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ミステリの祭典

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ボナンザさんの登録情報
平均点:5.21点 書評数:1644件

プロフィール| 書評

No.1224 5点 鷺と雪
北村薫
(2021/09/24 12:54登録)
こう終わらせたか、と唸った。まあ現実的ではないけど、容赦のない世相の中に少しでもロマンチックさを出したかったのか。


No.1223 5点 白い悲鳴
笹沢左保
(2021/09/23 12:01登録)
近年立て続けになぜか復刊されたものの一つ。どこか厭世的な語り口の短編集で、どれも慣れている人は真相に驚かないだろうが、なぜか引き込まれるものがあった。


No.1222 5点 眼の壁
松本清張
(2021/09/23 11:57登録)
ゼロの焦点同様、素人探偵が事件に立ち向かっていくというある意味リアリティのない話を事件のテンポや設定で上手く社会派に仕立て上げているのは流石だと思う。


No.1221 6点 殺人鬼(角川文庫版)
横溝正史
(2021/09/20 20:17登録)
残りの三作も悪くはないが、百日紅が突出しているのは確か。


No.1220 8点 風果つる館の殺人
加賀美雅之
(2021/09/19 21:04登録)
トリックの豪華さは前二作に譲るが、全体の入り組み方が凝っていて素晴らしい。これが最後の長編になったのが返す返すも惜しい・・・。


No.1219 5点 運命の八分休符
連城三紀彦
(2021/09/18 21:13登録)
連城の文学面とミステリー面がうまく融合した連作だと思う。読んだ後しみじみする。


No.1218 5点 張込み
松本清張
(2021/09/18 21:11登録)
一年半待てとカルネアデスの板はタイトルと中身のギャップで拍子抜けに思えてしまうのが残念。


No.1217 5点 幽霊男
横溝正史
(2021/09/16 20:34登録)
乱歩風のものを狙ったのかもしれないがいやらしさというか鬼気迫るものが感じられず。ミステリとしては中々。


No.1216 6点 玻璃の天
北村薫
(2021/09/16 20:32登録)
ミステリと登場人物と時代背景をうまく組み合わせた良質な第二集。


No.1215 6点 文学少女対数学少女
陸秋槎
(2021/09/14 21:34登録)
タイトルと設定から漂う麻耶臭だが、翻訳のためか本編からはそこまで近いものを感じない。


No.1214 5点 悪魔の降誕祭
横溝正史
(2021/09/12 20:41登録)
金田一が巻き込まれる形の短編集。ミステリとしてはまずまずだが、シリーズ的には印象深いのが女怪。


No.1213 4点 スキュラ&カリュブディス 死の口吻
相沢沙呼
(2021/09/12 20:39登録)
一冊でまとめるのにやや無理があったか。消化不良な感じが否めない。


No.1212 4点 砂の器
松本清張
(2021/09/11 19:54登録)
これと犬神家は明らかに映画によって面白くなった作品だと思う。原作は淡々としているので、私には歴史的名作と呼べるほど心に残らない。


No.1211 5点 水に眠る
北村薫
(2021/09/07 20:29登録)
一人称のじんわり来る語り口と絶妙な会話の間合いが楽しめる良作ぞろい。


No.1210 5点 新・本格推理01モルグ街の住人たち
アンソロジー(国内編集者)
(2021/09/07 20:27登録)
その後芽が出る人とでない人の差がよく分かる。


No.1209 6点 検事 霧島三郎
高木彬光
(2021/09/04 20:38登録)
破戒裁判や白昼の死角とはまた違った大衆小説家高木の名作。
仕方ないけど恭子さんはもう少し頭使って・・・。


No.1208 5点 時間の習俗
松本清張
(2021/09/03 12:24登録)
点と線の系列だが、アリバイ崩しとしてはこちらの方が凝っていると思う。


No.1207 5点
横溝正史
(2021/09/03 12:22登録)
異常性癖に焦点を当てた、ある意味正史らしい短編集。短編のせいかやや描写が淡泊なのが残念。


No.1206 6点 変調二人羽織
連城三紀彦
(2021/09/03 12:21登録)
どれも見事に決めてくれる洒落た短編集。初期だけあって切れ味抜群。


No.1205 3点 太宰治の辞書
北村薫
(2021/08/31 12:26登録)
奇跡の復活、というよりはファンサービスの一環かな。

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