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ミステリの祭典

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sophiaさんの登録情報
平均点:6.94点 書評数:370件

プロフィール| 書評

No.90 6点 四日間の奇蹟
朝倉卓弥
(2014/04/14 20:58登録)
事故を契機に真理子が急に物語の中心に入ってきた印象を受けました。
それまであまり重要人物のような描かれ方をしていなかったもので。


No.89 5点 黒猫館の殺人
綾辻行人
(2014/04/14 18:58登録)
これまでの館シリーズとは異なり、読者を驚かせるためだけの叙述トリックです。事件そのものと結びついていませんし、振り幅が大きすぎて「なるほど」「やられた」という気持ちにはあまりなれません。あざとさを感じました。


No.88 10点 獄門島
横溝正史
(2014/04/14 18:37登録)
本格ミステリーとしての完成度の高さは言うに及ばず、鐘にまつわる運命の大いなる皮肉がこの作品の評価を強固なものにしていると思います。ちなみに子供の頃テレビで石坂浩二主演の映画を先に観たんですが、原作とは犯人がちょっと違っていました。ストーリー上例の四文字がどうしてもカットできないので現在は映像化できないかもしれないですね。稲垣吾郎主演のドラマシリーズでも確かやっていないと思います。


No.87 8点 本陣殺人事件
横溝正史
(2014/04/14 18:35登録)
ちょっと世の評価高すぎる気が。
シリーズ第1作ということで付加価値が付いているのかな。


No.86 2点 リアル鬼ごっこ
山田悠介
(2014/04/13 21:57登録)
確か文庫版では修正が加えられてるんですよね。
なので単行本で読むことをお勧めします(笑)


No.85 6点 13階段
高野和明
(2014/04/13 21:48登録)
読んだのはかなり昔ですが、大変に荒っぽい、穴だらけの作品だったことは覚えています。


No.84 9点 殺しの双曲線
西村京太郎
(2014/04/13 21:31登録)
西村京太郎を2時間ドラマ御用達の時刻表トリック量産作家だと舐めてはいけません。古臭さはどうしても否めませんが、これはクローズド・サークルものとしては高レベルの作品であると思います。あ、そこで切るのかという余韻の残る終わり方も好き。


No.83 8点 弁護側の証人
小泉喜美子
(2014/04/13 20:48登録)
もう終盤に差し掛かっているのに大した展開も起こらず、どう締めるのかと思っていたらこういうことでしたか。


No.82 9点 異邦の騎士
島田荘司
(2014/04/13 18:48登録)
間違っても最初に読んじゃいけない作品。
改訂完全版と両方読みましたが、さすがに改訂完全版の方が読みやすかったですね。


No.81 10点 斜め屋敷の犯罪
島田荘司
(2014/04/13 18:37登録)
これだけ鮮やかに図解できるトリックもそうはないでしょう。
並の作家が書いたらただのバカミスで終わる作品ですが、さすがの筆力で傑作に仕上がっています。
そして「占星術」に引き続いてやっぱり犯人の告白が泣ける。
律儀すぎるでしょう・・・


No.80 10点 占星術殺人事件
島田荘司
(2014/04/13 18:30登録)
これにコメントしてなかったとは。
前半は読みにくく、後半は無駄な部分が多い。
それでも10点を付けざるを得ない衝撃作。
トリックもすごいですが、この作品の肝は最後の犯人の告白にあると思っています。
涙なしでは読めません。


No.79 6点 幻夜
東野圭吾
(2014/04/13 18:18登録)
これはちょっといただけない。「白夜行」と同じ人が書いたとは思えない。もっとも私みたいな人のために続編なのか否かを曖昧にしたのかもしれませんが。それを「逃げ」と捉えるのは厳しいでしょうか。


No.78 10点 永遠の仔
天童荒太
(2014/04/13 18:01登録)
採点者数がたった3人なのに驚きました。
超長編作品に傑作なしと個人的には思っているのですが、これは例外。
長さが全く苦にならなかった。
読了すると憂鬱な気分になるのだがそれでも読みたくなる。
ただ一言言うならば、「白夜行」を抑えてこのミス1位になりましたが、ミステリー部分がメインの作品ではないですね。


No.77 7点 Xの悲劇
エラリイ・クイーン
(2014/04/13 17:48登録)
容疑者リストの枠外からフラッと犯人が出現したような感じで少々戸惑うのは否めません。
良作だとは思うが、世の評価ちょっと高すぎな気が。


No.76 10点 Yの悲劇
エラリイ・クイーン
(2014/04/13 17:38登録)
古今東西の本格ミステリーの中で最高の作品。
海外ものアレルギーの人もこれだけは読んでほしい。
「なぜ犯人は凶器にマンドリンを選んだのか」という謎が魅力的すぎる。


No.75 8点 エジプト十字架の秘密
エラリイ・クイーン
(2014/04/13 17:18登録)
ギリシア棺と並んで国名シリーズの代表作。大技を使いつつもプロットがシンプルで、ギリシア棺よりも遥かに読み易い。それ故か事件に全く関係ない人々で読者の混乱を図ったと思われる部分がちょっとマイナスではありますが。


No.74 8点 ギリシャ棺の秘密
エラリイ・クイーン
(2014/04/13 17:12登録)
ただ一人怪しかった人物が逮捕されて、「何だよそのまんまじゃないか」と思いきや大どんでん返し。間違いなく傑作なのですが、再読しようという気にはちょっとならないです。登場人物が多いですし、あまり本筋と関係ない部分で謎が入り組んでゴチャゴチャしすぎています。


No.73 7点 新参者
東野圭吾
(2014/04/13 17:06登録)
このミス1位だったので読みましたが、ちょっと期待外れでした。こういう各章リンク系には「白夜行」という超大作があるので、それに比べるとどうしても小ぢんまりとした印象になってしまいます。


No.72 4点 手紙
東野圭吾
(2014/04/13 04:51登録)
ただ説教臭いだけの作品。
しかもこの作品を通して著者が言いたかったことは、ちょい役のおじさんの口から全部語られる。
「さまよう刃」といい、社会派作品には向いていないのでは。


No.71 10点 白夜行
東野圭吾
(2014/04/13 04:30登録)
この作品を読んだのはもう10年以上前になりますが、今まで読んだ全ミステリーの中でも屈指の作品です。
東野圭吾の作品は相当読んだのですが、この「白夜行」だけ別人が書いたのか?と思うほど人物描写がリアルで、筆力が抜きん出ています。
長いので数日かけて読むつもりだったのが、つい夢中になり一日で読んでしまったことを覚えています。今後こういう作品に出会えるのでしょうか。

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