home

ミステリの祭典

login
楽園

作家 宮部みゆき
出版日2007年08月
平均点6.00点
書評数5人

No.5 7点 シレン
(2010/10/28 19:48登録)
事件そのものより、関わった人間たちの心理描写メインで、いかにもこの作者らしい内容で、安心して楽しめる。
ただ、他作に比べて読み終わった後の余韻が少し弱い気がした。

No.4 4点 ミリ
(2010/04/12 01:05登録)
事件のキッカケになる少年の「超能力」の謎がどのような合理性で説明されていくのかと読み進めていくと、いつの間にかその謎が当然のように解決されていて残念だった。

No.3 4点 ある
(2009/05/16 17:42登録)
「模倣犯」で宮部みゆきにハマッた口なので,少し期待が大きかったのかも。
ラストの犯人を追い詰める描写は印象的でしたが,それまでがちょっと長く感じてしまいました。

No.2 7点 白い風
(2008/10/23 12:54登録)
文章自体は相変わらず読み易いね、でも上下770pは長いね。
それにこれ、「模倣犯」のスピンオフ的な作品なんですね…私、「模倣犯」読んでない…。
サイコミステリ的な要素もあり、面白かったけどその点が私には減点要素でした。
まずは「模倣犯」読んでからの方が楽しめると思いますよ。

No.1 8点 akkta2007
(2008/01/30 21:05登録)
長かった・・・が内容的にはそこそこ満足できる作品であった。
主人公である前畑滋子が、犯罪そのものよりも、周りの加害者・被害者についての心境を中心に描きだしている作品のように感じた。
(宮部作品とはこんな感じの作品が多いのだろうか?)
正直「名もなき毒」しかまだ読んだことがないのだが・・・
しかし、後半部分での物語の急展開、結末と夢中になることは出来た。
他の宮部作品も読んでみたい。

5レコード表示中です 書評