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ミステリの祭典

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akkta2007さんの登録情報
平均点:7.44点 書評数:133件

プロフィール| 書評

No.93 9点 青春の十字架
森村誠一
(2008/10/20 06:38登録)
久しぶりに面白い作品に出会えた。
青春山岳ミステリの三部目として登場したこの作品・・・一気に読んでしまった。
二年前に失踪した妹を探し続けるSPの主人公、雑誌記者であった妹をめぐり、連鎖していく事件。明かされていくその結末には、警護しなければならない、大臣の影が・・・
非常に読みやすく、夢中になれる作品であった。
満足した。


No.92 8点 どちらかが彼女を殺した
東野圭吾
(2008/10/12 08:55登録)
久しぶりの東野作品であったが・・・十分満足。
最後の最後まで犯人がどちらか分からない?ここにこの作品のすべてがあるのだと思うが・・・
トリックを何度も思い出しながら、考え直しながら読んだ。
加賀刑事と主人公との駆け引きもなかなかの読み応えがある。
とにかく面白い作品であった!


No.91 9点 孤狼
堂場瞬一
(2008/09/02 18:10登録)
今までの「鳴沢」シリーズの中では一番楽しめた。
鳴沢と今のコンビ、なんとも言えない面白さがある。
話の展開もスムーズで、どんどん引き込まれて行く感じ・・・
事件の裏に見え隠れする「十日会」・・・
最後まで一気に読んでしまった。


No.90 7点 雪虫
堂場瞬一
(2008/09/02 12:53登録)
刑事「鳴沢」シリーズの第1弾である。
たんたんとした書き方で物語が進むかと思えば、じっくり考えされられる場面にも遭遇し、読み手としても納得の出来る作品であった。「熱欲」「破弾」に続き読んだが・・・最初から順番に読めば良かったと、今ごろ感じている。


No.89 7点 熱欲
堂場瞬一
(2008/09/01 12:35登録)
堂場シリーズの中の作品であるが満足できるものであった。
破弾と比べると最後の結末の展開もよくなり読みやすかった。
物語の中で主人公が成長していく過程が上手く書かれていると感じた。


No.88 7点 奇祭の果て
西村京太郎
(2008/05/24 18:04登録)
人気女優が六本木のホテルで殺された。
死体の顔には鉄の鍋がかぶされていた。
また続けて起こる第2の殺人には、紙で作られた釜がかぶされていた。
十津川警部シリーズの作品である。
事件の展開、また解決へ流れの中で見えてくる犯人の動機、十分楽しめる作品であった。


No.87 5点 私の男
桜庭一樹
(2008/05/24 17:47登録)
第138回の直木賞に選ばれた作品である。
前評判も良く、ぜひと思って読んで見たが・・・
正直、いまいちの感じ。
ミステリーなのかと、言われればまた・・・・
あまり共感して読む作品ではないような気がする。


No.86 9点 流星の絆
東野圭吾
(2008/05/24 17:33登録)
久しぶりの東野作品、十分に楽しむことが出来た。
両親を虐殺された3兄弟が、時効寸前で出会ってしまう犯人・・・その犯人を落としいれようと仕掛けを張り巡らす兄弟達。
しかしその結末に待っていたのは、何と妹の恋心・・・
思わぬ展開へと、事件が物語が流れていく。
まさに、流星のように・・・
テンポのよさ、展開の速さ、何とも言えない東野作品の凄みだと思う。

「アリアケ」のハヤシライス一度、食べてみたいと感じた。


No.85 8点 破弾
堂場瞬一
(2008/04/16 06:25登録)
初めての堂場作品であったが一気に読むことができた。
主人公とそのパートナーの思いがうまく描かれ、今までに読んだことがないような展開でもあった。
物語の進展もよく、夢中になり読むことができた。
最後の展開で、もう少し深く入ることができれば、なおいい作品になったのではないかと、思った。ぜひ読んで頂きたい!


No.84 9点 美しき凶器
東野圭吾
(2008/03/02 19:15登録)
表現の仕方が非常によい作品であったように思う。
読みやすさは、さすが東野作品!
題名の設定の仕方にも、なるほどと納得してしまった。
久しぶりの東野作品であったが、面白いこと間違いない!


