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ミステリの祭典

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肥しさんの登録情報
平均点:9.50点 書評数:4件

プロフィール| 書評

No.4 8点 クラインの壷
岡嶋二人
(2026/01/28 23:06登録)
導入から一気に物語に引き込まれた。メイントリックはシンプルで、序盤から薄々察しがついたが、オチには唸らされた。文章も読み易く、ゲームに関する設定は十分現代でも通用するもので、1989年に書かれたとは思えない色褪せぬ名作である。


No.3 10点 方舟
夕木春央
(2026/01/20 23:16登録)
驚愕の大どんでん返しと、緻密なロジックが融合したミステリ史に残る名作。
かなり評判になった作品であり、期待値を超えられるか不安だったが想像以上のクオリティだった。生き残るために殺人者を犠牲にするという前代未聞の設定と、犯人を特定する鮮やかな論理、最後に全てが覆される衝撃はどれも一級である。余りにも救いがないオチにも唸らされた。


No.2 10点 エレファントヘッド
白井智之
(2026/01/18 18:08登録)
まず、前提となる特殊設定に衝撃を受けた。解決編で提示される真相はどれも魅力的でパズラーとしての完成度が極めて高く、怒涛の伏線回収と切れ味鋭いロジック、盲点つく倫理観の欠片もない大トリックが詰まった現代ミステリの傑作。
好みは分かれるだろうが、作者ならではの世界観が全開なのもあり、個人的には「いけにえ」に匹敵する面白さだった。


No.1 10点 首無の如き祟るもの
三津田信三
(2026/01/15 20:59登録)
これまで読んだミステリの中でも3本の指に入る傑作。
前代未聞のトリックは勿論、たった一つのある事実から37の謎が氷解する構成の凄まじさや、怒涛の伏線回収、そして最後に訪れる大どんでん返しなど、ミステリとしての完成度が頭一つ抜けている。ホラーとの融合も見事で、雰囲気も素晴らしかった。

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