で起こった事件の謎も十分満足できる展開であった。 どちらにしろ乱歩賞受賞作であることには間違いない。 |
No.17 | 9点 | 夜明けの街で 東野圭吾 |
(2007/07/21 21:33登録) 幸福な家庭で起きた殺人事件。 まもなく時効を迎えようとしているが、主人公はその容疑者と恋に堕ちてしまう・・・ 次回作品はまだか、まだかと待ちわびた作品であった。 しかし内容は読者をけして裏切らないすばらしい作品であると思う。 不倫をする奴なんてばかだと思っていた・・・そんな主人公が一人の女性に心まで奪われてしまう・・・妻にばれぬようにとあれこれ手を考える。 東野氏の上手さが存分に発揮され、どんどん読み進めたくなる作品である。 また、最後の結末も自分が考えていたストーリーとは少し違い正直驚いた。 ぜひ読んで頂きたい作品である。 |
No.16 | 8点 | 使命と魂のリミット 東野圭吾 |
(2007/07/21 21:14登録) 心臓外科医を目指す主人公を中心に物語が進められる、医学サスペンスである。 たくさんの東野作品を読んできたが、医学サスペンスとなると初めてでは、との気もする。 とにかくおもしろく、夢中になれる作品には間違いないと思う。 手術室での過去の記憶を探ろうとする主人公、そのような中でまた新たな事件が起きる。 読み始めると、ついつい先が気になってしまう作品である。 興味のある人はぜひ一度読んでみてほしいものである。 また、これからの東野作品にも期待をしているところである。 |
No.15 | 8点 | 虹を操る少年 東野圭吾 |
(2007/07/21 21:02登録) 今まで読んだ東野作品とはまた一味違ったミステリーのような気がした。 新次元のコミュニケーションをめぐり若者達の集団が出来上がるのだが、 それを阻止しようと大人たちの魔の手が伸びる・・・ 主人公の「光瑠」を中心にその能力をフルに使って「ある計画」を実行に移す。 なんとも美しく魅力的なプロジェクトだが、最後にはまたドンデン返しがある。 夢中になって読める一冊である。 これから何を読もうかと思っている人がいればおすすめの一冊である。 |
No.14 | 7点 | 予知夢 東野圭吾 |
(2007/07/21 21:00登録) 「探偵ガリレオ」シリーズの第2段目として登場したこの「予知夢」であるが、 直木賞を受賞した「容疑者Xの献身」にも登場する湯川助教授が中心の作品である。 警視庁捜査一課の草薙(くさなぎ)刑事と名コンビを組み、現代のオカルトとしか 思えないような奇妙な事件を次々と解決していく内容である。 オカルトとミステリーをうまく組み合わせ、またさらに科学が謎を解き明かす・・ 最終的にはとんでもないどんでん返しがあり、本当に読者を夢中にさせる短編集である。 ぜひ一度読んでいただきたい作品である。 |