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ミステリの祭典

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そさんの登録情報
平均点:7.82点 書評数:11件

プロフィール| 書評

No.11 8点 バスカヴィル家の犬
アーサー・コナン・ドイル
(2018/11/05 02:41登録)
シリーズでは一番長い。
冒険とホラーの成分が多く。
最も意外性のあるところは第十一章の終わりのホームズの登場。


No.10 9点 時の娘
ジョセフィン・テイ
(2018/11/03 02:34登録)
素晴らしい歴史推理でした。
あの衝撃は今でも思い出せる。

真理は時の娘であり、権威の娘ではない。
ベーコンはそう言った。


No.9 7点 わたしたちが少女と呼ばれていた頃
石持浅海
(2018/11/02 18:58登録)
「解いたら、それでおしまい」の碓氷優佳が女子高生の時の話。
実に冷たい。

現実性のある日常の謎。推理だけの“安楽椅子探偵”。
『扉は閉ざされたまま』を先に読むほうがオススメ。


No.8 8点 ザ・ポエット
マイクル・コナリー
(2018/11/02 18:44登録)
ザ・ポエットすなわち詩人のあだ名を持つシリアルキラー。
探偵役(?)を務めるのは警察の双子が殺された新聞記者のジャック・マカヴォイ。コナリー以前もジャーナリストで、キャラクターにとてもリアリティーが感じられる。
ハードボイルドに本格が交わるサスペンスで、楽しめた逆転。
ミステリの楽しみを教えてくれた一冊。


No.7 9点 シャーロック・ホームズの冒険
アーサー・コナン・ドイル
(2018/11/01 23:45登録)
ビクトリア時代の風情を感じられるシリーズにおいて一番高い評価を受ける本作、そしてあの世界でもっとも有名な探偵。
盛りだくさんな短編集。満足していた。

ついでに、「赤い紅玉」ではホームズ唯一に正当な理由のない犯罪者を大目に見てやった。情にもろいホームズなのだ。


No.6 6点 テロリストのパラソル
藤原伊織
(2018/11/01 23:02登録)
その冷静の中に、やさしさがある無欲恬淡な主人公でした。
ストーリーも魅力だが、偶然が多く点はちょっと不満あり。


No.5 6点 白夜行
東野圭吾
(2018/10/31 23:03登録)
悲しい物語と思う。
その影響は長く続いた。


No.4 7点 カディスの赤い星
逢坂剛
(2018/10/30 19:41登録)
当時はハードボイルドとして読んだ。スペインの異国風情は満載。
東西のハードボイルドを含めて一番好きなヒロインだが、結局彼女もハッピーエンドに辿り着けなかった。実に惜しい。
ハードボイルドは常にこういうことになり、仕方がない。なぜ悲劇を好まないオレはハードボイルドに惚れたのか。


No.3 9点 扉は閉ざされたまま
石持浅海
(2018/10/28 22:00登録)
不思議な性格を持つ女探偵・碓氷優佳初の登場。実に気に入った。
緊迫感により一気に読み終わった。


No.2 7点 ナイトホークス
マイクル・コナリー
(2018/10/28 21:19登録)
原題はThe Black Echo(ザ・ブラック・エコー)だが、邦題は絵のナイトホークス(Nighthawks)となった。
マイクル・コナリーの処女作であるが、完成度はそれを思えないほど高い。
当時は本書によりハードボイルドに興味を持ち始め、同作家の作品をいっぱい読んだ。ボッシュとエレノアの関係は実に複雑と思う。


No.1 10点 緋色の研究
アーサー・コナン・ドイル
(2018/10/28 20:14登録)
ホームズ初めての出番。
中学の時ミステリの扉を開けて初めて見たもの、今でも探偵の中でホームズが一番好き。

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