No.83 8点 殺しの双曲線
西村京太郎
(2008/03/02 19:09登録)
非常に内容のある充実した作品であった。
親でも見間違うほどの良く似た双子兄弟を題材とした作品。
双子である特性を存分に生かし、事件が展開される。
また全然関係のないようなところで起きた事件が、最終的には双子の事件と結びつく。
時間を忘れて夢中になれる本当にいい作品であった。


No.82 7点 尾道に消えた女
西村京太郎
(2008/02/16 17:38登録)
広島県尾道市を中心とした作品である。
何者かに船の上から突き落とされた日下刑事の妹、京子・・・
京子は姿を消した親友のユキの足取りを追っていた。
日下刑事とともに捜査に乗り出した十津川警部のもとに、水死体の情報が届く・・・
トラベル・ミステリーを含む、十津川シリーズの作品である。非常にスムーズに読むことが出来た。満足であった。


No.81 8点 楽園
宮部みゆき
(2008/01/30 21:05登録)
長かった・・・が内容的にはそこそこ満足できる作品であった。
主人公である前畑滋子が、犯罪そのものよりも、周りの加害者・被害者についての心境を中心に描きだしている作品のように感じた。
(宮部作品とはこんな感じの作品が多いのだろうか?)
正直「名もなき毒」しかまだ読んだことがないのだが・・・
しかし、後半部分での物語の急展開、結末と夢中になることは出来た。
他の宮部作品も読んでみたい。


No.80 8点 ビター・ブラッド
雫井脩介
(2008/01/28 06:24登録)
警視庁の新米刑事、佐原が主人公の作品である。
その佐原と初めてコンビを組むのが、実の父親でもある、ベテラン刑事の島尾・・・・
ギクシャクとした親子関係のなか、物語が進展していくが、親子でしか分からない繋がりを上手くまとめた、非常に良い作品であった。
先の先がどんどん読みたくなるような作品であり、作者の上手さをより一層感じることができた。
結末も大体は予想できたが、納得のいくものであった。
ぜひ読んでみて頂きたい!


No.79 8点 ブルータスの心臓−完全犯罪殺人リレー
東野圭吾
(2008/01/02 17:42登録)
相変わらずの東野作品であった。
最初から最後までスムーズに読むことが出来るし、事件の展開、進展、結末と、流れも非常に良く読みやすい。
犯人自らの事件へのかかわりもうまくまとめられており、ハラハラしながら読んだ。素直に面白かった。


No.78 9点 ダイイング・アイ
東野圭吾
(2007/12/04 20:13登録)
久しぶりの東野作品であったが、十分楽しむことが出来た。
今回のこの作品については、読んでいて何だか怖かった・・・

記憶を一部喪失した主人公が過去に死亡事故をおこしていたことを知らされる。なぜそんな重要なことを忘れてしまったのだろうか?事故の状況を少しずつ調べる始める主人公・・・
そして少しずつ記憶が蘇ってくる、その先に見えたものは・・・
誰もが少しずつ嘘をつき、誰かを陥れようとしている。

最初から最後まで一気に読んでしまった!
十分に読み応えのある内容のある作品であった。


No.77 7点 強奪箱根駅伝
安東能明
(2007/12/04 19:03登録)
放送局の配信網とインターネットがハッキングされ、箱根駅伝の中継がのっとられそうになる作品であった。
自分自身が若かりし頃に駅伝に夢中になっていた時期もあり・・・非常に夢中になって読めた気がする。
事件の展開、内容等も非常に読みやすく分かりやすかった。駅伝のノウハウについてよく調べているなと感心した。
スポーツ好きの方に持って来いの作品ではないだろうか。


No.76 6点 姑獲鳥の夏
京極夏彦
(2007/11/29 19:04登録)
初めての京極作品であったが・・・・
何とも言えない雰囲気の作品であった。
小説としての感じは悪くないのだが、ミステリーとしては・・・う~んどうなんだろう?
読み終えて・・・次の京極作品も読んでみようかと思う気持ちにはなった!


No.75 6点 町長選挙
奥田英朗
(2007/11/17 21:00登録)
伊良部作品の3作目となる作品であったが・・・・
正直、内容的に前作、前々作のほうが楽しかったような気がする。けれども笑うことは出来たのでこの点数である。

離島で起こる町長選挙に話を持っていく内容は面白いなと感じた。


No.74 7点 遠野伝説殺人事件
西村京太郎
(2007/11/17 20:51登録)
製薬会社の元・研究室長が新宿のマンションで殺される。
十津川警部が遠野での出来事が事件に関係すると動き出す。
登場人物の心の動きを上手く描いている作品だと感じた。
また思っていた結末との違いにも少々驚いた。
ストーリー的にも納得のできる作品であった。

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